アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

抱っこは何歳まで続くの?子どもが抱っこして欲しがる理由から導きだされる答えは?

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こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。

 


最近、2歳になる下の娘が「抱っこ魔」になっています。
朝起きてから夜寝るまで、ことあるごとに「だっこして!だっこしてよ!」と抱っこしてもらうまでず~っと私の後をついて回っています。

私もなるべく娘の「だっこして!」に応えるようにしてはいますが、発育の良い娘はすでに体重が13kg。
頻繁に抱っこするにはちと厳しい重さになってきました(´∀`;

それでもまだ次女ぐらいなら片手抱っこで自分の用事も済ませられるのでなんとかなるのですが、大変なのは長女の方。

この春から小学生になる長女もまた「抱っこ魔」なんです('・c_・` ;)

次女よりさらに発育の良い長女の体重は24kg。

もう母の腰を破壊する威力を持つほどに成長しました。

それでも毎日「だっこ!」と次女と一緒に抱っこをせがみます。
この要求にもなるべく応えようとは思っていますが、いかんせん重すぎる・・・。
なので6割ぐらいはおんぶで勘弁してもらってます(。-∀-)


こんな感じで毎日抱っこ&おんぶ攻撃されながら過ごしていると、ふと「抱っこっていつまで続くんだろう?小学生になっても抱っこ抱っこって、変なのかな?」と疑問に思うことがあります。

そこで今回は抱っこはいつまで続くのか(続けるのか)を私なりに調べてまとめてみました。

抱っこで悩んでいるお母さんの参考になれば嬉しいです。

 

 

 

抱き癖がつくから抱っこしないほうがいい?


年配の人はよく「抱き癖がつく」という言葉を使うことがあります。

「抱き癖」とは、赤ちゃんの頃に「泣いたらすぐに抱っこ」を繰り返していると、赤ちゃんが「泣けばすぐに抱っこしてもらえる」という癖がついて手がかかる子どもになってしまうという考え方のことを言うようです。

では「抱き癖」は本当にあるんでしょうか?


科学的な根拠はわかりませんが、「抱き癖」はあると考える人は少なくありません。
赤ちゃんは泣くことで様々な感情を表現して、自分の欲求を満たす結果が得られるようにアピールします。
抱っこすることで赤ちゃんが泣きやむということは、泣くことで「抱っこしてほしい」という欲求が満たされるという学習につながります。
泣けば抱っこしてもらえる=抱き癖という風にとらえれば、抱き癖は「ある」と言えますね。

こう言うと、「抱き癖があるなら、やっぱり抱っこはしない方がいいんじゃないの?」という考え方になってしまいがちですが、それはちょっと違います。

そもそも「抱き癖」=「良くないこと」という考え方に問題があるようです。

それは昔と現代の家事の状況を考えるとよくわかります。
現代の家事はとても便利な道具が増え、ご飯もタイマーで炊飯器が勝手に炊いてくれますし、洗濯機も全自動。乾燥機まで使えば干す手間もありません。食事の後の洗い物も食洗機に任せればOKですし、掃除機も昔と比べて機能が良くなって楽に掃除ができるようになりました。

 一昔前までは家事の主な作業が手動によるものが多く、子どもが泣くたびに抱っこしていたら家事がまったくはかどらないという状況があったため、抱き癖をつけないようにして家事に支障が出ないようにしていました。

こうしたことから、抱き癖そのものが悪いのではなく、抱き癖がつくと日常生活が大変になりやすいという考え方から「抱き癖をつけない育児」が推奨されてきたようです。

 

現代の家事は前述のように以前に比べて格段に楽になっています。

その分「抱き癖」がついてしまってもある程度は許容範囲であるという考え方にシフトしてきました。

以前のような「抱き癖をつけない育児」によっておこり得る様々なリスクを考えると、今では「泣いたらすぐに抱っこしてあげる」という、言い換えれば「抱き癖をつける育児」によるメリットの方が大きいと考えられています。

 

抱っこがもたらすメリット

抱き癖をつけないために泣いてもすぐ抱っこしないでいると、赤ちゃんはだんだん「泣いても自分の欲求を満たしてくれない」と学習してしまい、徐々に泣くこと自体をやめてしまうケースがあります。

これがいわゆる“サイレントベビー”です。

サイレントベビーになってしまうと、成長しても感情表現がうまくできなかったり、情緒面に何らかの問題を抱えてしまう危険性があるといわれています。

 

サイレントベビーになるのを防ぐためにも、抱っこはとても大事なことです。

泣いたらすぐにお母さんが抱っこしてくれる、という安心感が親子の信頼関係を強くし、その中で自己肯定感が育まれます。

こうして親子間の信頼関係が十分構築されることで、将来周りの人たちとの信頼関係を築く上での基本ができあがっていきます。

 

子どもが少し大きくなって言葉を話せるようになってからも、抱っこによる信頼感の獲得は続いていきます。

言葉が話せると言ってもまだ大人のように気持ちをすべて表現することはできず、悲しいとき、痛いとき、辛いとき、寂しいときなどの微妙な感情の違いを言葉で言い表せるようになるのは小学校高学年ぐらいならないと難しいと思います。

ただ全てにおいて「不安」という要素が含まれているため、その「不安」を取り除く手段として「抱っこ」を求める場合が多くあります。

子どもは漠然とした「不安」を一人で解消する方法がわからないため、一番身近なお父さんやお母さんと触れ合うことで安心感を得ようとします。

その一番手っ取り早い方法が「抱っこ」というわけなんですね。


抱っこをやめるのは何歳?

抱っこが子どもの成長過程においてとても重要な要素であるということをお伝えしてきましたが、「じゃあいつまで抱っこしてあげればいいの?」という疑問が出てくる人もいると思います。

 

答えは簡単♪

「いつまでも」

です。

 

子どもが抱っこしてほしいなら、何か抱っこしてほしいと思う理由があるんですね。ただ単に甘えたいだけかもしれないし、実はもっと深いところに原因があるのかもしれない。

そういう時は、どんどん抱っこしてあげたらいいと思います。

抱っこすることで不安がなくなって気持ちよくなれるなら、いくらでも抱っこしてあげるのがいいんじゃないでしょうか。

 

お母さんに余裕がなくて抱っこできない時があるかもしれません。

身体的に抱っこできない状況があるかもしれません。

そんな時は無理せずギュッと抱きしめるだけでもいいと思います。

頭を撫でてあげるだけでもいいと思います。

出来ることをできるだけ。

ほんの少しのスキンシップでも、そこから得られる信頼感の積み重ねが子どもの心を育てていくんだと思います。

 

まとめ

毎日「だっこして!」と連発している子も、いつかは成長して親からだんだん離れていってしまいます。

いい年した大人が「抱っこして!」とは言いませんからね(・・;)

「だっこして」と言ってくれるのも今のうちだけ。

私も子どもたちが「だっこして!」と言ってきてくれるのを喜べるくらいの余裕をもって毎日過ごしていきたいと思います。

 

それにしても長女抱っこを継続するにはまず筋トレからかな・・・(´∀`;