こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。
はじめての夏休みも無事終了し、いよいよ二学期が始まりました。
学童のおかげで大きな生活サイクルの乱れがなかったのが幸いですが、起床時間は休みの間よりも1時間繰り上げになり、すっかりのんびり癖がついてしまった私にとってはまた慌ただしい日常が戻ってきました(^_^;)
娘はというと、寝起きこそ少しグズグズとしたものの、その後はしっかり支度を終えて、時間通りに元気よく「行ってきます!」と出かけていきました。
新学期が始まるにあたって心配していた『母子分離不安』の様子は微塵も見せず、それどころか、
「ママは来なくていいからね!」
と胸を張って宣言するほど、娘の顔には自信が満ち溢れていました。
やった!
すごいじゃん!╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
娘は母の予想を遥かに超えて大きく成長していました。
もうきっと『母子分離不安』が顔を出すことはないでしょう。
長女の『母子分離不安』に寄り添った日々はほんの数ヶ月前のことなのに、今となってはすごく昔のことのように懐かしく感じられます。
今日はそんな日々を綴ったブログを読み返しながら、『母子分離不安』を乗り越えようと試行錯誤してきたあの頃をもう一度振り返って、経験してきたからわかることを改めて書き出してみたいと思います。
同じような悩みや不安を抱えた方の参考になれば幸です。
『母子分離不安』のはじまり
楽しみにしていた小学校生活がはじまり仲良しのお友達と一緒に登校し始めたのも束の間、入学から2週間目にして突然登校時に泣けてしまうようになりました。
それまでドアtoドアで母が送り迎えしていた保育園とは違い、お友達と一緒とはいえ、ほとんど知らない道を歩いて登校することの不安感。
普段から車移動しかしていなかったので、「道を歩く」というごくごく一般的な経験があまりにもなさすぎたんです。
これは本当に私のミスでした。
もっと前もって通学路を歩く練習をしておくべきだった。
その後は娘と一緒に登校する中で、「道を歩く」ことの楽しさを体感しながら少しずつ慣らしていくようにしました。
心の“トゲ”を見つけた日
なんとかして娘を安心させようと必死になっていた頃の記事です。
知らないうちに自分もいっぱいいっぱいになっていました。
「もう何もしなくていいよ。どこか遠い所へ行こう」
何もかも投げ出して、娘を連れて飛び出したこともありました。
今となってはどうしてそんなことになってしまったのか思い出せないほど、他愛のないことがきっかけだったと思います。
そのくらい病んでいたんですね。
そんな時、娘も同じように些細なことが引っかかって心の“トゲ”になっていたことを知り、ふっと我に返りました。
「なんだ、言ってくれなきゃわかんないよ」
そう思ったのはきっと私だけじゃないはず。
きっと私も心の“トゲ”を抱えたまま過ごしていたから。
周りにしてみれば、私の言動こそ「言ってくれなきゃわかんない」ものだったんだろうと思います。
今だからわかることなんですけどね。
何もなくて良かったと今さらながらホッとしていますが、あの時の私は明らかにキャパオーバーで正常な判断能力が失われていたと思います。
不安と向き合う日々
この日を境に、私と娘は自分の正直な気持ちを話し合うようになりました。
娘が抱える不安が具体的にわかり、私の接し方も変化しました。
不安が解消されていくと、みるみるうちに娘の表情が明るくなっていき、出口が見えてきたような気がし始めました。
行きつ戻りつ…
明るい兆しが見えたと思ったのも束の間、ほんの些細なことでまた振り出しに戻ってしまうこともありました。
少し良い兆しが見えて、私も気が抜けてきたのかもしれません。
先を急いでしまっていた感も否めません。
お友達の言葉で奮起して私の手を離せるんじゃないかな~なんて甘い考えもありましたが、実際には全くの逆効果でした。
娘の気持ちにしっかり寄り添わないと、と改めて思い直した一件でした。
突然の気持ちの変化
とにかく毎日楽しく過ごせればそれでいい、と良い意味で開き直って日々を過ごしていると、ある日突然娘の気持ちに変化が訪れました。
それまではほぼ振出しに戻ったんじゃないかってくらいの状況だったのに、一気に自分から歩き出したんです。
この時の感動は今思い出しても涙が出そうです(´;ω;`)ウゥゥ
そして、付き添い登校を始めてから2ヶ月。
ついにその時が訪れました。
勇気を振り絞って一歩踏み出した時から、この日まで本当にあっという間でした。
こちらの方が置いて行かれたような、なんだか寂しい気持ちになったものです。
それ以降、一度も「一緒に来て」と言われたことはなく、毎日お友達と楽しそうに登校していました。
新学期を迎えて
そして新学期を迎えた今朝。
「なんだか重いね」と久しぶりに背負ったランドセルの重みに少し戸惑いながらも、元気に手を振ってお友達と登校していきました。
実は出掛けるその時まで、少し不安もありました。
というのも、ここ1週間くらいの間、なんとなく学校が始まるのが憂鬱そうな顔をしていたから。
夏休みが終わってしまって寂しいのか(ずっと学童通いだったから言うほど寂しいということもないでしょうけど)、それともまた学校に行くことの不安を感じているのか、傍から見ている分には判断がつかなかったので…。
一応「学校行くの嫌?」と聞いてみたんですが、「ううん、嫌じゃないよ」とのことだったのでそれ以上深追いすることはせず、そっと見守ることに。
今朝も特に私は支度をせず、玄関先で見送るつもりで事を進めていました。
すると突然、娘がこう言ったんです。
「ママ、前に『きっとママなんてもういらないよ~(一緒に行かなくていいよという意味で)って思う時が来るよ!』って言ってたでしょ?その通りだったね!もうママなんていらないよ」
な、なんと!!
娘を励ますつもりで言った言葉をしっかり覚えていてくれたんです。
「ママなんていらない」
ちょっとドキッとする言葉だけど、その本当の意味がわかってるからすごく頼もしく感じました。
これでもう本当に大丈夫。
「行ってきま~す!」
そう言って歩き出した娘の顔は朝日に負けないくらいキラキラ輝いていました。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これで長女の『母子分離不安』に関する記事は一段落ということになります。
今までたくさんの温かいお言葉をいただき、本当にありがとうございました。
今回の画像は前を向いて歩く娘の姿をイメージして、「ひまわり」にしました。
これからも愛する娘たちと一緒に前を向いて歩いていきたいと思います!