アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

【回顧録】長女の妊娠~出産⑦ 母性で乗り切った入院生活

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こんにちは、あやぞうです。

 

長女の妊娠~出産レポ、第7回目です。

今回は産後の入院生活の記録です。

 

前回までの記事

長女の妊娠~出産① はじめての陽性反応~妊娠確定まで
長女の妊娠~出産② つわりと職場への報告
長女の妊娠~出産③ 妊娠後期から最後の妊婦検診まで
長女の妊娠~出産④ 前駆陣痛からの長い道のり
長女の妊娠~出産⑤ ついに産まれました!
長女の妊娠~出産⑥ 産後の母体は“満身創痍”

 

母性で乗り切った入院生活

私が出産した総合病院は、基本的には母子同室で過ごす方針です。

私も産前のバースプランでは産後すぐの母子同室を希望していました。

ところが、これまで書いてきた通り、予想外の難産のため産後の母体はボロボロ、とてもすぐに赤ちゃんのお世話をできるような状態ではありませんでした。

出産当日の夜は前回書いたので、今回は出産翌日から退院までを綴っていきます。

 

自力で立ち上がれない

発熱&血圧低下騒動も落ち着いた出産翌日の朝、助産師さん付き添いのもと産後初めてのトイレへ。

「じゃあ、トイレ行きましょうか?」との声に「は~い」と軽く答えてベッドから片足を下ろして踏み込んだ瞬間、

 

ぐ、ぐふぅっ!

 

とあまりの痛みに思わず声にならないうめき声を発してその場に崩れ落ちました。

 

な、なんなの、この痛さ!!マジ尋常じゃない!!

陣痛の痛みとはまた違う、明らかにヤバい痛さ。

あぁ、そうだ、そうだった…。

ドレーンとガーゼが詰まってるんだった。

傷自体が痛いんだか異物が当たって痛いんだかわからないけど、とにかく痛すぎて立ち上がるなんてムーーーーーリーーーーー!!

「無理しないでくださいね~(^▽^)」by助産師

って、こうなるのわかってるなら先に教えてよ…。

 

私がいた処置室はベッドのすぐ奥に専用のトイレがついていて、言ってみれば簡易個室みたいなものなので、ほんの数歩歩けばすぐトイレなんだけど、その数歩がムリ。

結局最初のトイレは助産師さんに抱えられて移動し、用を足した後も再び助産師さんに抱えられてベッドに戻りました。

当然ですが、痛すぎて座ることもできません。

よくある会陰切開縫合後のひきつれとかそんなんじゃなくて、もっと内臓をえぐられるような強烈な痛さでした。

ドーナツクッション持参してたけど、そんなもんじゃ追い付かなかった…。

上から圧が掛かると痛いので、食事もベッドの背もたれを少し起こして寝たままで食べました。

こんな状況でも、時間になると授乳のためコットに乗って娘がやってきました。

起き上がれないので添い乳するんですが、慣れてないからうまくできないし、そもそもまだ母乳がちゃんと出なくて大苦戦!

不足分はミルクを足してなんとか乗り切りましたが、ちゃんと抱っこしてあげられないのは辛かったな。

 

母子同室に向けてリハビリ

時間が経つにつれ、徐々に痛みにも慣れてきて(慣れればいいってもんなの?) 、自力でトイレに行くこともできるようになりました。

傷の経過も順調で、ガーゼとドレーンも取れて少し快適になりました。

その頃、病室に空きができたので移動しますか?との連絡が。

やっとこの独房みたいな処置室から出られる~!

と喜んだのも束の間、「あ、でもトイレまで距離があるから、自分でトイレまで歩けるようにならないと無理ですね」と言われて却下されてしまいました。

トイレぐらい行けるもん!と頑張って処置室から一般病棟のトイレへと向かったところ、5mほど進んだところで力尽きてナースコール、車いすで処置室へ返送されるという…。やっぱムリでした(;^ω^)

この頃は歩行時には痛みはあまり感じなかったんですが、少し歩くと下腹に力が入らなくなって、立ち姿勢を維持できずへなへなと崩れ落ちてしまっていました。

どっかの筋肉が損傷してたんですかね?原因は確認しなかったのでいまだにナゾです。

その後、点滴のスタンドを杖代わりにしながら何度か無謀なチャレンジを続け、少しずつ歩行距離が伸びてきて一応自力でトイレまでたどり着けるようになったので、その日の夜に病室を移動させて貰い、翌日から母子同室をスタートすることになりました。

 

母子同室~退院

移動した先は4人同室の大部屋でした。

個室も空いてたけど、差額ベッド代がもったいないし、閉所恐怖症の気があるから個室でひとりぼっちはちょっと不安だったので(´∀`;●)

ここでも初めのうちは背もたれを起こして横向きになってご飯を食べてたんですが、途中から交替して担当してくれた助産師さんから「そんなんじゃだめですよ!ちゃんと起きないと!」ってめちゃ怒られた時があって、その時は辛かったな~。

結局その方は、私の状況が正確に伝わっておらず、単純に楽しようとしてると思ったみたいで、後になって慌てて「ごめんなさいね~!知らなくて…大変だったのね」と平謝りされました。

他にも入院中に何度か「うまく情報が伝わってないなぁ」と感じることがありました。

総合病院だからか、時間で担当がどんどん入れ替わってしまうので、情報伝達がうまくいっていないケースがあるようです。っていうか、病院で伝達漏れってけっこうヤバくない!?

ちょっとでもおかしいな?と思ったら自分からガンガン言った方が賢明です。

 

母子同室になってからは、自分の傷の痛みなんて気にする暇がないくらい娘のお世話に追われて過ごしていました。

初めのうちは、娘をコットから抱きかかえてベッドに腰掛けるだけで冷や汗ダラダラでしたが、それも徐々に慣れて、3日目くらいからは持参したドーナツクッションが大活躍。

腕には点滴の針が刺さってたけど、意外と気にならずに抱っこできました。

時々血液が逆流しそうになったりしてたので、普通の状態だったら相当痛かったりしただろうに、もう産後のいわゆる“母性本能全開状態”だったので痛みも麻痺してたみたいです(;・∀・)

 

入院中の一番の仕事といえば、赤ちゃんへの授乳とオムツ替え。

私は母乳とミルクの混合だったので、母乳を与えたあとにミルクを作って飲ませ、終わった後はその都度哺乳瓶の洗浄をして返却していました。

 

当時の授乳と排泄の記録です。

長女の時は何でもかんでも記念にとっておいたので、奇跡的にこんなものまで残ってました。次女の時は…もう言うまでもないですねw

おっぱい⇒〇、ミルク⇒M00(ml)、おしっことうんちは正の字を書いて数えます。

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よく育児日記でずっとこうして記録を付け続けているお母さんがいらっしゃいますが、私は入院中だけで終わりました(;^ω^)マメなお母さん、尊敬します!

私はもともとかなりのズボラなんでねwwwこの時点でもところどころ抜けてるし。

 

娘はというと、ミルクを足していたからか結構寝てくれて、ほとんど手が掛からずお世話はとっても楽でした。

それでも疲れた時などはセンターで預かってもらって休んだりしました。

総合病院でも「こうしないといけない」という決まりはほとんどなく(例えば、授乳は絶対〇時間おき、とか)、お母さんのケアが第一という感じでとても過ごしやすかったです。

 

入院中の珍事件!?

入院中の一番の思い出といえば、娘のウ〇チ事件ですwww

退院の日の朝、娘のオムツを交換しようと開いた瞬間…

 

ププププッ!! 

 

ありえない勢いでウ〇チ発射!

とっさに避けて顔面直撃は回避しましたが、シーツはウ〇チまみれ、着替えたばかりの退院用の私服も被害甚大…。

よく男の子のオムツ交換は気を付けないと飛んでくるよ~とは聞きますが、まさか女の子で、しかも大の方が飛んでくるとは…!

当のご本人はスッキリすまし顔www

 

旦那にLINEで「娘にウ〇チかけられた~!着替え持ってきて~」とSOSを送ってなんとか退院時までに着替えを届けてもらいましたが、旦那は「全く意味がわからん」と苦笑いでした。

私もこの時初めて「新生児のウンチはおしっこみたいに飛ぶ」ということを知りましたw

娘が出産したら、ぜひこの話を披露してあげようと大事に寝かせているネタですwww

 

退院前の娘。

沐浴をしてすっかり綺麗になりました♪

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長女の妊娠~出産レポまとめ 

7回にわたってお届けしてきた長女の妊娠~出産レポ、いかがでしたでしょうか。

私自身、書きながら当時のことを懐かしく思い出し、楽しく書き進めることができました。お陰でめっちゃ長くなったけどね!

記憶は鮮明に蘇りますが、不思議なことに痛みの体感は戻らないんですね。

めちゃくちゃ痛い思いしたはずなんだけどな~。夢だったか?

「出産の痛みは時間が経つと忘れるようにできている、だからあれだけの痛みを経験しながらもまた子供を産みたいと思えるんだ」とどこかで聞いたことがあります。

本当にその通り。

あんなに大変な思いをしたのに、また赤ちゃんを産みたい!と思っちゃうんですよね~。

母って不思議。

あと10歳若かったら、もう何人か産んでたかも。

年齢的にもそうだけど、体力も体調も年々落ちていく一方なので、あとは娘たちに期待して、早く孫の顔を見たいな~と思う今日この頃のアラフォーママです。

いや待て、下の娘まだ3歳だぞwww アラカンまでは頑張れ!!

 

さぁ、この勢いで次女の妊娠~出産レポまでぶっ飛ばしていくぞ~!

もうしばらくお付き合いくださいませ(*- -)(*_ _)ペコリ

 

 

では。

 

 

【追記】

続きはこちら。

mamazakki.hatenablog.com