こんにちは、あやぞうです。
今朝、長女がなんだか赤い顔をして起きてきました。
先週末に次女が熱を出していたので、風邪がうつったのかと熱を計るも36.5℃。
思いっきり平熱じゃん
いや、熱があっても困るんですけど。
部屋の中が暑かったので火照って赤くなってるのかな~と思い、その場はそのままさして気にも留めずに通常通り朝ごはん~登校準備を進めていました。
出掛ける寸前にもう一度長女の顔を見ると、やっぱりいつもと違う赤さな気が。
もしかしたらリンゴ病なんじゃないの~?
かもね~。だって○○ちゃんリンゴ病でほっぺ真っ赤だったもん。
…な、なんですと!?
待て待て待て、
冗談半分で言ったつもりだったけど、これはもしやホントにリンゴ病!?
リンゴ病ってよく聞く名前だけど、詳しいことは全然わかりません。
慌ててGoogle先生に聞いてみることにしました。
すると予期せぬ結果が次々と明らかに…?
リンゴ病ってどんな病気?
そもそも「リンゴ病」と言ってもほっぺがリンゴみたいに赤くなるぐらいしか思いつかないけど、一体どんな病気なんでしょうか?
国立感染症研究所によると、以下のとおり。
伝染性紅斑(Erythema infectiosum)は第5病(Fifth disease)とも呼ばれ、頬に出現する蝶翼状 の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹性疾患である。両頬がリンゴのよう に赤くなることから、「リンゴ(ほっぺ)病」と呼ばれることもある。本症の病因は長く不明であっ たが、1983年にヒトパルボウイルスB19(human parvovirus B19:以下B19)であることが提唱さ れ、その後の研究によって確実なものとなった。
出典:「伝染性紅斑とは」(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html
やっぱり頬が赤くなるのが特徴なんですね。
そして伝染性ということは「周りにうつる」ということ。
え!?じゃあ学校に行ったら、友達にうつっちゃうんじゃないの?
と思ったら、リンゴ病は頬が赤くなる頃には既にウイルスの排出は終わっているのでうつらないんだそうです。
ん?どういうこと?
実はリンゴ病には潜伏期間があって、頬が赤くなる7~10日前に発熱や倦怠感、鼻水などの風邪のような症状が出る時期があるんですが、その時期が一番ウイルスを排泄しているんだそう。
つまり、リンゴ病だとわかるのは頬の赤さが決め手なので、わかった頃には感染のピークを過ぎているという、感染を防ぐのが難しい病気なんですね。
娘も「クラスのお友達がリンゴ病でほっぺが赤かった」って言ってたけど、そうなる前の時点ですでに娘に感染してたのかもしれません。娘のリンゴ病は確定ではないですけど。
大人は頬が赤くならない!?
「リンゴ病=頬が赤くなる」
というのは定説ですが、実は今回意外な事実を知ることに。
実は、大人は頬が赤くならないことが多いんだそう。
大人の場合はリンゴ病にかかっても、その特徴とされる頬の紅斑や体幹の網状皮疹といわれる発疹が出ることは少ないため、リンゴ病とわかりづらいことが多いそうです。
大人のリンゴ病の症状で多いのは、関節痛や手足のむくみとのこと。
へぇ~、そうなんだ…って、あれ?待てよ?
そういえば私、2週間ほどまえに発熱してからずっと酷い肩こりのような痛みが続いてるし、昨日の朝は手の指がパンパンに浮腫んで真っ赤になってて「何で???」って、なってたところだったんだけど、まさか…。
しかも、旦那は最近になって急に「肘が痛い」って言い出して、昨日整形外科に行ったけど原因不明って言われて納得いかないって話したばっかり。
もしかしてそれって…
リンゴ病が原因だったとか!?
確かにそう考えるとすべてが解決するかも。
そうか、リンゴ病とは盲点だったな。
じゃあもしかして、先週の次女の熱も…?
てことはそろそろ次女もほっぺが赤くなる頃…?
もしリンゴ病だったとしても、既に感染時期は過ぎてしまってるのでどうしようもないけど、一応注意してみておこうと思います。
…( ゚д゚)ハッ!
そういえばすっかり忘れてたけど、次女の熱が下がった後、目の周りに赤い発疹が出てた!
てっきり私は何か食べ物でじんましんが出たか、アトピーの疑いがある子なので汗で痒くて湿疹になってるのかと思ってたけど、もしかしたらそれもリンゴ病だったかも。
なんだ、結局みんなリンゴ病なんじゃん。
もうここまでくるとほぼ確定でいいかと。
リンゴ病が原因だったら、もう少しすれば私と旦那の症状も良くなるのかな。
だとしたら是非リンゴ病の方向でお願いしたいところですwww
2019年はリンゴ病の流行年?
少し前にも読者登録させて頂いている方のブログで「リンゴ病になりました」っていう記事を見かけていましたが、実は2019年は4年ぶりのリンゴ病の流行年といわれているそうなんです。
リンゴ病は4~5年ごとに流行年があるそうで、2001年 、2006年、2010年、2015年ときているので、まさに今年がドンピシャ!
すでに患者数も増えているようなので、今後さらに感染数が増加する予想とのこと。
流行するとわかっていても、潜伏期間~風邪症状の頃が一番うつりやすい時期なので、見た目でリンゴ病と判断するのは難しいのが厄介ですね。
私もまさかリンゴ病なんて考えてもいなかったので、熱が下がったら普通にあちこちで歩いてしまっていました(咳も鼻水もなかったので疲れだと思い込んでました)。
今年はもし風邪のような症状や急な発熱などがあったら、リンゴ病を疑ってみることも必要かもしれません。
妊婦さんは気を付けて!
通常、子どもも大人もリンゴ病になっても重篤な症状を起こすことはありませんが、妊娠中にリンゴ病に感染すると、赤ちゃんに影響が出る可能性があるため十分に気を付ける必要があります。
B19感染症で注意すべきものの一つとして、妊婦感染による胎児の異常(胎児水腫)および流 産がある。妊娠前半期の感染の方がより危険であり、胎児死亡は感染から4〜6週後に生ずる ことが報告されているが、妊娠後半期でも胎児感染は生ずるとの報告もあり、安全な時期につ いて特定することはできない。
出典:「伝染性紅斑とは」(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html
妊娠中にリンゴ病に感染しても問題なく出産できるケースの方が多いので、感染してしまったからといって必ずしも赤ちゃんに影響が出るとは限らないそうですが、できれば感染しないに越したことはないので、リンゴ病の流行期には感染予防に努めるようにしましょう。
もし上のお子さんの通う幼稚園や保育園でリンゴ病が流行しだしてしまったら、落ち着くまで一時的にお休みした方がいいかもしれません。
外出時にはマスクを着用し、外から帰ったら必ず手洗いうがいを徹底しましょう。
リンゴ病は家族間の感染が非常に多いので、流行期は家族全員に協力してもらうことも重要です(祖父母やお友達など来客の方にも事情を説明してお願いしましょう)。
まとめ
ということで、長女の頬の赤みからまさかの一家全員リンゴ病疑いとなった我が家。
リンゴ病は一度かかってしまえば抗体がついて2回目は無いと言われていますが、大人になってからリンゴ病にかかるとかなりキツイので、「できれば子どものうちにかかっておくといい」と言われているんだとか。
幸い私も旦那も「辛くて死にそう!」とまではいかないで済んでいるので(でも結構痛いのよ!)まだマシですが、体験談とか見ていると「感染から1ヶ月経っても症状が治まらない」とか、「救急車呼んだ」とか大変な思いをしてる方も多いので、かからずに済むなら一生かからないで過ごしたいものです(^_^;)
今年は流行年とのことですので、みなさんもご注意を!
では!