こんにちは、あやぞうです。
昨日のブログでちょこっと触れた浜松~名古屋間移動の「裏ワザ的なチケットの買い方」について、今日は少し詳しくご紹介します。
浜松から名古屋へは新幹線や東海道線ならそのまま直通で行けますが、あえて豊橋で降りて乗り換えることでかなりお得になる切符があります。
乗り継ぎがある分だけ時間が余計に掛かってしまうデメリットはありますが、それを差し引いても利用する価値があると思います。
※厳密には二川駅で降りて二川駅で往復切符を購入して利用するのが一番お得ですが、子連れで何度も乗り換えするのが大変なので二川~豊橋の差額(170円)は目をつぶってますww
JR東海の「新幹線往復きっぷ」がお得過ぎて神!
JR東海では豊橋駅を中心とした「豊橋ゾーン」と名古屋市内を結ぶJR東海道本線と東海道新幹線でお得に利用できる「往復きっぷ」「新幹線往復きっぷ」が発売されています。※別エリアもありますがここでは割愛。
特に「新幹線往復きっぷ」は超おススメで、この割引きっぷを使うとなんと豊橋~名古屋間の新幹線料金がほぼ半額になっちゃうんです!
名古屋港水族館に行くために私たちが利用したのがこの「新幹線往復きっぷ」でした。
どのくらいお得になったのか、わかりやすくまとめてみました。
▼比べてみたのは次の5通りのプラン▼
①すべて新幹線
②すべてJR在来線
③豊橋から名古屋までJR線「往復きっぷ」利用
④豊橋から名古屋まで名鉄線「なごや特割2」利用
⑤豊橋から名古屋までJR線「新幹線往復きっぷ」利用
①すべて新幹線
浜松から名古屋まですべて新幹線を利用した場合の乗車時間と料金は次のとおり。
乗車時間:48分
料金:8,820円(片道4,420円)
大人ふたり、子供ひとりの往復料金は22,060円。
こうして改めて計算して見ると高い!
交通費だけでこんなに掛かるなら、ちょっとしたツアーに行った方がマシ。
②すべてJR在来線
浜松から名古屋まですべてJR在来線(東海道線)を利用した場合の乗車時間と料金は次のとおり。
乗車時間:1時間34分
料金:3,880円(片道1,940円)
大人ふたり、子供ひとりの往復料金は9,700円。
鈍行になるとぐんと値段が下がりますね。
でも1時間34分の乗車時間はちょっと長いかな~。
でも乗り換えのために歩き回らなくていいのは楽かもしれないですね。
③豊橋から名古屋までJR線「往復きっぷ」利用
浜松から豊橋までJR在来線(東海道線)、豊橋から名古屋までJR線「往復きっぷ」を利用した場合の乗車時間と料金です。
乗車時間:1時間34分
料金:2,880円(片道換算1,440円)
大人ふたり、子供ひとりの往復料金は6,530円。
なんと!
利用する電車は②のすべてJR在来線(東海道線)と同じなのに、豊橋~名古屋間を「往復きっぷ」にしただけで3,170円も安くなりました!
④豊橋から名古屋まで名鉄線「なごや特割2」利用
浜松から豊橋までJR在来線(東海道線)、豊橋から名古屋まで名鉄線「なごや特割2」を利用した場合の乗車時間と料金です。
乗車時間:1時間25分
料金:2,880円(片道換算1,440円)
大人ふたり、子供ひとりの往復料金は6,530円。
今回調べて初めて知ったんですが、名鉄線にも「なごや特割2」というお得な割引料金のチケットがありました。画像に※印つけ忘れましたw
料金はJR線の「往復きっぷ」を利用した時と同じですが、JRのきっぷは有効期間が当日限りなのに対して名鉄線は発売日翌月1日まで利用可能なので、例えば土曜日に出掛けて名古屋で1泊し、翌日に帰ってくるという場合でも使うことができます。
泊まりで出掛けるなら断然おすすめの割引チケットです!
▼詳細は名鉄の公式サイトで確認を▼
なごや特割2平日・なごや特割2土休日 - 電車のご利用案内 | 名古屋鉄道
⑤豊橋から名古屋までJR線「新幹線往復きっぷ」利用
浜松から豊橋までJR在来線(東海道線)、豊橋から名古屋までJR線「新幹線往復きっぷ」を利用した場合の乗車時間と料金です。
乗車時間:55分
料金:3,640円(片道換算1,830円)
大人ふたり、子供ひとりの往復料金は9,110円。
今回、私たちが利用したチケットがこちらの「新幹線往復きっぷ」です。
コレ、新幹線利用しての値段ですよ!
凄くないですか?
②の普通に在来線で往復するよりも安くなっちゃうマジック。
乗り換え時間とか考えると移動手段としてはそれほど新幹線の恩恵は受けられないんですけど、子供の「新幹線に乗りたい!」という願いを気軽に叶えてあげられる嬉しい割引きっぷです。子供(未就学児)は無料でも親はかかるからね!(;・∀・)
割引きっぷのデメリット
比べてみるとメリットの多い割引きっぷですが、残念ながらデメリットもあります。
それは、乗り換え次第でかなり時間のロスが出ること。
実際、私たちが今回移動に要した3時間のうち、乗り継ぎの移動と待ち時間で1時間以上のロスが出てしまいました。
これはもう私の確認不足に尽きるんですが、電車や新幹線の乗り換えのタイミングを事前に調べて把握しておかないとこういう目に遭います(;^ω^)家からのバスでまず20分ロスったw
また、乗り換えも場合によっては改札やホームがかなり離れてしまうこともあるので、小さな子供がいると移動が大変かもしれません。
確実に最短ルートで行こうと思ったら、事前に乗り換えの改札やホームの場所を調べて、電車のどの位置に乗れば次の移動がしやすいかをチェックしておきましょう!
これだけでも移動距離がかなり減るので無駄に疲れるのを防げます。
それからトイレの位置確認も忘れずに!
特にオムツが外れたばかりの子はトイレのタイミングが難しいので、駅ごとにトイレに行った方が安心ですね。
ここも最短距離で行きたいところです。
あと、乗り換えが多いと同じ電車に乗っている時間が短くなるので、子供が寝てしまうとちょっと大変かなと思います。
そんな時はスパッと諦めて30分~1時間ぐらい駅の休憩室などで寝かせてしまった方が、後々の移動が楽になるかもしれないですね。そしてまた時間がロスる(^_^;)
いずれにしても、時間にかなり余裕を持って行動しないと厳しいので、あらかじめ余裕を持った時間配分で計画しておくことがポイントになります。
感想まとめ
「新幹線往復きっぷ」がお得なのはわかっていたけど、こうして比べて見ると本当にものすごくお得なんだな~と改めて実感。
安くなった1万円はしっかりお土産に化けました。
バス⇒電車⇒新幹線⇒電車⇒地下鉄と、全部で4回も乗り換えがあって3歳児にはちょっと厳しいかな~と心配してましたが、本人は色んな乗り物に乗れて逆に楽しかったみたいです。地下鉄は初体験だったからね!
乗り物好きで長時間移動もOKなら、格安きっぷでのんびりお出掛けもいいですよ☆
今回ご紹介した区間に該当しない地域の方も、調べてみると結構いろんな格安きっぷが発売されているので、お出かけ前にはぜひチェックしてみて下さいね~。
では!