こんにちは、あやぞです。
日本列島に接近中の“今年最強”とされる台風19号。
12日に東海から関東に上陸の可能性が高まり、最悪の場合は直撃コースだそうで…。
台風のニュースを見た私の脳裏に浮かんだのは、昨年静岡県西部地域で起きた台風による“大規模停電”です。
ブログでも書きましたが、この時は約120万戸が台風の影響で停電。
幸い私の住むマンションは14時間ほどで復旧でき、大きな被害もなく済みましたが、一部地域では停電が数日間に及ぶなど、日常生活に不便しました。
さらに先月、“強い”勢力の台風15号が上陸した千葉県では、昨年の静岡県とは比べ物にならないくらいの甚大な被害が出ていて、近年の台風による影響の大きさは想像を絶するものになっています。
自然災害である以上、直接台風をどうこうするということはできません。
それでも何とかして被害を最小限にとどめるために、台風が来る前にできる限りの対策をしておくようにしましょう。
台風接近までにやっておくこと
本来、普段からすすめておきたい防災対策ですが、今回のように既に台風の接近までにあまり日数が無い場合は、台風が接近するまでに次の対策をしておくようにしましょう。
台風情報を定期的に確認する
台風の強さや大きさ、速度、進行方向は刻々と変化していきます。
常に最新の情報を入手して、だいたいどのくらいの時間に影響が出始めそうか、どのぐらいの時間にピークになりそうか、など、台風の接近に備えるようにします。
非常用品を確認する
ライフライン(電気・ガス・水道など)が途絶えた時のために、非常用品の確認をしておきます。
懐中電灯
LEDがおすすめ。長期の停電に備えて交換用電池を多めに準備しておきます。
ろうそくを使用する場合はライターやマッチなど点火用品も必要。
スマホの予備バッテリー
停電時は連絡や情報収集のためにスマホを使うことが多くなります。
予備バッテリーを忘れずに準備しておきましょう。
充電式ならフル充電、電池式なら予備電池を多めに用意しておきます。
停電が長引けば何度も充電することになるので、電池式のバッテリーの方が断然おすすめです。
携帯ラジオなどの通信機器
連絡手段として必要なスマホや携帯はなるべくバッテリー消費を抑えるようにしたいので、情報収集のために電池で使える携帯ラジオがあると便利です。
電池切れになっていないか早めに確認しておきましょう。
水や非常用食料品
飲料用の水は多めに用意しておくようにします。備蓄が無ければコンビニやスーパーなどで買っておくようにしましょう。子供がいる家庭では水だけでは飽きてしまう場合もあるので、ジュースも用意しておいてもいいかもしれません。乳児がいる場合はミルクも用意しておきますが、お湯が使えない可能性もあるので液体ミルクがあると便利です。
非常用食料品については、アルファ米や非常食など専用のものもありますが、すぐに手に入らない場合は長期保存できるパン(スーパーやドラッグストアで売っているところもあります)やシリアル、ソーセージ、あたためなくても食べられるカレーなどを用意しておくと安心です。
他にも常温で販売されているもの(ソーセージや缶詰など)も非常食がわりになります。
子供は特に普段と違う食生活になるとストレスを感じやすいため、子供が好きなお菓子なども用意しておくと不安を和らげる効果があります。
家の周りを点検する
強風で飛ばされそうなものがある場合は、家の中にしまうか、飛ばないようにしっかり固定します。
また、側溝や排水溝などに落ち葉やゴミが詰まって水はけが悪くなると、予期せぬ水害が起こる可能性もあるので事前に掃除しておきましょう。
実際、昨年の台風では我が家のベランダも排水溝に落ち葉が詰まって水たまりになり、ベランダの扉まであと数センチのところまで迫っていました(;゚Д゚)
窓ガラスを補強する
シャッターや雨戸がついていない窓は台風で割れてしまう場合もあるため、窓ガラスに補強をしておくと安心です。
よく知られているのが、窓ガラスに縦横斜めにガムテープを貼る方法。
簡単に補強出来ておすすめですが、紙のガムテープを貼ると後から剥がすのがとても大変になってしまうので、布テープや養生テープを使うのがベスト。
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どうしても紙のガムテープを使うのであれば、ダンボールを敷いてから貼るといいそうですよ。
浸水対策をする
万一浸水してしまったときに被害が広がらないように、家具や家財で動かせるものは出来るだけ高い場所に移すか、上階へ移動しておきます。
また、低い位置のコンセントは漏電やショートする可能性があるため、できるだけコンセントは抜いておくようにします。
他にも、避難に備えて非常用持ち出し袋を用意しておいたり、トイレなど生活用水として使うためにお風呂のお湯を抜かずにためておくほか、家族で緊急時の対応(連絡方法や集合場所、子供の迎えなど)について話し合っておきましょう。
台風が接近したら
いよいよ台風が接近し暴風圏内に入ったら、不要不急の外出は控えて台風が通過するまで屋内で過ごしましょう。
無理して外に出ない
片づけ忘れたものを思い出したり、庭や畑などの様子が気になっても、風雨が激しい時は無理に外にでてはいけません。
台風のたびに「用水路の様子を見に行って側溝に落ちた」「船の様子が気になって高波にさらわれた」「屋根の補強をしようとして転落した」などといった事故が起こっています。
気持ちはわかりますが、命の方が大事ですので「少しくらいなら大丈夫だろう」といった安易な自己判断で行動しないようにしてください。
停電に備えて家の中でも懐中電灯を携帯
いつ停電が起きても大丈夫なように、家の中でも懐中電灯(スマホなども可)を持ち歩くことををおすすめします。
台風による停電ではないのですが、つい先日、子供と入浴中にブレーカーが落ちて真っ暗になったことがありました。
我が家の浴室には窓がないため、本当に真っ暗。
子供たちはいるし、素っ裸だし、かなり慌てました(;・∀・)
幸いその日は旦那もいてブレーカーを上げてくれたので何事もなく済みましたが、これがワンオペの時だったらと思うと…。
トイレにいるタイミングで停電したらそれこそパニックですよね(-_-;)
ちなみにブレーカーが落ちた原因は、旦那が電子レンジとドライヤーを同時に使ったため。
そんなこともあるので、台風で停電の可能性がある時だけでも、出来れば一人ひとつずつ懐中電灯を持って歩くのが賢明だと思います。
子供たちはミラクルライトでもいいかもね。
まとめ
台風の対策は普段から行っておくに越したことはありませんが、今からでも出来ることはあるので台風が接近するまでに出来るだけの対策をしておくようにしましょう。
特に、小さい子供や高齢者がいるご家庭では、風雨が酷くなってからの避難は大変なので、早めに自主避難された方が良いかもしれません。
今後の台風情報に注意しながら、気を付けてお過ごしください。
私も帰ったらすぐにベランダと玄関周りの点検をしておこうと思います!!
では!