こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。
娘の靴が小さくなったのでネットで良さそうな靴を探してみようとブラウザを開いたところ、突然「親愛なChromeユーザー様、あなたは6月4,2018のラッキービジターです」というポップアップが出現しました。
突然のポップアップの時点で既にかなり怪しい…(-ω-;)
すぐに別タブ開いて検索してみると、出るわ出るわ…。
「iPhoneが当たる」というフィッシング詐欺の注意喚起の嵐。
あー、やっぱりね~。
でもね、一瞬「え?iPhone貰えるの?マジ?ヽ(^◇^*)/ ワーイ」なんて思っちゃった自分もいてちょっとヤバかったです(;゚∇゚)
結構引っかかっちゃう人も多いみたいで「個人情報入力しちゃったけど、どうしよう!」という相談が知恵袋にも投稿されていました。
注意喚起のために今回のフィッシング詐欺についてまとめましたので、みなさんも是非一読していただき出来れば周りの家族や知り合いなどにも声掛けして被害に遭わないように気を付けてください!!
Google検索しただけでいきなりポップアップ出現
「怪しげなサイト(セキュリティに引っかかるようなサイト)を閲覧するとワンクリック詐欺が出現するから注意!」というのはよく聞きますが、今回はいつも通りブラウザを立ち上げて(私はChromeを使っています)はてなブログをGoogle検索したところ(会社のPCなのでお気に入り登録せず毎回検索からブログにアクセスしているため)、検索結果とともにいきなり「親愛なChromeユーザー様、あなたは6月4,2018のラッキービジターです。アンケートに答えていただいた方に、「ありがとう」を込めてApple iPhoneⅩが当たるチャンスを差し上げます」」のポップアップが出現。
∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・д・) エェーッ!!
マジ?え、なんかコレ、すごいラッキーじゃない?
毎日母業&妻業&嫁業頑張ってるご褒美?
最近ツイてないことが多かったのは運を貯めこんでたってこと?
なんでもいいけど、とにかく凄いラッキ~~~~!!
…や、待て私。
そんな都合のいい話、ホントにあるか?
本気でぬか喜びしちゃいましたが、冷静に考えたら怪しさしか感じない。
とりあえずググって情報取集してみたら、案の定少し前から出回っているフィッシング詐欺だそうです。
危なかった~。
いや、実際は何気にアンケートに答えて途中まで進んじゃって、個人情報入力しろとか言われだしたあたりでようやく「これダメなやつじゃん」って気づいたんですけどねw
アンケートに答えた後の画面の内容がおかしい
アンケート自体は「Chromeをどのくらいの頻度で使いますか?」とかいった簡単な設問が4問程度あるだけですぐに終わります。
アンケートが終了すると、定価11万2800円のiPhoneⅩが期間限定で135円で購入できるという画面に移り、下にはFacebookのコメントがずらっと並んでいました。
コメントの投稿時刻が「1分前」となっていて、いかにも自分と同じようについさっき当選した人が書きこんでいるという風に見えますが…。
私は試さなかったんですが、「コメントする」や投稿者の名前をクリックしてみた人がいて、まったく反応しなかったそうです。
「本当に今日届きました。ありがとうありがとうありがとう」なんてコメント見ると、つい騙されて「ホントに届くんだ!」って気にさせられちゃいますよね。
まぁそこが詐欺の甘い罠なんでしょうけど…。
ちなみにタイトルの「2018年間ビジターアンケート」の後ろの消してある部分には地名が入っていて、地域ごとにデータ統計とってますって風を装ってるところは感心しました。
クリックすると個人情報入力画面へ
まだ何も入力求められてないし、とりあえず進んでも大丈夫だろうという超個人的な甘い判断で購入画面へ進む「ここをクリック」をクリックしてみると、次のような購入画面に移動しました。
※良い子はマネをしないように…w
これ、どう見ても変でしょう?
誤 → 135¥
正 → ¥135
ふつう、135円とは書くけど、135¥とは書かないですよね。
入力項目のところも名前、姓、住所、Eメール、ときてなぜか「シティ」。
シティ…?
さらにスクロールしていくと、
こんな風にiPhoneのイメージ画像が出てきて、
出た、「1分以内に入手」とかって無意味に時間制限あるやつ!
そしてなぜか「防水」「カメラの安定性を向上」という謎のセールスポイントアピール。
「1ドルを得る」はもう怪しさに拍車を掛けてるとしか思えない。
「1ドル“で”得る」ならまだしも…。
ちなみに1分過ぎても特に何も変わりませんでした。
さすがに個人情報を入力するのは怖すぎるので私はここまでで閉じましたが、他サイトの情報によると、このまま個人情報を入力して次に進むとそこで支払いのためにクレジットカードの情報入力を求められるそうです。
そう、こうしたフィッシング詐欺の目的はカード情報を入手することなんです。
なんか、あれよあれよと進んでいくんですね…。
こわ~!!Σ( ̄ロ ̄lll)
万が一、カード情報を入力してしまったら
振り込め詐欺がなくならないのと同じで、こういうのって情報としてはわかっていても、つい流れで入力しちゃって後になって「しまった!」って気づくことも結構多いんだろうなと思います。
実際に被害に遭われている方からの相談が投稿されているのも見かけますしね。
いざ自分のこととなると舞い上がっちゃって冷静な判断が出来なくなってしまうものなんでしょうね…。
もし万が一こういったフィッシング詐欺の誘導に乗せられてクレジットカードの情報を入力してしまったら、まずは一刻も早くカード会社に連絡してカード利用停止の手続きをしてください。
とにもかくにもお金が使われないようにするのが重要です。
カード情報入力した時点でおそらく何らかのサイトのメンバー登録をさせられていると思いますが、慌ててそのサイトのメンバー登録を解除しようとしても元々がカード情報を盗るための偽サイトなのでまともに登録解除できないことがほとんどだそうです。
まずはカード自体を使えなくしておいてから、速やかに警察に通報する、というのが正しい対処の仕方です。
くれぐれも「人に知られたら恥ずかしい」とか「なんとか自分で解決できないかな」などと考えて相手の要求に応えたりしないこと。
場合によっては登録解除するためにまたクレジットカードの情報を入力させるなんていうサイトもあるそうなので、うっかりそんな手口に乗ってしまって更なる被害にあわないように気を付けてください。
まとめ
毎日普通に使っている検索機能でいきなり出くわしたフィッシング詐欺。
私はあまりITに詳しくないのでどういう仕組みで詐欺サイトが横行しているのかわかりませんが、とにかく被害に合わないためには自己防衛しかないと思います。
「知らない」「わからない」では通用しないので、普段からこうした情報に敏感になって知識として知っておくことも 大切だなと実感した出来事でした。
みなさんもくれぐれもご用心を!