アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

学校での熱中症を防ぐために親として何ができるのか。

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こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。

 

今日も暑いですね!

なんだか年々暑さが増してきて、しかも夏が長くなってきているような気がするのは私だけでしょうか。

夏本番はまだまだこれからとういうのにこの暑さです。

 

テレビでもラジオでも「熱中症で〇〇人が救急搬送」というニュースを聞かない日はありません。

そんな中、17日には愛知県豊田市で小学1年生の男の子が熱中症で亡くなってしまうという悲しい事故がありました。

この事故では「高温注意報」が出ている中での校外学習実施だったとのことで、ネットでは学校に対する批判の声が多く上がっています。

私も同じ小学1年生の子供を持つ親として他人事とは思えず、とても悲しく、そして悔しい気持ちになりました。

 

そして、こうした事故があったにもかかわらず、18日には宮城県の小学校で児童38人が熱中症の症状を訴えて病院に搬送されるという事態が起きました。

市制60周年を記念する一文字の空撮が行われていたとのことですが、なぜわざわざこの時期に実施されたのか…。

  

本当に「なぜ?」としか言いようのない事故が多すぎると思います。

 

これだけ連日「熱中症には厳重注意を!」との呼びかけがされているにもかかわらず、なぜ明らかに熱中症の危険性が高い行動をするのか。

だいたいみんな「今まで大丈夫だったから」「まさかこんなことになるとは」と口を揃えて弁明します。 

 

防げる事故だったはずなのに防げない、本当に悔しくて仕方ない です。

 

愛知県の事故では、校外活動から戻った児童が体調不良を訴えて休憩を取らせていた教室にはエアコンが設置されていなかったそうです。

今は室内にいても熱中症になってしまう時代です。

エアコンのない教室で、どの程度火照りを冷ますことができるというのか…。

 

今回、これらの件に関して記事を書くかどうかかなり迷いました。子供を持つ母親として、どうしても児童側に偏った考え方になってしまうので…。そんな折、読者登録させていただいているとあるブロガーさんがこの件に関して書かれている記事を読ませていただきました。その方も一人の母親としての意見をありのままに綴られておりました。私もまた一人の母親としての率直な意見を書きたいと思います。

この思いが然るべきところへ届き、今後の検討材料の一つとしていただければ幸いです。

 

改めて考える小学校の現状について 

長女が通っている小学校も、教室にはエアコンが設置されていません。

1年生の教室は2階にあり、長女の教室は校舎の一番端で階段の踊り場がある廊下側には窓がありません。

そのため風通しが悪く、他の教室に比べて熱がこもりやすそうな造りになっています。

授業参観の時に、45分間の授業中を最初から最後まで教室内で過ごしましたが、6月時点で結構暑かったので、7月に入ってからのこの高温下ではおそらく相当な暑さになっていることは想像に難くありません。

一応扇風機が2台設置されていて教室内の空気を循環させられるようにはなっていますが、熱風をかき混ぜる程度にしか機能してないんじゃないでしょうか。

この暑さの中でも、子供たちは休み時間や昼休みになると外に出て元気いっぱい走り回ります。

わずかな時間でも炎天下で活動すればすぐに体は熱を帯びてしまいます

エアコンのない教室では火照った体はなかなか冷めないだろうと思います。

もしそんな状態で次の授業が校外活動だったら…。

今回の事故ももしかしたら、こうやっていろんな悪い条件が重なって最悪の結果になってしまったのかもしれません。

 

今回の事故では担任や学校の責任を追及する声も上がっていますが、いくら犯人捜しをしたところで亡くなってしまった命は戻りません。

 

「誰がどのタイミングでどんな対応をしたから悪かった」という議論ではなく、これからはもっと「誰がどのタイミングでどんな対応をしたら良かったのか」を話し合うべきだと思います。

 

親としてできることは何か

一方で、私たち保護者もこうした事故は「いつでも」「誰にでも」起き得るということを忘れずに、普段から子供の体調変化に敏感になっていないといけないなと改めて感じました。

そして体調に少しでも異変を感じたら、連絡帳などで担任の先生に知らせたり、程度によっては無理せず休ませるなど臨機応変に対応すべきだと思います。

 

子供の病気のサインに気付くには『母親の勘』が侮れないと言われることがあります。

我が家の場合は、子供の発熱に気付くのは決まって私です。

触った瞬間にいつもより熱いと思うのに、なぜか旦那とばぁばは気付かない。

体温計で測って初めて「え?ほんと?」って具合。

生まれてから一番長い時間子供と接してきたからこそ微妙な変化に気付きやすい、ということなんだろうと思いますが、子供が成長してだんだん手を離れてくると、この『母親の勘』も少しずつ鈍ってきます。

せっかくの勘を鈍らせないためにも、日頃から子供の様子をしっかりと見ていてあげることも大事な親の役目なのかなと思います。

 

もちろん、母親だけでなく父親だってちゃんと見ている人にはわかるはずです。

パパ目線だからこそ気付く異変もあるでしょう。

ばぁば目線だから気付くこともあるでしょう。

もしかしたら、ご近所さんだから気付くこともあるかもしれません。

とにかく、どんな小さな異変も見逃さないようにすることが大切なんですよね。

 

子供に覚えておいてほしいこと

「熱中症になっちゃうから、お水をしっかり飲んでね」

「暑いときの外遊びはほどほどにね」

 

熱中症“対策”についてはみなさんきっと日頃からよく言い聞かせていると思います。

では、もし実際に具合が悪くなってしまったらどうしたらいいか、お子さんはちゃんと知っていますか?

実は恥ずかしながら、私もこの点に関してはすっかり漏れていました。

 

子供って、熱があっても結構平気で遊びまわったりします。

喉が渇いていても、お水も飲まずに夢中で遊んじゃいます。

ちょっとぐらいどこか痛くても、楽しさで忘れちゃったりします。

 

これが本当に怖い。

熱が出てるのに、喉が渇いてるのに、頭が痛くなってきたのに、遊びたい気持ちが先行してつい休憩もせずに走り回る。

そうこうしているうちに、熱中症がどんどん悪化していき、気づいたころにはもう歩けない、倒れるほど重症化してしまう…。

 

だから周りの大人が気付く頃にはかなり重症化してしまっていることが多いんですね。

そうなる前に、まずは本人が自分の体の異変に気付くことが大事。

そして、ちょっとでもいつもと違うと感じたらすぐに先生に伝えること。

 

「ちょっと疲れたな」

「なんだか眠いよ」

「暑くてぼーっとする」

「頭が痛くなってきちゃった」

 

こんな時はすぐに先生に言う。

 

でも今回の事故では、男の子はちゃんと「疲れた」と伝えていたんですよね…。

そのサインが届かなかったのは本当に残念なことです。

 

ちなみに娘の小学校では朝の登校時(朝の会までの時間)、休み時間、昼休みは外に出て遊ぶように指導されています。

放課後の児童会でも外遊びの時間があります。

今のところ事故をうけての改善案は示されていません。

愛知県ほどの暑さではないものの、湿度の高さからすれば十分に熱中症になる危険性があるので是非改善を検討していただきたいものです。

 

娘には「無理して外で遊ばなくてもいいからね」と伝えました。

何か言われたら「ママに熱中症になっちゃうよって言われた」って言えばいいよ、と。

旦那には「モンペみたいw」と言われましたが、モンペと思われようがどうしようが、そんなもの娘の命を守るためなら母は何にでもなります(そもそもおかしなことを言っているつもりはありませんが)。

守ってもらえないなら、守るしかない。

何かあってからでは遅いんです。

 

本当はリスク自体を無くしてくれるのが一番いいんですけどね…。

 

思いのままに書いていたら、結局なんだかまとまりのない文章になってしまいました。

長くなったのでこの辺で終わりにしたいと思います。

尻切れトンボのようで言いたいことがうまく伝えきれませんでしたが、こんな文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

皆さんのご家庭で実践されている熱中症対策や、子供への注意喚起方法などありましたらブクマでもコメントでも結構ですので教えていただけたら嬉しいです(o^―^o)