アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

【熱中症】地面の温度は気温より20度以上も高い!大人と子供の体感温度の差に要注意!

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こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。

 

今日も各地で強い日差しが照り付け、東京都心では午前10時半過ぎには35度を超えたという発表がありました。

内陸部ではさらに40度に迫る高温が予想されるとか…。

今年の暑さは本当に普通じゃないですね(-_-;)

 

私も先ほどお昼の休憩で小一時間外出してきたんですが、とにかく暑かった…(-_-;)

それもそのはず、強い日差しに照り付けられて熱を持ったアスファルトは、実際の気温よりもはるかに高い温度になって足元から熱を放っているそうなんです。

 

気温よりはるかに高い地表温度に注意!

気温が30度ぐらいでも、日なたのアスファルトは50度以上になるんだそう。

 

お昼に見たこのニュースにビックリ!

www.itmedia.co.jp

 

すごい、真っ赤です…(+_+)

都市部ではアスファルトが多いのでその分地表の温度も高いんですね。

 

そしてこの下からの暑さ、実は身長によってかなり体感に差があるそうなんです。

つまり、大人と子供では暑さが違うということ。

地面に近ければ近いほど、体感温度は高くなるということです。

 

ベビーカーの中は想像以上の暑さ!

早速、地面からの高さの違いで体感温度の差がどのくらいあるのか調べてみました。

 

以前セコムで行われた「子ども目線で暑さを検証」という調査では、気温34.9度、地面の温度は57度(!)という状況の中で、子供の頭の高さ(120cm)では41度、ベビーカー内の頭の位置ではなんと50度という結果が出ていました。

 

ご…ごじゅう度って!!ヽ(゚Д゚;)ノ!!

 

想像しただけでものぼせそうな暑さです…。

体感温度の差があるのはなんとなくわかってはいましたが、まさかここまでとは。

 

最近のベビーカーはこうした地面からの熱や排気ガスを考慮して「ハイシート」と呼ばれる座面が高くなっているタイプのものがほとんどですが、それでもせいぜい50cm程度。

120cmでも40度という暑さなんですから、残念ながらそれほど劇的な効果は期待できそうもありません。

 

さらに、ベビーカーは基本的に黒いものが多いと思いますが、この“黒”という色も熱が集まりやすい色のため余計に暑くなってしまう原因です。

もし夏の暑い時期にベビーカーで頻繁に外出するような生活パターンであれば、熱を反射しやすい明るめのカラーのベビーカーを選ぶなど、あらかじめ対策を検討しておいたほうが賢明かもしれません。

もちろん、ハイシートでないものよりは、ハイシートタイプの方が安心ですよ(^_^;)

 

最近はオシャレなカラーのものも増えましたね。

 

 こういった日よけが大きいタイプもいいですが、黒以外でないと意味ないかも…。

 

我が家もベビーカーは黒ですが、暑い時期の外出の時は日よけ部分に白っぽいガーゼケットをかけたりして熱が集まらないように工夫していました。

 

あと、一番よく使うのがコレ。

クリップでどこでも付けられるハンディ扇風機。

ベビーカーに挟んでもいいし、車でも使えるし、長女が生まれたときからずっと愛用してます。

そよ風ぐらいの風量なので大人としては物足りない感じですが、赤ちゃんが使うには冷えすぎなくてちょうどいいかと。

 

今はこんな可愛いのもあるんですね(o^―^o)

 

あとはシート背面につける保冷シートを使ってました。

 

こんなの。

 

でもよく考えると、頭の方は少し冷たいくらいでも気持ちいいかもしれないけど、背中を冷やすのってどうなんでしょうね?

自分だったらちょっと嫌かも…。 

そう思うようになってから、なんとなく冷えすぎちゃう気がして私は背中用の保冷シートを使うのはやめました。

 

見落としがちな小学校低学年ぐらいの高さに注意!

セコムの検証結果によると、120cmの高さでも大人と10度ぐらい体感温度に差があることがわかりましたが、120cmというとちょうど小学校低学年ぐらいの身長。

 

この結果を見て、ふと先日の熱中症事故のことを思い出しました。

もしこの時、実際に「気温41度」という状況だったら間違いなく校外活動は中止になっていただろうと思います。

でも、小学校低学年の子供たちにとっては本当に「気温41度」の世界に生きているんですよね…。 

mamazakki.hatenablog.com

 

小学校1年生の長女も、ちょうど120cmに届くかどうかというところです。

彼女もまた「気温41度」の世界を体感しているのかと思うと、これからもっと気を付けて見ていてあげないといけないなと改めて感じました。

 

まだまだ夏真っ盛り。

私たち大人がこうした知識をしっかり持って、子供たちを暑さから守ってあげないといけませんね。

 

 

環境省の熱中症予防情報サイトでお住いの地域の気温、湿度、周辺の熱環境を加味した「暑さ指数」を調べることができます。

暑さ指数によって危険度が表示されるのでお出かけの際などの参考にしてください。

通常の暑さ指数に加えて、「駐車場」「交差点」「子供」「体育館」など環境ごとの暑さ指数も表示できます。

環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数