こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。
みなさん、台風の被害は大丈夫でしたか?
ここ静岡県西部地域は見事に大規模停電に見舞われました(-_-;)
10月2日の正午現在も、まだ一部で停電が続いています。
当地はなぜか台風が通過するのはいつも夜中で、 だいたい寝ているうちに過ぎてしまうことが多く、翌朝起きてみると台風一過の超ピーカン、ということがほとんど。
そのため今回も「台風が来るから気を付けないとね~」、と言いながらもみんな「またいつも通り知らないうちに通り過ぎて終わりでしょ」ぐらいに考えていました。
台風って言ってもいつも大した被害出ないし、仮に停電してもすぐに復帰するだろうから懐中電灯かなんか用意しとけば大丈夫じゃない?
それがまさかこんな事態になるとは…。
長時間停電が続くとどうなるのか、今回身をもって知ることになりました。
テレビで見聞きして知っていたこと、逆に知らなくて困ったこと、色々ありました。
暴風域突入から停電、復旧まで
台風発生のニュースを受けると、台風情報をこまめにチェックしていつどのタイミングで台風が影響してくるか、いつも進路予報とにらめっこして過ごしています。
旦那の仕事の関係で予定をキャンセルするかどうかを早めに判断するためにそうしているのですが、冒頭でお伝えした通り滅多に台風被害に合わない当地のため、これまではだいたい「取り越し苦労」で終わることがほとんどでした。
今回の台風情報では「猛烈な勢力」「伊勢湾台風並み」と言われていたので、いつも以上に警戒してはいましたが、それでも心の中では「どうせまた取り越し苦労で終わるでしょ」と正直あまり危機感を感じていませんでした。
一気に暴風雨圏内に!
そんな中、各地で電車や新幹線の計画運休が発表されはじめ「あれ?なんだかいつもと様子が違わない?もしかして本当にヤバいの?」とさすがに不穏な空気になってきたので、早めに買い物も済ませて夜は家でゆっくり過ごすことにしました。 ←それでもまだ危機感低め。
夕飯の準備を済ませて「さぁ食べよう~」と思った頃、急に風が強く吹き始めて窓の外の木々が今にも折れそうなぐらい揺れ出しました。
初めは小ぶりだった雨も徐々に大粒の横殴りの雨に変わり、小一時間ほど経つ頃には窓をガタガタ揺らすほどの暴風雨に!
は、早!さっき降り出したばっかなのに!
先に買い物行っといて良かったねぇ
この段階ではまだ“ちょっと強めの台風”ぐらいの感覚だったので会話もノンビリ。
停電に備えて念のため懐中電灯を手の届くところに常備し、子供をお風呂に入れたり、着替えや歯磨き、やり残していた宿題をやったりしているうちにいつもの就寝時間をオーバーしてしまい、結局22時頃になってようやく子供たちはベッドへ。
この時点でだいぶ雨風が強くなり、窓を閉めていても部屋の襖がガタガタと音を立てて揺れるようになっていました。
30日午後11時、ついに停電
枕元の窓から聞こえる強い雨風の音と、時折ガシャーン!と何かが風に飛ばされてぶつかる音が気になってなかなか寝付けない次女に付き添って、小一時間ベッドの上で目をつぶってゴロゴロしていました(寝落ちしちゃうパターンねw)。
「いかんいかん、このままじゃ寝ちゃう」と思って目を開けると…
…?あれ?目開いてるよね?何で暗いの?
………停電だ!
わー!停電した(´д`|||)
— あやぞう@はてなブログ (@40mamazakki) 2018年9月30日
慌てて枕元のスマホに手を伸ばし、わずかな明かりを頼りに起き上がると、寝かかっていた次女も目を覚ましてしまいました。
…ママ?でんきつけて?
停電だからつかないんだよ~。まっくらだね。
…ていでん?…わ~!ていでん、ていでん!
初めての停電に一気にテンションMAXの次女www
この後懐中電灯持って1時間以上大騒ぎでした(;^ω^)
ちなみに長女は朝まで爆睡w
とりあえずスマホ片手に旦那がいるリビングまで行き、当面の明かり取り用にと用意しておいた大きめのキャンドルに火をつけてしばし様子を見ることに。
この時点ではすぐに電気が復旧するだろうと思っていたので、それほど深刻には考えていませんでした。
あれ?まだお風呂入ってなかったの?
そうなんだよね~。まぁ電気付いてからゆっくり入るよ
なんてのん気な会話をしていたものの、10分、20分と過ぎるうちに徐々に危機感が増していきます。
もしかして、結構大変なことかも…?
水も出ない!?マンションゆえの断水って…!?
とりあえずトイレでもいっときましょうと、懐中電灯片手にトイレで用を足し、水を流そうとレバーをひいた時に小さな異変に気が付きました。
水は流れることは流れました。
でもなんだかいつもと違う。
レバーを離した瞬間にパタッと水が止まる。
よく見ると、便器の上から出るはずの水が出てない。
慌ててキッチンの水を出してみると…
…み、水が出ないよ…。
やっぱり。水が止まってる。
……そうだ。
そういえばこのマンション、外のタンクから電動のポンプで水を送るタイプだ…。
そうなんです。これ以外と盲点なんですよね。
ウチのマンションの水道は、いったん屋外の給水タンクに引き込んだ水を電動ポンプを使って各家庭に送る仕組みになっているもので、このタイプの水道の場合は停電などで電力がストップすると断水してしまうんです。
停電プラス断水。
う~ん、まぁ朝になれば直るんじゃない?
だよね。とりあえず寝よっか。
この段階になってもまだ危機感が薄い私たち。
朝には復旧できるはずという根拠のない自信と共に再びベッドへ戻りました。
この間長女、ばぁばは爆睡ですw
停電継続の中、子供たちは学校と保育園へ
“朝起きたら復旧しているはず”という淡い期待は叶いませんでした。
翌朝も絶賛停電継続中。
いよいよ事の重大さに気が付いてきた我が家の大人たち。
さてどうしたものか…。
まず私が真っ先に気になったのは学校はどうなるのかということでした。
市内の小中学校には『朝7時の時点で暴風警報が出ていたら休校』というルールがありますが、この時点で既に暴風警報は解除されているためこのルールの適用の可能性はなし。
あとはそれぞれの学校判断によるところなのですが、見た感じ停電以外の被害はなさそうなのでおそらく学校は開校されると思われ…。
そうすると、事前に台風の影響を考えて給食が中止になっているので、児童会組は弁当持参ということになります。
電気も水道も使えないのに弁当持参!?
この状況で弁当持参とは…(-ω-;)
なかなかの試練です。
予約しておいた炊飯器も、当然停電のためご飯は炊けておらず。
冷蔵庫の中身も何らかの調理をしないと食べられない。
ガスは一応使えるけど、その後の洗い物とか諸々考えると出来る限り使用を避けたい。
うーん、もう悩んでる暇はない!
取り急ぎコンビニで調達するしかない!
もしかしたら停電していないところがあるかもしれない。
そこを目指せば普通に営業してるコンビニもあるはず!
そう思って市の中心部方向へ向かって車で走り出したところ、今まで見たことのない光景に衝撃が…!
なんと、見渡す限りすべての信号が消えているんです。
ャバイョ━━<(ll゚◇゚ll)>━━ッッ!!!!!
どうすいればいいの?どうすればいいの?
こわいよー。ぶつかるかもー。
幸い朝早い時間だったこともあって車はまばらで、信号機が止まった交差点でも行き会うのは2~3台だけだったので、ドキドキしながらもお互い譲り合ってスンナリ通行することができました。
で、たどり着いた1軒目のコンビニは閉店中、そのままさらに5分ほど走らせた2軒目のコンビニは、停電の中でも営業はしていたけれど、既に店内の総菜系&パンの商品棚は空で、レジも長蛇の列。
こりゃ無理だと早々に諦めてさらに5分ほど行ったところで営業している3軒目のコンビニを発見し、藁にもすがる思いで入ってみるとおにぎりなどのお惣菜は売り切れていたものの、サンドイッチやパンはいくつかあったので、好き嫌いが多い次女が食べられそうなパンとサンドイッチ、長女のお弁当用に食パンとジャム、おかずにハムとチーズ、ゆで卵とバナナ、それから当面の飲み水とお茶と野菜ジュースをカゴに放り込んでレジへ向かいました。
もちろんレジは停電中で使えないので、店主と思われる年配のご夫婦が電卓片手に手打ちで対応してくれました(3回ほど失敗して打ち直したけど)。
それでもこの状況下で営業してくれているだけで感謝です!
おそらく同じ状況のご家庭も多かったようで、コンビニのおじさんが「小学校に持ってく弁当がないっていう人が多くてね」とつぶやいていました。
家に帰って急いでお弁当用のジャムサンドを作り、おかずとは言えないようなおかずを詰めるだけ詰めて水筒に麦茶を入れ、同じマンションのお友達のお母さんに送ってもらって長女は無事小学校へ登校していきました。
停電継続中(´д`|||)朝からコンビニはしごしてなんとか朝、昼分ぐらいのごはんを調達。長女の小学校は給食が中止になってるので食パンにジャム挟んで持たせた。保育園もやってるみたいだから今から支度してつれてこ。
— あやぞう@はてなブログ (@40mamazakki) 2018年9月30日
ごはん食べたいよー。朝も昼も夜もパンなんて我慢できない~。停電直って~。
朝もパン、昼もパンと聞いてテンションダダ下がりだったお米好きの長女。
私は毎食パンでも全然OKな人なので気にしてなかったけど、こういう時に非常用のご飯のストックって大事なんだなぁと初めて気づきました。
気の利かないママでごめんよぉ(´;ω;`)ウゥゥ
夜は何が何でもおにぎりゲットしてくるから!
次女の保育園も停電中にもかかわらず先生方はみんな来てくださっていて、通常通り保育できますとのことで次女はそのまま保育園へ。
次女を預けた後、どうしても外せない仕事があったので私も一旦会社へ向かいました。
と、長くなってきたのでこのへんで一区切り。
後半へつづく。
▼後半です▼