こんにちは、あやぞうです。
先日、とても興味深い記事に出会いました。
それは「子供を叱るときは同じ言葉で3回、3段階で伝える」というもの。
元記事:mama girl「子どもの叱り方にはコツがある!同じ言葉で3回、3段階で伝える」
最近は『叱らない子育て』という育児法が広まったこともあり、子どもを持つ親なら誰もが「できるだけ叱らずに育てたい」と考えていると思います。
ただ、『叱らない子育て』の言葉をそのまま鵜呑みにして、何かあっても全く叱らずに子どもの思うがままにさせている親が増えたことで、『叱らない子育て』の在り方に疑問の声もあがっています。
『叱らない子育て』の是非についてはここでは割愛しますが、たとえ『叱らない子育て』であっても、時には叱らなくてはいけない場面も出てきます。
では、一体どうやって注意するのが一番効率よく子どもに届くでしょうか?
『叱る』と言うとちょっと語気が強い気がするので、以後『注意』という言葉を使いたいと思います。
「ウチの子は何度注意しても全然効いていない」というお母さんも多いと思いますが、そんなお母さんこそ、次のやり方をぜひ参考にしてみて下さい!
注意は「同じ言葉で3回、3段階」で伝える
まずはじめに、子どもを注意する理由は何でしょうか?
危ないことをしたから、周りに迷惑になることをしたから、他にも色々なシチュエーションでそれぞれ理由は異なると思いますが、共通しているのは何らかの“ルール違反をしている”ということだと思います。
公共の場で騒いだり、道路に飛び出したり、お店で走り回ったり、食事中に立ち上がって遊んだり…。
どれも大人になれば当たり前に守れる簡単なルールですが、まだルールが身についていないうちはつい“ルール違反”を犯してしまいがちです。
「子どものやることだから」と好きにさせていたり、遠くから「あんまりうるさくしちゃダメよ~」と聞こえてるんだか聞こえてないんだかわからないような声で言ったところで、結果的に本人のためになりません。こういう人結構いるんだよね~(-_-;)
こういう時こそ親がきちんと注意して、しっかりルールを理解させてあげないと。
で、その注意の仕方にもポイントがあって、子どもに注意する時は『同じ言葉で3回、3段階』で伝えるのがお勧めなんだそうです。
3回目の注意でやっと気づく
子どもは最初の1回目の注意はほとんど聞こえておらず、「なんか声がするな」ぐらいなんだそうで、2回目の注意でやっと声が耳に届いて「あれ?何だろう」と思うんだそうです。
そして3回目の注意でやっと叱られていることに気付くんだとか。
あー、確かにウチの娘たちもそんな感じだわ。(゚ω゚)(。_。)ウンウン
はじめの2回はほとんど内容が耳に入っていないので、注意した側としては「無視されてる?」と感じてイラっとしちゃうんですよね。激おこプンプン丸٩(๑`^´๑)۶
でもはじめの2回がちゃんと聞こえてないということがわかって、少しは気持ちに余裕が持てるようになったかな。
ということで、1回で注意が届いていない時は、同じ言葉で3回注意するといいそうで、
さらに、1回ごとに語気を強めていくとより効果的になんだとか。
まぁ1~2回言って聞こえてなさそうだったら、自然と声も大きくなりますけどねwwwでも感情的になったらいかんよー。
注意する時は『同じ言葉で』が重要!!
注意する時に一番重要なのは、『同じ言葉で』注意すること。
同じように3回注意しても、その度に言葉が違っていたらダメなんだそうです。
例えば、ご飯の時にじっと座って食べられない子に注意する時に「座って食べなさい」から始まり、続いて「ウロウロしちゃだめよ」になり、最終的には「もう、なんでちゃんとできないの!」とつい感情的になってしまいがち。
でも、先にも述べたように子どもに届いているのは最後の「なんでちゃんとできないの!」という言葉だけなんです。
これでは座って食べるというルールを学ぶどころか、自分は「ちゃんとできない子」なんだという自己否定につながってしまうことになりかねません。
そうならないためにも、子どもに届く3回目の注意まで同じ言葉で続けることが大事なんですね。(-ω- )o< フムフム
4回以上注意しても効果は同じ
子どもが3回注意されて行為が改善される確率は50%だそうですが、4回以上注意されても確率は変わらず50%というデータがあるそうです。
ということは、4回以上は注意してもそれ以上の効果はないってこと。
つまりいっぱい注意しても無駄ってことか。
いや、逆にあんまり注意しすぎるとお互いにイヤな気持ちになるばっかりでかえって逆効果なのかもしれませんね。長女とばぁばがよくこれでバトってるwww
ちなみに、3回注意しても改善されない時は、しばらく放っておくのがいいんだそう。
「え~、そんなんでいいの?」って思いますよね。私は思った!
でもこの時注意したことは子どもの頭に残っていて、2年後ぐらいに自然に良い方向へ変化していくこともあるんだそうです。え?2年後って、そんな気の長いハナシ…。
とはいえ、2歳の子に注意して4歳まで様子見るのと、7歳の子に注意して9歳まで様子見るのじゃちょっと違うかな?とも思うので、その場その場で臨機応変に『3回注意』を繰り返してもいいんじゃないかとは思いますけどね。持論なので責任は持てませんwww
我が家の実例
今回はじめて『同じ言葉で3回、3段階で伝える』という注意の仕方がイイ!というのを知った私ですが、実はもともと似たような注意の仕方を実践していました。
注意する回数まで気にしていなかったので厳密にいつも3回ではないと思いますが、私はもともとグチグチ言うのが好きではないタイプなので、注意する時は端的に同じことを3回ぐらい、多くても4~5回ぐらいしか言いません。
徐々に語気を強めていくというのは自然とやっていましたね。聞こえてないかと思ってw
【長女の場合】
朝ご飯をボーっとしていてなかなか食べないので
ご飯食べな―
・・・
おーい、ご飯食べな!
・・・・・・
ご、は、んっ!食べな!!!
え?あ…、うん。
てな感じが毎朝。
この場合ルールを注意してるという次元の話ではない気もしますがw
【次女の場合】
基本じっとしていられないので、ご飯の時もしょっちゅうウロウロ…。
座って食べな~
キャッキャ(遊びに夢中)
おーい、座って食べな!
?(なんとなく気付く)
す、わ、っ、て!た、べ、な!!!
わかったー。(やっと座る)
をほぼ毎食www
確かに最初の2回はまったく届いてませんね~。
まさに3回目でやっと注意されたのに気付く感じです。
これを根気よく続けていたら、最近では2回目で気付くことも増えてきて、時には1回目でちゃんと気付いてくれたり、私の目をみて察知してくれたりw←これはアリなんだろうか?
長女は「ご飯を食べ始めたらしっかり最後まで集中して食べる」ことが分かってきたし(今!?)、次女の方は「ご飯は座って食べる」ということが少しずつですが習慣になってきました。
私の方も、4回以上は注意しても無駄ということがわかっただけでも随分気持ちが楽になりましたよ。
何回注意しても効果が無いと悩んでいるお母さんも多いと思いますが、実は「何回注意しても全然ダメ!」なんじゃなくて、「何回も注意するからダメ」なのかもしれないので、良かったらこの機会に『同じ言葉で3回、3段階』で伝える注意の仕方を試してみてください!
では!