こんにちは、あやぞうです。
新学期が始まって1週間。
再び心配していたことが現実になってしまいました。
今朝、娘はひとりで学校へ行くことができませんでした。
今日は少し重い内容になってしまいますが、よろしければお付き合いください。
今朝の娘は、起きた直後からいつもと少し様子が違っていました。
朝ご飯には手がつかず、出発時間が近づくにつれて表情が暗くなっていき、最終的には「行きたくない」と大泣きし始めてしまったんです。
あぁ、またか。
…1年前の記憶が蘇ります。
初めて娘が小学校に行き渋って号泣したあの日のこと。
ただ必死に娘に寄り添って過ごした日々のこと。
あぁ、またあの日々が繰り返されるのか。
少し不安はよぎったけれど、一度良い流れになった経験があるからという妙な自信もあって、はじめはそこまで深刻には感じていませんでした。
ひとまず、待っていてくれるお友達に先に行ってもらい、娘を落ち着かせるために話を聞いてみると、今回は1年前とは娘の気持ちに変化がありました。
「学校に行きたくない。児童会も行きたくない」
泣きながらそう話す娘に、行きたくない理由を聞いても返事はありません。
ただ、私には少しだけ思い当たる節がありました。
新年度のクラス編成
新年度になり、始業式の日に新しいクラス編成の発表がありました。
「〇〇ちゃんと一緒だといいな~」
そんな娘の淡い期待は見事に玉砕。
それどころか、同じ保育園から進学し、一緒に学童にも通っているお友達とも別のクラスになってしまいました。
もちろん1年生の時に一緒のクラスだった子の何人かはまた同じクラスになれたんですが、そこまで仲良しの子ではないようで、娘はとても残念がっていました。
娘が持ち帰ったクラス編成の表を見てみると、なんと娘意外に3人同じ保育園出身の子がいるんですが、その子たちはみんな同じクラス。
つまり、娘だけが別のクラスになってしまったんです。
う~ん…。
クラス編成を決めるのには、色々なことを考慮して決定しているとは思うのですが、さすがにこれはどうなんだろう。
全部で3クラスあるうちの1クラスに3人が集中し、娘だけが別クラス。
せめて2人ずつにするとかできなかったのかな…。
ちなみに昨年は1人、1人、2人で分かれていました(娘は1人)。
成長が仇になったのか
先日ブログにも書いたとおり、娘は学年代表として修了式で作文を読みました。
1年生になったばかりの頃の母子分離不安による母子登校を乗り越え、その後は毎日楽しく学校生活を過ごすことができた娘。
その成長の様子を間近で見守ってくれていた担任の先生が、娘を信頼してこの大役を任せてくれたことは娘にとっても、良い自信につながったと思います。
ただ、今になって思うと、その成長の様子が娘を過大評価する原因になってしまったのではないかと思うのです。
クラス編成で考慮される事項にはいくつかのポイントがあると聞いたことがあります。
まず基本は成績順に均等になるように配置し、その後、明らかに相性が悪い子(前年の情報などから同じクラスにしない方が良いと判断する子)を離したり、リーダー性やスポーツ・音楽などの得意不得意に偏りがないように分けるそうです。
他には消極的な子どなどがクラスで孤立しないために、交友関係の狭い子は同じクラスにしてあげたりという配慮もあるんだとか。
娘は一旦馴染んでしまえば人並以上に人懐っこく、一見してリーダー性があるように見えてしまうので、1年生が始まったばかりの頃のあの姿は親の私でさえ遠い昔のことのように感じるほどになっていました。
そこへ、学年代表としての堂々とした発表。
おそらくどの先生も、そして母親の私も、娘の成長を疑うことはありませんでした。
そうした中でのクラス替え。
娘は再び不安の中へと迷い込んでしまいました。
強く、たくましく成長した面もあるでしょう。
でもその裏側で、繊細に成長した面もあったんです。
性格はそう簡単に変えられるものではないんですよね。
親としての反省点
今回の件について、私は親としてただただ反省するばかりです。
どうして娘の気持ちに気付いてあげなかったんだろう。
私も過信してしまっていたんですね。
娘の性格を考えれば、こうなることは予想できたはずです。
もっと積極的に学校と相談しておくべきだったなと、今になって後悔しています。
それでも済んでしまったことを今さら悔やんでも仕方ありません。
また娘が笑顔で登校できるように、最善を尽くすのみです。
今朝は一度は私が車で学校まで送っていき、車の中で10分ほど話をしながら登校を促しましたが、結局その時点で学校に行くことはできず、そのまま家へと引き返しました。
この時既に私は出社時刻が過ぎていたため、会社には遅れる旨を連絡して次女を保育園へ送っていき、娘は祖母に任せて家を出ました。
結局娘は祖母と歩いて登校し、学校に着いてからは泣くこともなくすんなりと教室へ入って行ったそうです。
この点からしても、どうやら今回の行き渋りは昨年の私と離れることが出来なかった『母子分離不安』によるものとは少し違うようです。
はてさて、今回はいったいどのように対応していけばいいのやら…。
しばらくはまた試行錯誤の日々が続きそうです。
では。