アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

子供のカフェイン摂りすぎに注意!水分補給に緑茶やほうじ茶はNGってホント!?

f:id:xiaocaiaya:20190730154043j:plain

こんにちは、あやぞうです。

 

毎日暑い日が続きますね!

 

小学校が夏休みに入り、先週から学童で1日過ごすようになった長女。

毎日お弁当と水筒を持っていくんですが、今まで使っていた500mlの水筒では足りないということで急遽1リットルの水筒を購入しました。

それでも朝から1日ガッツリ活動して、夕方帰ってくる頃には空っぽ。

沢山動いて汗もいっぱいかくので水分補給は必須ですね。

 

ところで、我が家では水筒の中身は冬は常温の水、夏は冷たい麦茶を入れていますが、みなさんのご家庭では子供の水分補給に何を用意していますか?

身近な飲み物の代表といえば“水かお茶”が思い浮かぶと思いますが、実はそのお茶による子供の日常的なカフェイン摂取が問題になっているそうなんです。

 

子供の3人に1人はカフェイン摂取している!?

アサヒ飲料㈱と「おやこ保健室」が共同で実施した、20~40歳代の3歳~5歳の子供を持つお母さん1,030人を対象にした水分補給に関する調査によると、なんと子供の3人に1人は日常的にカフェインを摂取しているとの結果が。

海外では子供のカフェイン摂取について上限量の目安を設定している国もありますが、日本では明確な基準がないため子供へのカフェイン摂取に対する意識には個人差があるようです。

確かに、コーヒーや紅茶など明らかにカフェインが多いと思われる飲み物は積極的に与えないように気を付けても、それ以外の飲み物にどれだけカフェインが含まれているかなんてあまり意識しませんよね。

 

緑茶やほうじ茶は意外にカフェイン量が多い

実は意外と落とし穴なのが、身近な飲み物である“お茶”なんです。

調査結果では、水分補給に緑茶やほうじ茶を飲んでいるという答えが多くありました。

緑茶やほうじ茶というとごく身近な飲み物であるため、あまり意識せずに子供と一緒に飲んでいるご家庭は多いと思います。

ところが、緑茶やほうじ茶にも意外とカフェインが多く含まれているため、知らないうちに子供の日常的なカフェイン摂取に繋がってしまっています。

しかも、緑茶の中でも“玉露”と呼ばれる種類では、なんとコーヒーよりも多いカフェイン量になってしまうんです。

 

え~!?それは知らなかったよ!

 

お茶の種類別カフェイン量

  カフェイン量 (100g当たり) 浸出法
玉露 160mg 茶葉10g/60℃の湯60mlで2分30秒浸出
煎茶 20mg 茶葉10g/90℃の湯430mlで1分浸出
ほうじ茶 20mg 茶葉15g/90℃の湯650mlで30秒浸出
玄米茶 10mg 茶葉15g/90℃の湯650mlで30秒浸出
紅茶 30mg 茶葉5g/熱湯360mlで1分30秒~4分浸出
ウーロン茶 20mg 茶葉15g/90℃の湯650mlで30秒浸出

出典:日本食品標準成分表 2015年版(七訂) 

 

※厳密には玉露も煎茶もほうじ茶も“緑茶”のうちの1種です。

 

カフェインが子供に与える影響

カフェインには交感神経を刺激する作用があるため、大人なら眠気覚ましに効果的と言われていますが、消化器官や代謝機能まだ未熟な子どもがカフェインを摂取すると大人よりも多くの影響を受けてしまいます。

例えば、夜眠れなくなったり、眠りが浅くなって睡眠の質が下がってしまい、日中イライラしたり、精神的に不安定な状態になりやすくなります。

また、利尿作用によって脱水状態になってしまったり、成長に必要なカルシウムや鉄分などが排出されやすくなってしまうという悪影響もあります。

 

子供が摂取してもよいカフェイン量は?

日本では特に規定はありませんが、カナダ保健省では次のように定められています。

 

4歳~6歳   45 mg/日

7歳~9歳   62.5 mg/日

10歳~12歳     85 mg/日

 

※妊娠中・授乳中におけるカフェイン摂取上限の目安は300 mg/日。 

 

先ほどのお茶に含まれるカフェイン量の表で換算してみると、未就学児の場合は煎茶やほうじ茶なら1日にコップ1杯(約200ml)程度、小学校1~3年生ぐらいでもコップ2杯程度が上限ということになります。

娘が学童に持参している水筒は1リットルなので、もし煎茶やほうじ茶を入れたとすると、1日のカフェイン摂取量は200mgになってしまい、上限量の3倍を摂取してしまうことになります。

 

 

ただし、このカフェイン量は上記の表にある方法で浸出した時のものなので、茶葉の量を減らしたり、浸出後のお茶を薄めることでカフェイン量の調整は可能です。

もし煎茶やほうじ茶を子供と一緒に飲みたいという時には、少し薄めてからあげるなどして過剰摂取にならないように調節してあげれば問題ないと思います。

さすがに飛びぬけてカフェイン量が多い玉露は避けた方が無難かな…。

 

いずれにしても、カフェイン摂取による影響は個人差が大きく、「絶対ダメ!」という基準があるわけでもないので、お子さんの様子を見ながら臨機応変に対応していけばいいと個人的には思っています。

 

明らかにカフェインを摂取したことによって寝つきが悪くなっただとか、興奮しがちで落ち着きがないなどの影響が見られる場合は摂取を控えた方が良いかもしれません。

 

カフェインマネジメントで摂取量をチェック!

子供カフェイン摂取量が気になる方は、アサヒ飲料㈱の「十六茶」サイトで配布されている「カフェインマネジメントブック」を利用してみてはいかがですか?

1週間分の子供の水分補給とカフェイン摂取量を楽しみながら簡単にチェックできるチェックシートになっています。

ぜひ親子でカフェインマネジメントに取り組んでみてください。

 

ダウンロードは十六茶のページから

https://www.asahiinryo.co.jp/16cha/sp/column/

 

ココアやチョコレートにも要注意!

ということで、緑茶やほうじ茶など、お茶をメインにカフェイン量を比べてみましたが、他にも身近なものでカフェイン量が多いものがあります。

それがココアやチョコレートなどの、カカオを原料としたもの

ココアは無糖タイプのピュアココアで30mg/100ml、加糖のミルクココアでは微量とのことなので、子供が飲む場合にはミルクココアの方を選んだ方が良いようです。

チョコレートの場合は100gあたり20~30mgぐらいで、市販の板チョコが1枚50g、アンパンマンのぺろぺろチョコ(ウチの子達が大好きw)で12gなので、子供が食べるチョコレートの量で換算するとカフェイン量はごく微量になりますが、チョコレートが大好きで沢山食べてしまうというお子さんの場合は注意が必要です。というか、それ以前にチョコを食べすぎたらダメよ!

ちなみにホワイトチョコレートならカフェインが含まれていないので、どうしても沢山食べたい時にはホワイトチョコレートがお勧めです。でも食べすぎはダメよw

 

まとめ

意外と知らないうちに過剰摂取になりがちなカフェイン。

玉露のカフェイン含有量の多さには驚きました!

時々ペットボトル飲料でも「玉露入り」っていう商品を見かけますが、そういうものでも他と比べるとやっぱりカフェイン量が多いんでしょうか?

出先などでどうしてもペットボトルのお茶しかない時には、せめて玉露入りかどうかだけでも確認した方が良さそうですね(;・∀・)

 

まだまだ暑い時期が続くので、ぜひこの機会に水分補給の見直しをしてみて下さい。

 

 

では!