こんにちは、あやぞうです。
すっかり間が空いてしまいましたが、先日書いた健康診断の記事の続きです。
いよいよ初めてのバリウム検査(胃透視検査)。
バリウムが不味いとか、検査後のバリウム便が出るまでが大変とか、バリウム検査に関しては良くない噂ばかり耳にしていたので検査前はかなり緊張しました。
バリウム検査の流れ
検査の大まかな流れは以下のとおり。
発泡剤とバリウムを飲む
↓
検査台の上で指示に従ってぐるぐる回る
↓
指示に従い色んな体制で静止
↓
最後に機械でお腹を押す
文字で書くと簡単ですが、なかなか大変でした(;・∀・)
まず検査前に軍手と下剤が配られ、検査についての事前説明を受けます。
なぜ軍手?と思いましたが、その理由は後ほど解明します。
検査にかかる時間はおよそ5分。
緊張のせいか、順番を待っている時間がとても長く感じました(^_^;)
20分ほど待ったところで私の順番になりました。
名前を呼ばれて検査室に入ると、まずは荷物とポケットの中身、メガネなど身につけているものをすべて外してトレーの上に置くように指示されました。
そしていよいよ検査開始です。
バリウム検査スタート
バリウム検査の順を追って解説しながら実際の体験談を綴っていこうと思います。
初めてバリウム検査に挑む方の参考にしていただければ幸いです。参考になるか?w
Step.1 発泡剤を飲む
小さな筒状の容器に入った粉ラムネのようなもの(発泡剤)と紙コップに入ったバリウムを渡され、少量のバリウムで発泡剤を一気に飲むように指示されます。
始めに発泡剤を飲むのはしぼんだ胃を膨らませるためで、胃のひだをのばして病気を発見しやすくする役割があります。
発泡剤は口に入れた瞬間にシュワシュワしてくるので、なるべく舌先ではなく舌の奥の方に置いて、一気に流し込むようにすると上手く飲めます。
発泡剤の味はなんとなくどこかで食べたことのあるような味…
あ、あれだ、
ねるねるねるね。
最近のねるねるねるねは色んな味が出てるみたいだけど、私が子供の頃は確かソーダっぽい味しかなかったような…。
うっすらした記憶が確かならば、正にこの味。
ただ、すぐに発泡してしまうのでじっくり味わうことができないため、一瞬「シュワッ」ってなった時の感想なので思い込み半分てとこですが。
Step.2 バリウムを飲む
その後、残りのバリウムを片手に持って機械の上へ。
指示に従ってバリウムを数回に分けて少量ずつ飲み、最後はゴクゴクと一気にすべて飲み干しました。
不味いマズイと噂のバリウムですが、初めて味わうバリウムはザラザラしてるけど私的には別に不味くはなかったです。
ほのかに甘みがあって、ドロっとしてるけど特に飲み込みにくいということもなく。
フツーに味わって飲んじゃいました。
バリウムが苦手な人は、飲みにくいからといってちびちび飲まずに覚悟を決めて一気にゴクゴク飲むのがコツだそうですよ。
Step.3 検査台の上でぐるぐる動く
バリウムを飲んだ後は、放射線技師さんの指示に合わせて台の上でぐるぐると回転したり、右を向いたり左を向いたり。
これが結構シンドイんですよ(;^ω^)
私みたいに自重がある人だと、くるりと1回転するだけでも一苦労。
「右向いて~」
「もう少し右」
「あとちょっと!」
「少し左」
「あ、行き過ぎた」
「はい、そこでストップ!息止めて!」
み、右ってどっちだっけ?
ちょっとってどのくらい?
いつまで息止めるのッ!?ゼエゼエ…
何度かぐるぐる繰り返していたら…
ゲフッ
…あ。
ゲップが出ちゃいました(;^ω^)
バリウム検査の間はゲップを我慢しないといけないんですよね。
そんなのすっかり忘れて、つい出ちゃった♡
すかさず放射線技師さんから「はい、胃が萎んじゃったからもう一回発泡剤飲みましょうか」と注意されちゃいました。
ということで再び発泡剤を飲むことになったんですが、発泡剤を流し込むための水の少ないこと!
え?これっぽっちの水で飲むの?ってぐらい少なかったよ。頑張って飲んだけど。
ちなみに発泡剤を飲むときの水の量は10ccらしいです。
大さじ1杯だって15ccあるのに、どんだけ少ないのよ。
そして検査再スタート!
最初の発泡剤も少し残ってるせいか、お腹の中は空気でパンパン!
少しでも気を抜くとすぐにゲップが出そうな状況の中、容赦なく指示が飛びます。
うぉ~、早く終わってくれ~~( ノД`)
さすがに2回目は無いよね、と思って我慢してたけど、途中でちょこっとだけゲフッと上がってきちゃって「ヤバい!」と思ってそのまま空気を飲み込みましたw
間一髪セーフ。発泡剤3杯は地獄だもんね(;'∀')
その状態でバリウム検査最後の難関ともいえる、頭が下がった体勢での静止。
頭側を下にして結構な角度まで検査台が傾くので、体の両側にある手すりにつかまって落下に耐えます。←重いと余計にキツイ!
ここで役に立つのが始めに配られた軍手。
軍手についているあの小さな滑り止めの粒々のお陰で何とか滑り落ちるのを回避することができ、無事検査台は元の姿勢へ。
そして最後は白いドリルのようなもので強制的にお腹をグリグリと圧迫。いや、実際にはドリルほど尖ってはいないけど、その時の私にはドリルに見えたのよ。
この時点でゲップは出してもいいと言われたんだけど、なぜかゲップしたい感はどこかへ行ってしまい、この時は出ませんでした。
Step.4 下剤を飲む
検査室を出ると、すぐに先に貰っていた下剤2錠をコップ2杯の水で飲みます。
「便が出るまでがバリウム検査」とも言われるぐらい、検査後のバリウムの排出は大事なポイントです。
うまくバリウムが体外に排出されずに残ってしまうと、腸内で詰まって腸閉塞を引き起こしたり、固まったバリウムが腸壁を傷つけてしまったり、ひどい場合には腸に穴が開いてしまうというリスクも。
そのため、バリウム検査が終了したら直ちに下剤を服用してなるべく早くバリウムを体外に排出するようにします。
ご存知の方も多いかと思いますが、バリウム便は通常の便と違って白っぽい便が出るので白い便が出たかどうかで判断できます。
少々汚い話になりますが、私の場合下剤を飲んでから4時間ほどで下剤の効果は出ましたが、当日朝に排便がなかったためその時は朝の分が出ただけでバリウム便は出ませんでした。
「もし夕方までにバリウム便が出なければ下剤を追加して様子を見て、24時間経っても出ない場合はすぐに病院に連絡を!」と、事前にそんな説明を受けていたので、「出なかったらどうしよう~」と内心ハラハラしてましたが、夕方に追加分の下剤を飲んだところ、その日の夜にしっかり出ました☆(*´σー`)
人によってはバリウム便が数日続くというケースもあるそうですが、私はその日だけで終わり、翌日以降は通常に戻りました。
まとめ
以上、初めてのバリウム検査の体験談でした。
初めてのバリウム検査を体験した感想は
・バリウムはそんなに不味くない
・ゲップを我慢するのが大変!
・検査台で動くのは地味にキツイ
といった感じで、まぁ大変は大変でしたが、個人的には噂に聞くほどツライものではなかったかなというのが本音です。
特にバリウムの味なんかは好みにもよるので一概には言えませんが、私はどちらかというと「意外とイケる」とさえ感じてしまいました( ̄▽ ̄)
こういうのは思い込みも結構重要なポイントなので、この記事をご覧になった方は「バリウムは意外と美味しい」と刷り込んでおいてはいかがでしょうか?w
さすがにムリがあるか…?www
ということで、初めてのバリウム検査はつつがなく終了。
健診の結果は後日郵送されてくるそうです。
今年は引っかからないといいなぁ。
…では。