こんにちは、あやぞうです。
今日、2月3日は節分ですね。
週末に恵方巻を食べたり豆まきをしたという人も多いのではないでしょうか。
私も昨日イオンで恵方巻を見かけて買おうかどうしようか迷ったんですが、あまりの高級さに断念しました(;'∀')
1本980円だったよ!
そもそも恵方巻の風習自体、諸説あって信憑性に欠けるところがあるので「何が何でも恵方巻食べないと!」ってことでもないですけどね。
ということで、我が家の昨夜の晩餐は手作り餃子でしたw
玄関先にイワシとヒイラギ!?
今朝、次女を保育園に送っていくと、保育園の入り口に見慣れないモノが…。
なんと、玄関先にイワシとヒイラギがぶらさがっていました。
↓こんなの
長女が入園してから通い続けて7年弱になりますが、今まで玄関先にイワシとヒイラギがぶらさがっている光景など一度も見たことがありません。
な、ナニコレ…(;゚Д゚)
唖然と見ていたら、朝の合同保育からそれぞれのクラスへ移動する子供たちがやってきて、ちょうど先生が子供たちに教えてくれるところだったので、私も一緒に聞いていこうと思ったんですが、なんせ朝の出勤前だったので時間がなく、残念ながら説明を聞けずにその場を後にしました。
おそらく節分に関連するナニカなんだろうということは分かったけれど、一体なぜイワシとヒイラギなのか。
その後も気になって悶々としていたので、Google先生に聞いてみることにしました。
伝統的な風習「柊鰯」
イワシとヒイラギを玄関先に飾るこの風習は主に西日本で行われているもので、「柊鰯(ひいらぎいわし)」と呼ばれるものだそう。
柊鰯(ひいらぎいわし)は、節分に魔除けとして使われる、柊の小枝と焼いた鰯の頭、あるいはそれを門口に挿したもの。西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいう。
引用元: 「柊鰯」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なるほど、西日本の風習なんですね。
この辺りではあまり見かけないのも納得です。
でも何でイワシとヒイラギ???
そのあたりも調べてみたのでまとめておきます。
柊鰯の由来
臭いものや尖ったものは、古くから“魔除け”の効果があると言われてきました。
節分に「臭いもの=鰯の頭」「尖ったもの=柊のトゲ」を飾ることで、邪気や災いを追い払おうという風習が『柊鰯』だそうです。
鰯の頭を焼いた臭いで鬼を近寄らせないようにしたり、柊の葉のトゲが鬼の目を刺して追い返すと言われています。
柊鰯の作り方
作り方という程のこともないですけど(;^ω^)
①鰯の頭をグリルや焼き網で焼く
②鰯を柊の枝に刺す
以上w
ただ、鰯を焼くのが大変だったりつわり真っ最中とかだと厳しいですよね(;・∀・) 、簡単に雰囲気を味わいたいという人には次の方法で柊鰯を作るのもおススメです。
折り紙で柊鰯を作る
季節の行事などをテーマにした折り紙の本などには柊鰯の作り方が載っているものもあるそうなので、お子さんと一緒に折り紙で柊鰯を作るのもいいですね!
カミキィさんの動画で折り方が紹介されているので参考にどうぞ!
うちもそうですが、マンションなどの集合住宅だとさすがに玄関先にイワシの頭をぶらさげるのも気がひけるけど(風習がない地域だと特に)、折り紙で作った柊鰯だったら可愛くていいですよね。
私も帰ってから子供と一緒に作ってみようかな?
柊鰯を飾る期間
柊鰯を飾る期間は地域によって色々あるようで、主に次の4パターンがあるそうです。
・小正月の翌日(1月16日)から節分の日まで
・節分の日だけ(翌日まで)
・節分の日から2月の間じゅう
・節分の日から一年間(翌年の節分につけかえ)
一般的には節分の日から翌日の立春まで飾ることが多いようです。
柊鰯の処分のしかた
柊鰯を飾り終えた後、そのままゴミ箱にポイ…というのもちょっと気が引けますよね。
お守りやお札のように神社などに持って行って焚き上げてもらうのが一番丁寧ですが、実際には「塩で清めて半紙に包んで捨てる」というのが一般的なようです。
また、地域によっては「玄関先に埋める」という方法もあるそう。
いずれにしても、厄除けのお役目を果たしてくれた柊鰯への感謝の気持ちを忘れずに、誠意をもって処分するようにしたいですね。
あとがき
今回は娘の保育園のおかげで「柊鰯」という伝統的な風習を知ることが出来、またひとつ勉強になりました。
こういう伝統的な風習や行事を日々の保育の中でさりげなく取り入れて、子供たちに教えてくれるのはありがたいことですね。
みなさんのご家庭では柊鰯を飾る風習はありますか?
私は今まで知りませんでしたが、せっかく知ることができたので今後の習慣にしていこうかなと思っています(^▽^)
みなさんも良かったらぜひ。
では。