こんにちは、あやぞうです。
みなさん『ヘアドネーション』ってご存知ですか?
ヘアドネーション(英: Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。
出典: 「ヘアドネーション」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
以前はあまり知られていませんでしたが、テレビで取り上げられたり芸能人の方が参加されたりしたことで認知度が上がり、年々参加する人が増えてSNSなどでも話題になっているそうです。
我が家でも何かのテレビで見かけたのがきっかけでヘアドネーションのことを知り、
私も髪の毛を寄付したい
という長女の希望で2年間髪の毛を伸ばしてきました。
そして昨日、ついに念願叶ってヘアドネーションが実現しました♪
必要な髪の長さは31cm以上
頭をすっぽりと覆う“フルウィッグ”を作るのに必要な長さは31cm以上(世界的基準12インチをセンチメートルに換算したもの)ということで、寄付する髪の毛は最低でも31cm以上必要になります。※JHD&Cへ寄付する場合。
長女は保育園の頃からずっとロングヘアだったんですが、実は小学校の入学式に合わせて一度20cmぐらい切ってしまったんです(;・∀・)
当時はまだヘアドネーションのことをあまり知らなかったので、もったいないことをしたな~と反省してます。
そのままだったら50cm以上の寄付ができたのにね!
髪の寄付は31cmあればできますが、実はウィッグを欲しがっている子供の9割がロングウイッグと言われる長い髪を希望しているんだそう。
そのロングウィッグを作るためには50cm以上の長さが必要なんだけど、やっぱりそこまでの長さはなかなか集まらないそうで、50cm以上の髪はとても貴重なんだそうです。
入学式当時、長女の髪の長さはこのくらい。
ここから2年かけて腰まで伸ばしました。 先日の餅まきの時の写真。
細くて柔らかい髪質のため、この時期は静電気で髪が絡まってしまって毎日のケアがなかなか大変。
椅子に座ると背もたれに挟まって立ち上がれなかったり、トイレも気を付けないといけなかったりで本人もなかなか苦労していました(^_^;)
それでも「あと少し!」と頑張って伸ばし続け、最近になってなんとか31cmの髪を切っても大丈夫な長さに°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
ホントは春休みまで待つ予定だったけど、本人が待ちきれずフライングして2月のうちにヘアドネーションを決行することになりました。
いよいよカット!
前日の夜から「ドキドキする」と言って緊張していた長女。
当日の朝になってもなんとなくもじもじしていたので、「気が乗らないならやめてもいいよ」と最終確認したところ、「ううん、切りたい!」と力強い返事が返ってきて一安心。
もし私が勧めたことで無理させてたら良くないと思ったけど、どうやら私の取り越し苦労だったみたいですε-(´∀`*)ホッ
まぁね、ずっと長かった髪を初めて短くするんだもん、多少の不安はあるよね。
しかも、長女にとっては初めての普通の美容院。
1,000円カットで簡単に切って貰ったことはあるけど、シャンプー&ブローつきで美容院に行くのは初めてです。
今回お世話になった美容院は、事前にJHD&Cのドネーションサロン検索システムでJHD&Cの規定に則したヘアドネーションカットを実施してくれるJHD&C賛同サロンを検索し、ホットペッパービューティーから予約をしました。
受付を済ませて早速席へ案内され、まずは髪の長さをチェック。
こうしてみると随分長くなりました!
小分けにして裾から30cmのところをゴムで縛ります。
長女は髪が少ないので 4つにわけました。
毛先がまばらになっているので、たぶん少し長めにとってあるのかな。
縛り終えたら、いよいよハサミを入れます。
担当のお兄さんから「自分で切ってみる?」と言われたけど、ビビりな長女はひきつった顔で首を横に振ってましたwww
ちなみに「お母さん切ってみます?」とも聞かれたけど、私もビビって「いえ、結構です」って丁重にお断りました。
後になって「切ってみれば良かったかな」とも思ったものの、失敗して取り返しのつかないことになったら嫌なのでやめといて良かったか。もうちょっと長さに余裕があったら切らせてもらったかも。
そしてザクザクと切った後がこちら。
そして切り落とされた髪の毛。 予想通り少ないw
ドネーション分の髪を切った後、希望の髪型に綺麗にカットしてもらいます。
まずはシャンプーから。
初めは「シャンプー怖いから嫌だ」とビビってた長女でしたが、優しくてイケメンなお兄さんにうまく誘われて大人しくシャンプーされてましたwww怖いというのでシャンプー台まで付き添ったけど、案外平気だったので結果的にただ見守るだけの母。
席へ戻ってカット再開。
終始優しく声掛けしながらカットしてくれるお兄さんに、長女も安心している様子。
美容院デビューがうまくいって良かった!
その間に私は「ドナーシート」にドナーの情報(年齢や性別、国籍など)と、髪の状態(カラー&パーマ歴など)を記入しました。
こちらのサロンでは、サロンからJHD&Cへカットした髪の毛を送ってくれます。
他のヘアドネーション経験者の方のブログなどを見ると、カットした髪の毛を持ち帰って自分で送ることも出来るみたいだけど、特に聞かれなかったのでお任せしました。
ズボラな私が持ち帰ったら髪の毛傷めたり、バラバラになったりしそうなんで(^_^;)
JHD&Cが髪の毛を受け取った証明としてポストカードタイプの「受領証」を送付してもらうことができるそうなので、そちらもお願いしました。
送付は3ヶ月~半年後ぐらいになるそう。
受け取ったらまたこちらに追記します。
初めてのショートボブ に気分一新♪
そんなこんなで初めてヘアドネーションに挑戦した長女。
カット後はサッパリとショートボブになりました。
親バカ目線で数割増しですが、
予想以上に可愛い♪
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
私自身、こんなに短い髪形の長女を見るのは初めてなので(赤ちゃん時代のチョロ毛は除外)、興奮のあまり美容院で仕上がりの写真を撮り忘れるという大失態。
帰ってからマンションの前で撮りましたw
後ろから見るとこのぐらい。
切る前の長さと比べると、ヘアドネーションで31cm切ると仕上がりがどのくらいになるかの目安になるかと思います。
長女推しの旦那は見た瞬間に
可愛いじゃんっ!将来広瀬すずみたいになるんじゃない!?
とこれまた親バカ全開( ̄m ̄〃)!
さすがに広瀬すずにはならないと思うけど、母も短いの似合うと思うよ!
感受性の強い娘がヘアドネーションに興味を持ち、実際に寄付をすることで彼女なりに何か感じるところもあったのかなと思います。
短くなった髪の毛を何度も鏡に映しながら「ちょっと短すぎない?学校行くの恥ずかしいなぁ」と言ってたけど、「あなたの髪の毛を待っている子がいるんだよ。その髪の毛で誰かが笑顔になれたらいいね!」と声を掛けると、少し恥ずかしそうに、そして誇らし気に「うん!」と元気に応えてくれました。
軽くなった髪の毛のように、気持ちも明るくなったかな?
おわりに
今回長女が挑戦したヘアドネーションですが、実は新型コロナウイルスの影響で2月18日以降は髪の毛の受け入れなどを一時的に中止しているそうです。
4月以降受入再開予定とのことで、その間切った髪の毛は湿気を含ませないようにして保管しておいてくださいとのこと。
髪の毛は濡れたり湿ったりしているとカビが生えて使えなくなってしまうので、自宅で保管する場合は特に注意が必要になります。
今からヘアドネーションを予定している人は、受け入れ再開まで待つか、私のように美容院で保管~送付をお願いすることをおススメします。
こちらのサイトに詳しいことが載っているのでぜひ一度ご覧になってみてください。
・Japan Hair Donation & Charity( JHD&C)
・つな髪
~おまけ~
その日の夜、旦那から「“ドネーション”ってどういう意味?」と聞かれて「う~ん、何だろう?」とパッと思い浮かばなかった私。夫婦そろって英語は苦手w
そこへ長女が「“ドネーション”だから“ドナー”とかと関係あるんじゃないの?」とポツリと一言。
( ゚д゚)ハッ!そうか!
言われてみれば確かにそうだ。
すごいな娘、よくそこに気付いた。
ちなみに“ドナー”は寄付者で“ドネーション”は寄付。
どうやら我が家で一番ひらめき力が高いのは長女のよう。
この調子なら3年生から始まる外国語も問題なさそうです。