こんにちは、あやぞうです。
以前、長女が創作した詩の世界をご紹介しました。
あれからしばらくは詩よりも絵の方に夢中になっていて、日課のように毎日数枚の絵を描き続けています。
私も旦那も娘と同じように子供の頃は毎日絵を描いていたので、これはきっと間違いなく血筋ですねw最近次女も絵を描くようになってきたよ!
つい先日、久しぶりに長女が詩を書いていました。
ただ、今回はちょっと今までとは違う感じで気になる点がいくつかありました。
クシャクシャに丸められた紙
長女はお世辞にも丁寧なタイプではないので、いつもランドセルの中には絵を描いた紙や学童で遊んだぬり絵、折り紙などが適当に突っ込まれています(^_^;)
その中から、ひと際クシャクシャに丸められた一枚の紙が出てきました。
開いてみると、そこには一篇の詩が書かれていました。
さようなら
さようなら さようなら
この夜ぼくは たびだちます
たのしかった思いで 頭の中につめて
さようなら さようなら
このおもいで わすれたくない
さようなら さようなら
母さんに書いた手紙
さみしいでいっぱいで
さようなら さようなら
この思いはわすれたくない
一瞬ドキッとしてしまうような内容です。
実はこの詩を書いた前の晩、ひどく娘とぶつかってしまったんです。
寝る時間になってもダラダラとテレビを見たり絵を描いたりしていて、なかなか腰が上がらない長女。
次女を寝かしつけしないといけない私はだんだんイライラしてきて、寝る気が無いのならもう好きにしなさい、と次女だけを連れて寝室へ行きました。
長女はそれからしばらくの間グズグズとしていたようですが、そのまま実母の部屋で寝入ってしまいました。
朝起きた時にはもうケロッとしていたので特に気に留めていなかったんですが、どうやら心のどこかにその時のさみしい気持ちが残っていて、それを言葉に吐き出したんだろうと思います。
「母さんに書いた手紙 さみしいでいっぱいで」
この言葉をどんな気持ちで書いたんだろう。
考えただけで胸がギュッと痛くなります。
実際に私が手紙を貰ったわけではありませんが、きっとさみしい気持ちを伝えたかったんだろうなと。
その晩はいつも通り私と長女、次女の三人で川の字になって寝ました。
真ん中に次女を挟むので長女とは少し距離ができてしまい、いつも長女はそれが寂しいと言っていたので、この日は次女越しに手を繋いで寝ました。
長女は安心したように嬉しそうな顔で眠りにつきました。
おわりに
随分体は大きくなったけれど、まだまだ心は小さな子供のままの長女。
日頃のふてぶてしい態度と体格の良さについ忘れてしまいがちですがw、長女は人一倍繊細な心の持ち主なんですよね。
こうした心と体のアンバランスは、この先思春期になってさらに大きな問題となって出てくる可能性もあるので、常に心のどこかに留めておかないと。
私もあまりメンタルは強い方ではないけれど、それぞれ個性豊かな二人の子供たちのおかげで、母として、人として、一回りも二回りも成長させて貰ってるなぁと感じる今日この頃。
まだまだ未熟な母ですが、これからも全力で母を頑張っていきたいと思います!
では。