アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

突然発症することも!?知っておきたい『大人の食物アレルギー』のこと。

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こんにちは、あやぞうです。

 

特定の食べ物を食べることで様々な症状を発症する「食物アレルギー」。 

実は私も食物アレルギーがあって食べられないものがあります。

私の場合は小学生の頃に初めて食物アレルギーを発症し、年月と共に徐々にアレルギーの原因となる食べ物が変化しながら今に至っています。

つい最近ではトマトにアレルギー反応が出るようになり、またひとつ食べられないものが増えてしまいました…(;^ω^)

私のように、大人になってから突然特定の食べ物に対してアレルギー反応が出てしまうケースも少なくないそうですね。

 

今日はそんな『大人の食物アレルギー』についてまとめてみました。

 

食物アレルギーとは

食物アレルギーは以下のように定義されています。 

食物アレルギーの定義は「食物によって引き起こされる抗原特異的な免疫学的機序を介して生体にとって不利益な症状が惹起される現象」です。簡単に言うと、「本来は体に害を与えない食べ物を異物と勘違いし、免疫反応が過敏に働いてしまう現象」です。

引用元:国立成育医療研究センター「食物アレルギー」https://www.ncchd.go.jp/hospital/sickness/allergy/food_allergy.html

 

食物アレルギーでは特定の食べ物を食べることでじんましんやかゆみ、咳などが出たり、時には血圧の低下や意識障害など「アナフィラキシーショック」と言われる強い症状が出ることもあり、同じ食物アレルギーでも症状は人によって様々です。

  

増える大人の食物アレルギー

近頃は住環境や食環境など、生活を取り巻く環境の変化により子供のアレルギーが増加の一途を辿っていることは子育て世代の方なら誰もが経験していると思います。

母乳やミルクにアレルギー反応が出てしまう子、離乳食で卵や牛乳、大豆アレルギーが見つかる子、その後も初めての食材でアレルギー反応が出ることもあります。

初めて食べる食材にはかなり気を遣ってきたんじゃないでしょうか。

私も自身がアレルギー体質なので、我が子にもアレルギーが出やしないかと常に新しい食材を与える時にはいつもドキドキでした。長女なんて今年9歳になるのに、機を逸してしまってまだ蕎麦を試していません(^_^;)さすがにそろそろ食べさせてみないとね。

 

子供のアレルギーに関しては世間一般での認知度も高く、保育園や幼稚園、小・中学校でも食物アレルギーのある子供に対する対応はきちんと出来るようになっています。

 

▼参考サイト

学校給食における食物アレルギー対応について:文部科学省

 

一方で、最近では大人の食物アレルギーも増加傾向にあるそう。

消化機能が未発達なために起こることが多い子供の食物アレルギーと違って、大人の食物アレルギーは発祥の詳しいメカニズムか解明されていないため、現時点では治療法も確立されていないとのこと。

つまり、大人の食物アレルギーは一旦発症してしまったら一生付き合っていかなくちゃならないってことも十分に考えらえるわけです。

 

大人の食物アレルギーの特徴

子供の食物アレルギーの原因となる食べ物は、卵、牛乳、小麦などが多いのに対し、大人の食物アレルギーの原因は果物や野菜、甲殻類などが多いそうです。

確かに、私も果物&野菜のアレルギーなので身をもって実感できます。

症状としては、じんましんやかゆみ、唇の腫れなどの皮膚粘膜症状 、嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状が多く、稀に呼吸困難や血圧低下、意識障害などの重篤な症状が出ることもあります。

また、これらの症状はひとつだけでなく、いつくかの症状が合わさってより強く発症する場合もあり(アナフィラキシーショック)、時には生死に関わることもあります。

 

大人の食物アレルギーは大きく分けて次の3つのタイプに分かれます。

 

即時型食物アレルギー

食物アレルギーの原因となる食べ物を食べてすぐに(およそ2時間以内)じんましんやかゆみ、嘔吐・下痢などの症状が起こります。

稀に呼吸困難や血圧低下などのアナフィラキシーにより死に至るケースもあり。

食後数時間~数日後に症状が出る場合(遅延型)もあり、こうした場合は食べ物との関連性に気付かずにいることもあるそうです。

原因不明の体調不良が頻繁に起こる時は、食べ物との関連性も疑ってみた方がいいかもしれません。

 

口腔アレルギー症候群

花粉症の大人に多く、果物や野菜を食べた後に唇や口の中、のどや耳の奥などがかゆくなったり、腫れたりします。

花粉にアレルギーのある人が関連する果物や野菜を食べた時にアレルギー反応が起こってしまうもので、果物や野菜を加熱処理すれば症状が起きにくくなるとされていますが、中には加熱してもアナフィラキシーを起こすタイプもあるので要注意です。

 

花粉と関連する果物・野菜 

【ハンノキ・シラカバ】…リンゴ・モモ・サクランボ・大豆・ピーナツ

【ヨモギ】… ニンジン・セロリ・メロン・キウイ・リンゴ

【ブタクサ】… バナナ・スイカ・キュウリ・ズッキーニ

【カモガヤ】… メロン・スイカ・トマト・オレンジ

【イネ科】… メロン・スイカ・トマト・キウイ・オレンジ

【スギ・ヒノキ】… トマト

 

 

食物依存性運動誘発アナフィラキシー

食物アレルギーの原因となる食べ物を食べただけではアレルギー症状は起こらず、食べた後に運動をすることで症状が出るのがこのタイプです。

中学生から青年期に多いとされていますが、大人でも起こることがあります。

だいたい食後2時間以内の運動での発生率が高いため、学生では昼食を食べてすぐの午後の体育の授業などで発生しやすいと言われていますが、大人の場合は朝食後すぐの自転車通勤などで発生したケースもあるそうです。 

食物依存性運動誘発アナフィラキシーは重症化することが多いため、症状が出たらすぐに救急車を呼ぶなど迅速な対応が必要です。 

 

ある日突然発症することも多い

大人の食物アレルギーでは、子供の頃から普通に食べていたものが、突然アレルギーの原因となってしまうことも少なくありません。

子供と同じく住環境などの変化のほか、食生活やストレスなど様々なことが要因となってアレルギー反応が起こることが増えているそうです。

私は子供の頃からアレルギー体質で食物アレルギーで食べられないものがいくつかあったんですが、大人になってから食べられなくなったものも沢山あります。

「食べたことがあるから大丈夫」と思っていても、ある日突然アレルギーが発症してしまうこともあるので注意が必要です。

 

まとめ

大人の食物アレルギーについてまとめてみましたが、結局は誰でも食物アレルギーになる可能性があるということなんですね。

実際に大人になってから食物アレルギーで食べられなくなったものが沢山ある私としては他人事ではありません(しかも現在進行形で増えてるのよね…)。

実際の食物アレルギー体験についても書くつもりでしたが、だいぶ長くなってきたので今日はこの辺で区切りにして、次回のブログでまとめたいと思います。

 

 

では。