こんにちは、あやぞうです。
前回のブログで大人の食物アレルギーについて書きました。
環境や食生活の変化で、大人の食物アレルギーは年々増加しているそうです。
私も子供の頃からアレルギー持ちで、実は今でも現在進行形で新しいアレルゲン(という表現でいいのかしら?)が増えています。
ある日突然発症することがある大人の食物アレルギー。
どんなタイミングで発症し、どんな症状が出るのか、ほんの一例ですが実際に私が体験した(今もしている)アレルギーの状況をまとめてみたので、「もしかしてアレルギー?」と気になっている方は宜しければ参考にしてみて下さい。
初めての発祥は小学生のとき
私が初めて食物アレルギーを発症したのは小学校高学年の頃でした。
ある日突然、体中に蚊に刺された跡のようなじんましんが発現したんです。
それまで何ともなかったのに、体中(特に皮膚が柔らかいお腹や腕お内側、腿の裏が酷かった)がボコボコに腫れあがり、とにかく全身痒くて痒くて…。
ところが、母に見せても「どうしたんだろうねぇ?」と何とものん気な返答。
今時の母親なら即病院に行くところでしょうが、ウチの母はかなりのんびりしたタイプの人なので、とりあえず今すぐ命に関わることでもなさそうなので、その場はそのまましばらく様子を見ることに。
すると、ものの30分程度で嘘のように腫れがスーッと引いていきました。
その後日中は特に症状が出ることはなかったんですが、なぜか夜になると再びじんましんが…。
そんな状況が数日続き、さすがにこれは何かおかしいなってことでようやく病院を受診しました。遅っ(;'∀')
といっても、受診したのは日中の症状が治まった状態だったので、じんましんの状態を見てもらうことはできなかったのですが(当時は今と違って簡単に写真を撮って見せることができなかった)、状況から見て「おそらく食物アレルギーだろう」という診察結果になりました。
その時にアレルゲンに推定されたのは青魚と牛乳でした。
青魚の中でも、特にサバは似ても焼いてもダメと言われ、牛乳はそのまま飲むのはダメだけど、沸かしたり調理に使うのはOKとのことでした。
言われた通り青魚と牛乳の接種をやめたところ、酷いじんましんは収まりました。
学生時代~20代まで続いたコリン性じんましん
それからしばらくの間、なるべく青魚(特にサバ)には注意をしていましたが、牛乳は給食でも出ていたのですぐに普通に飲み始めましたが再発はなし。
そもそも本当に青魚&牛乳がアレルゲンだったのか自体が怪しいという…(;^ω^)
何はともあれ、以前のようなじんましんは出なくなっていました。
ところが、これまたある日突然、前とは違うじんましんが出るようになったんです。
出始めの時期はもういつだったかすっかり忘れてしまいましたが、このじんましんとはかなり長いお付き合いとなりました。
今度のじんましんは、直径2~3mm程度のごく小さなぶつぶつがたくさん出るタイプで、こちらも蚊に刺された時のような痒みがありました。
主に服に隠れているような場所に多く出るので、周りからはそんなに酷いじんましんという印象はなかったようですが、服に隠れたわき腹や二の腕の内側、腿の内側にはじんましんがびっしりと出ていました。
前回のじんましんと大きく違ったのは、原因が食べ物ではなく発汗によるものだということ。
運動や入浴などで体が温まって汗をかくと、きまってじんましんが出ていました。
びっくりしたのは、夏場のプールの授業でもじんましんが出たこと。
水の中でも運動すれば汗をかくんですね!
全体的に症状はそれほど酷く無かった(我慢できないほどではなかった)ので、病院へはいかずに「そういうもの」として過ごしていましたwww
後で調べてみたら、「コリン性じんましん」というらしいです。
実はこのコリン性じんましんは汗腺機能の低下により引き起こされるものもあるそうで、当時の私は超がつくほどのインドア派で汗をかく習慣がなかったのも原因のひとつだったのかもしれません。
運動をまったくしていなかった間10年以上もずっと続いていたじんましんでしたが、その後あるきっかけで習慣的に運動をするようになると、知らないうちに症状が出なくなっていました。
汗をかくとじんましんが出るので初めは逆効果なんじゃないかと思っていましたが、徐々に汗腺機能が改善されていくことで症状がおさまるみたいですね。
妊娠・出産を経てまた運動習慣がなくなってしまった今でも再発はしていません。
舞茸でアナフィラキシーショック寸前!?
小学校の頃の食物アレルギーも、その後のコリン性じんましんも、ただじんましんが出てかゆいというだけで、症状としてはそれほど酷くはありませんでした。
そんなわけで、私は基本的にアレルギーがあっても強い症状が出ないタイプなんだろうと甘く考えていた矢先、ある食べ物で強烈なアレルギー症状が起こりました。
その食べ物とは…舞茸です。
アレルギーが発覚したのは、今の旦那と結婚前に同棲していた頃のこと。
毎日味噌汁に必ずキノコを入れるようにしていて、いつもはシメジやエノキを入れていたのが、その日はたまたまスーパーで特売だった舞茸を味噌汁に入れたんです。
舞茸の味は好きなので「美味しいね~」と二人で普通に食事をしたんですが、食後1~2時間ほど経った頃、急に気分が悪くなり貧血のような感じで立っていることができずにその場に倒れ込みました。
その時は漠然と「体調が悪い」としか思っていませんでしたが、同様のことが2~3日続き、これは何かおかしいぞ?と思い食物アレルギーを疑いました。
前日までは何とも無かったのに、舞茸を使った日から急に出たアレルギー症状…。
ということは舞茸…?
でも舞茸アレルギーなんて聞いたことないけど…。
そういえば、前にも似たような症状が出たことあったな…。
いつだっけ?
…あ!!
そうだ、前の時も舞茸あった!
旦那と二人で居酒屋で舞茸の天ぷら食べた時!
あの時は飲みすぎて気持ち悪くなったのかと思ってたけど、
生ビール2杯ぐらいしか飲んでないのに変だな~と思ってたけど、
違う、舞茸だ。
そしてさらにさらに遡って、父と二人で食事に出かけた時に、なぜか夜に酷い嘔吐下痢で死にそうな思いしたことあったけど、あの時もそうだ。
確かに舞茸食べた。
しかもキノコが苦手な父の分まで食べたから、症状が酷く出たんだ!
舞茸を食べた量によって症状に差はありますが、共通しているのは立っていられない程のだるさと気持ち悪さ。
一度症状の強い時に血圧を測ってみたら、上が80ぐらいまで下がっていました。
いわゆる食物アレルギーによるショック症状ですね(;・∀・)
もしかして、もっとたくさん食べていたらアナフィラキシーショックを起こして命の危険があったかもしれません((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
それ以来、舞茸は恐ろしくて触ることもできません。
外食で「きのこの~」という名前のついた料理を食べることもやめました。
だって少しでも混ざってたらアウトだもん。
しめじやえのき、シイタケなど他のキノコは大丈夫なので、家では舞茸以外のキノコを毎日食べています。
キノコは健康に良いからと思っていたけれど、世の中には舞茸に限らずキノコアレルギーの人がいるそうなので要注意ですね。
と、ここまで書いて既に3,000文字になってしまったので、続きはまた次回。
次は現在でもなお増え続けるアレルゲンについて書いていきます。
そう、アレルゲンは日々刻々と変化していくんですよ。
恐るべし、食物アレルギー!←他人事みたいだなw
みなさんもお気をつけて。
では。