こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。
先日、「子供がYouTubeを見すぎている(カリントボンボン)」というブログの投稿が話題になりました。
当ブログでもこの投稿を受けて子どもとYouTube動画との関係について記事を書きましたが、今回はこの筆者の方が語る「虚無動画」についてニュースで取り上げられていたのでそれについて感じたことを少し書いてみます。
「虚無動画」についてのニュースはこちら
「虚無動画」の一例として下記のようなものが紹介されています。
例えば、「【踏切で】ABCs Song【by Railroad crossing】」という動画は2012年に公開され、今では2400万回以上再生されている。1分ほどのアニメーション動画で、踏切の向こうの線路を、ABCの歌に合わせてアルファベットが通過していく。
このほか、猛スピードの車がいろんなものにぶつかるアニメーション動画や、複数のメーカーの携帯電話のバッテリーが切れる前の表示だけを集めた動画など「虚無動画」には様々なバリエーションがある。
この文面を読んだだけでは何が面白いのかさっぱり伝わらないけれど、実際それらの動画を検索して見てみても、やっぱり何が面白いのかわからない・・・。
あぁ、これが「虚無」ということなのか。
なんとなくわかったような、わからないような・・・w
意味もなく繰り返される映像や、まったく無関係に流れる音楽が、大多数の大人にとっては無意味なものであり、そこから何の生産性も感じられないという虚無動画の世界。
何も感じないどころかある種の「恐怖すら感じる」と言う大人も少なくないようですね。
正直なところ、私はそれほど恐怖感や嫌悪感は感じませんでしたが、かといって面白いかと言われると「う~ん・・・」と考えてしまいます。
そもそも子どもたちはこの虚無動画の何が楽しくてみているんだろうか・・・?
ネット上では実際に虚無動画を好んで見ている子どもを持つ親の声も寄せられていて、そのほとんどに共通するのが「虚無動画を見ているときはすごく集中していておとなしい」というもの。
私的にはその反応が怖いような・・・。
親としてはこういった「虚無動画」を見続けることが果たして子どもにとって良いのか悪いのかという疑問も生じてきますね。
これについて教育評論家の方の意見によると、暴力的な描写や性的な描写があるわけではないので「 ざっと見た限り、教育的な観点では問題なさそう」とのこと。
子どもは単純な繰り返しを好むので、ストーリー性がなく淡々と繰り返されるものに夢中になりやすいんだとか。
確かに動画に限らず、普段の生活の中でも何かの拍子にツボにはまった言葉や動作を何度も何度も繰り返していることってありますもんね。
そう考えれば虚無動画に夢中になるのもなんとなく頷けるかな。
ただ、見せ続けることで何が起こるのかわからないそうなので、見せ方については時間を区切るなどの注意も必要だそうです。これに関しては虚無動画に限った話ではなく、他の動画やテレビなどでも同じですね。
あと、気をつけないといけないな~と思ったこともありました。
ある眼科医の話では、コントラストの強い色がぴかぴか強く光る反復があるような映像はポリゴンショックのように発作を誘発する可能性があるとのこと。
ポリゴンショック(ポケモンショック)とは、以前テレビでポケモンの映像を見た子どもが次々に不調を訴えたことで話題になった光過敏性発作の俗称。
子どもはビビッドな色合いを好むので動画視聴の際にはこうした色調に関しても注意が必要だそうです。
他にも目の発達の観点からは「子どもは体も目の筋肉も柔らかいので、適切な明るさの部屋で適切な姿勢で見れば、そこまで心配いらない」とのことで、気になるブルーライトの影響も「睡眠リズムが崩れない」ようにすれば良いそうです。
適切な動画の視聴時間は「1日1時間以内」だそうで、内容や視聴時間など親が適切な管理をしていれば深刻な影響はなさそうとのこと。
それにしても「見せ続けることで何が起こるかわからない」と言われると、やっぱり一抹の不安が・・・( ´・ω・)
今回のことで「虚無動画を視聴し続けるとどんな影響があるか」みたいな統計が出てきたりするのかな?という気もします。
虚無動画が子どもの成長に与える影響・・・その辺が今後気になるところですね。
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