こんにちは、あやぞうです。
昨日の朝、1年前と同じように号泣して学校へ行けなくなってしまった娘。
最終的には祖母に連れられてなんとか学校へ行くことができました。
祖母に後を託して家を出てしまった私は、通勤途中も、仕事中も、ブログを書いている時も、ずっと娘のことが気になって頭から離れませんでした。
また1年前のように母子分離不安の症状がぶり返してしまったんだろうか。
毎日「今日は行けるかな」と心配しながら過ごす日々が繰り返されるんだろうか…。
とにかく不安で不安でたまりませんでした。
1年前よりも体も心も成長している娘。
以前と同じ声掛けでは通用しませんでした。
振り切る手も力強くなっていました。
もしかしたら、今度は不登校になってしまうかもしれない…。
どうしてもネガティブな思考から抜け出せません。
モヤモヤとした気持ちを抱えたまま1日が過ぎ、あっという間にお迎えの時間に。
ドキドキしながら学童の扉を開くと、そこにはいつもと変わらない笑顔の娘がいました。
学童を出て駐車場までの帰り道、娘が照れ臭そうに言いました。
「ママ、ごめんね。今日はいっぱいっぱいお手伝いするからね!」
その言葉を聞いてビックリしました。
娘なりに、自分の行動が周りに迷惑を掛けてしまったと反省していたようなんです。
もちろん、私が子どものことで「迷惑」と感じたことはありませんが、娘の行動によって周りに大きな影響が出てしまったのは確か。
娘もきっと、登校してから色々と考えたのでしょう。
学校へ行ってしまえば、楽しいことはいっぱいあるんです。
仲良しのお友達とはクラスが離れてしまったけれど、新しいクラスにも学童で一緒に遊んでいる子がいて、その子を始め、新しいお友達と遊ぶのは楽しいと言っていました。
朝、泣いて叫んで過ぎてしまった時間がもったいなかったと。
娘は小さな頃から、一旦泣き出すとなかなか収まらない傾向にありました。
いわゆる「パニック状態」になってしまうんです。
そうなると周りの声かけも耳に入らず、とにかく声の続く限り泣き続けました。
はじめは何とかして泣き止ませようと、必死になってなだめたり抱きしめたりしていましたが、しばらくしてそれにあまり効果がないことに気付きました。
「大丈夫だよ」「泣かなくてもいいよ」という励ましの言葉は、娘にとっては逆効果だったんです。
それが分かってからは、娘がパニック状態になった時はなるべくそっとしておいて、本人の気持ちが落ち着くのを待つようにしていました。
ひとしきり泣いて気が済むと、それまでのことが嘘のようにスッと気持ちが収まって、落ち着いて話が出来るようになりました。
正に「今泣いた烏がもう笑う」とはこのことか、と思うほど。
ただ、今回のように落ち着くまでに時間がかかる場合もあるので、時間に限りがある時の対応は難しいのですけれど…。
たまたま昨日は祖母が休みで家にいたため、のんびり歩いて登校してもらうことでその間にクールダウンできたようですが、もし祖母が居なかったらどうなっていたことかと思うと…。
今後もまた同じような状況になる可能性もゼロではないので、その時どういう対応をすれば良いのか、一度じっくりと家族で話し合っておく必要があるなと感じました。
おわりに
結局のところ、今回の行き渋りは1日だけで収まったので、それが母子分離不安によるもだったのかどうかはわかりません。
きっかけは別の原因だったけれど、実際にはその根底に母子分離不安が残っていたのかもしれません。
ただ、生まれ持った個性や育った環境による性格は、そう簡単には変わるものではないんだなということに、今回のことで改めて気付かされました。
そのことを忘れずに、これからも娘に寄り添い、成長を見守っていきたいと思います。
では。