アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(中1&小3)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

「あたしおかあさんだから」が炎上した件について、ひとりのおかあさんとして感じたこと。

f:id:xiaocaiaya:20180206103957j:plain

こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。

 

「あたしおかあさんだから」という歌、みなさんご存知ですか?

「おかあさんといしょ」で歌のお兄さんだっただいすけお兄さんが出演するHuluオリジナル番組「だい!だい!だいすけおにいさん!!」2月1日放送回で発表された、絵本作家ののぶみさん作詞による曲だそうです。

私は遅ればせながらネットのニュースで知ったんですが、この曲の歌詞に関する批判で大炎上が起こっているらしいですね(・・;)

 

niftyニュースの記事はこちら。

news.nifty.com

 

子どもが生まれる前はネイルしたりヒール履いたりしながら自由に働いていたけれど、子どもが生まれてからは爪を短くしてパートで働くために走れる服を着ているという一人のおかあさん。

 

 

~サビの歌詞から一部抜粋~

あたし おかあさんだから
眠いまま朝5時に起きるの
あたし おかあさんだから
大好きなおかずあげるの
あたし おかあさんだから
新幹線の名前覚えるの
あたし おかあさんだから
あたしよりあなたの事ばかり

 

この歌詞の内容をうけて「母親の自己犠牲を美化しすぎている」「献身的なお母さん像を刷込む“呪い”のように感じる」などの意見が多数寄せられ大炎上につながってしまっているのだとか。

また歌詞に対抗するようにtwitterでは「#あたしおかあさんだけど」というハッシュタグが作られ、「おかあさんだけど、こんなに好きなことしてるよ!」という意見も続々と投稿されているようです。

 

一方で「なんで批判されているのか判らない」「実際にこういうおかあさんだっているでしょ」という意見も出ています。

また、この歌を聴いて「感動した」というおかあさん達からのぶみさんを擁護する声もあがっています。

 

作詞をしたのぶみさんは「これは、元々ママおつかれさまの応援歌なんだ」とフェイスブックで歌詞の説明をして理解を求めています。

「おかあさんたちってこうなんでしょって想像で決めつけてかいてることは、一つもないよ」と、自分はおかあさんではないから、おかあさんたちから取材した内容をもとに書いていることを説明し、「この炎上で 全て、この歌が無かったことになったり 今後、聞いてもらえなくなるのは、悲しい」と訴えています。

 

私も二人の子どもを持つおかあさんですが、どちらかというと後者の意見の方が近いかなぁ・・・。

正直なところ、私も「なんでそこまで批判されるのかな?」と思いました。

たぶんそれは、実際に自分がそういうおかあさんだから。

私もおかあさんになるまではネイルもしてたし(ヒールははかないけど)、新幹線の名前も全然知らなかったし(笑)、夜中まで飲み歩いたりライブ行ったりもしてました。

それがおかあさんになったことで、爪を伸ばさなくなったし、お酒はやめたし(授乳中限定w)、好きなおかずは先に子どもに食べさせるし・・・。

 

歌詞の通り、「あたしおかあさんだから」やっていることって多いなと思いました。

たぶんおかあさんじゃなかったらやってなかった。

 

でも、これは全部自主的にやってることです。

 

爪を伸ばさないのは、前に何かの拍子に子どもをひっかいて怪我させちゃったから。

好きなおかずをあげるのは子どもが喜んでくれたから。

新幹線の名前は子どもと一緒に覚えたし、お出かけも子どもと一緒が楽しいから一人で出かけることが減っただけ。

 

批判を見ていると「あたしおかあさんだからガマンしたことを歌詞にしている」との意見が多いけれど、のぶみさんご本人は「あたしおかあさんだから体験できたことを歌詞にしてます」とのこと。

まさにその通りで、やらされているとか本意ではないけれどやっている、やりたくない状況だと「ガマン」だけれど、好きでやっていると「おかあさんだから体験できた」とポジティブに考えることができると思うんです。

だから肯定派の人たちは歌詞に共感して「そうそう!わかるわかる~」と感じるんだろうし、逆に否定派の人たちは共感できないから「なにそれ?じゃあネイルとかしてる私はダメなワケ?」と感じてしまうんだろうなと。

 

これは本当に個人的な感想ですが、この「あたしおかあさんだから」の歌詞は、今まで「ガマン」と感じていたことがガマンではなくなったという心境の変化を表現しているようにも受け取れるなぁと思いました。

 

理想のおかあさん像は人によって千差万別。

子どもに愛情を持って接していれば、きっと子どもにとってはそれが理想のおかあさん像になっていくんだと思っています。