日曜日、買い物に出掛けようと駐車場に向かうと、車のドア付近の地面に何やらうごうごする蛍光グリーンの物体が…。
そう、イモムシでした。
アスファルトに蛍光グリーンて、めっちゃ目立つ!
ちょっと来てみな!めっちゃ綺麗なイモムシいるよ~
一旦家に戻って娘たちを呼んで駐車場に戻ると、最初に見た位置からだいぶ進んでました。
そのままにしとくと車に轢かれちゃうから、どこか安全な場所に…。
いや、待てよ。
これってもしかして育てたら蝶の羽化が見れるチャンスじゃない?
蝶々の羽化っていっぺん見てみたかったんだよね~。
前まではベランダにミカンの木があってよくイモムシが住んでたんだけど、一回も羽化するとこは見たことなかったんですよ。
なので、一回ぐらい蛹から蝶になるところを見てみたいなぁと。
子どもたちにとってもいい経験になるし。
飼いたい!
飼いたい、飼いたい!
と、子どもたちも興味津々の様子だったので、とりあえず捕獲して育ててみることにしました。
※イモムシのアップ画像あり。虫が苦手な方は閲覧注意です※
【飼育1日目】
家に小さめの虫かごがあったので、近くで拾った小枝や葉っぱと一緒にひとまずそこへ投入。
まずはイモムシの種類を確認。
すると、「キアゲハ」ということがわかりました。
あんまりイモムシに興味なかったから種類とか知らなかったけど、なるほど、これがキアゲハの幼虫なのね。
ひとつ勉強になりました( *• ̀ω•́ )b グッ☆
で、色々調べてみると、この子はどうやら終齢といわれる幼虫としての最期の形態らしく、このあと蛹へと変化していくとのこと。
「終齢の幼虫はたくさん餌を食べる」とのことだったので、さっそく餌を探しにいくことに。
…って、キアゲハの幼虫の餌って何?(;・∀・)
調べてみると、キアゲハの幼虫はパセリやニンジンの葉などセリ科の植物が餌なんだそう。
ちなみにキアゲハとよく似たナミアゲハはミカンなど柑橘系の葉っぱなんだって。
へぇ~。
見た目ほぼ同じなのに全然違うのが興味深いですね。
それはそうと、セリ科の植物って言ってもどうやって手に入れるんだろう?
「スーパーでパセリ買ってくればいいのかしら?」←実はこれ、めっちゃハマりやすい間違いです。
スーパーで売ってる野菜は農薬が使われているので、人体には影響がない量でも幼虫にとっては致死量になってしまうんだそう。
確かに農薬はそもそも害虫駆除のために使うんだもんね。
危ない、危ない(゜∀゜;)ヤ・・・ャバ
無農薬なら大丈夫らしいけど、すぐに手に入らないしなぁ…。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
(。゚ω゚) ハッ!
そうだ、イモムシがいた近くには絶対餌があるはず!
まぁ当然といえば当然ですね(^_^;)
ということで、駐車場近辺に生えている雑草をGoogleレンズで片っ端からチェック!
あった!
駐車場の脇に生えてたコレ↓
「マツバゼリ」というセリ科の植物でした。
よしよし、これなら毎日取り放題だ。
とりあえず飼育ケースに入る分だけ摘んで…と思ったら、なんとマツバゼリの茎にもう1匹イモムシが。
もう絶対この葉っぱ食べてたんじゃん。
この子も兄弟かもねw
ということで、餌と一緒に2匹目もゲットして持ち帰りました( ̄m ̄〃)
うん、これでヨシ!
蝶々になるまで無事に育っておくれ~。