こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。
6月に入り、一気に暑さが増してきました。
毎朝の長女とのお散歩も四十の身にはだいぶ過酷な季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
UVカット手袋に遮光&遮熱の日傘で完全防備して挑んでいても、なぜか日に日に黒さを増していくアラフォーの悲しさよ…。
まぁ、そんなおばさんの嘆きはさておき、今日は久しぶりに長女のその後の様子を記しておこうかと思います。
この件に関してはまだしばらく続いていきそうなので「母子分離不安」というカテゴリを作りました。
これまでの経緯については「母子分離不安」カテゴリを順を追って見て頂ければわかると思いますので、初めて当ブログにいらした方、関連記事を読んだことがないという方は是非ご一読の上この記事を読んでいただくことをおすすめします。
出口の見えないトンネルのような日々
前回の投稿からまもなく3週間。
この記事を書いた時にはずいぶん不安も消えてきて、思ったよりも早く一人で学校に通えるようになるかなとわずかに期待が膨らんでいました。
現在はというと…。
結論から言って、ほぼ振出し状態に戻っています。
5月末にあった運動会も楽しく参加できたし、毎日の通学も結構いい感じで行けてた。
それが何でまた振出しに戻っちゃったのか…。
なんとなく思い当たる節はあります。
最近だいぶ朝の支度がスムーズにできるようになり、出発時間が初めの頃ぐらいまで早くなってきたため、当初一緒に登校していたお友達と同じ時間に出られることが増えてきました。
一緒に登校するメンバーは、同じクラスのお友達とそのお姉ちゃん(2年生)、さらにお姉ちゃんのお友達の3人。
実はみんな同じマンションに住んでいて、朝7時過ぎぐらいに階段下の踊り場に集合して一緒に学校へ向かいます。
出発時には見送りのお母さんたちに「いってきま~す!」と元気に挨拶して出ていくので、その声が聞こえると慌てて支度をして追いかけるように5~10分遅れで私たちも出発。
うまくいけば道中で追いつくというのがこのところのペースでした。
追いついてしまえばお友達とのおしゃべりも楽しく、道中のほとんどの時間私は後ろからそっとついていくだけで、時折振り返って確認するのを見守っている程度で大丈夫になっていました。
お友達が時折「そろそろママとバイバイしたら?」と声をかけてくれるのですが、娘は「う~ん…」とモジモジするだけでまだ完全に離れることは出来ない様子。
「いいよ。大丈夫って自分で思えるまではいつまでも一緒に行くよ」
そう声を掛けると安心したようにまたお友達とおしゃべりに花を咲かせていた娘。
最後の曲がり角をすぎたあたりからは徐々に距離をとって見守っていると、その日はそのまま振り返らずにお友達と学校へ入っていくことができました。
やった!
この調子でだんだん一人で行ける距離を伸ばして行けばきっと大丈夫!
そして先週のある日、ついに(?)集合時間に間に合うようになり、久しぶりに始めから一緒に登校することに。
歩き始めからお友達と手をつないで楽しそうにしていた娘。
いくつか角を曲がっても、私の方を振り返る気配はありません。
楽しそうにワイワイ話ながら歩く小学生4人と、つかず離れずピッタリとマークして薄笑いを浮かべながらついていくアラフォー女の図…。
傍目から見たら怪しいストーカーおばさんにしか見えないよね、きっと。
い、いちおう母親ですからッ…!(;´▽`A``
とまぁ冗談はさておき(あながち冗談では済まないかもですがw)、この調子ならずっとついていかなくても大丈夫そうかな~ということで。
「ねぇ、もうこの辺でついていかなくても大丈夫そうじゃない?」
と声をかけてみました。
「え?う~ん…」とちょっと悩んだ娘。
あ、やっぱりまだ無理そうかなぁ…。
このやりとりを見ていたお友達(お姉ちゃんの友達)が
「ね、大丈夫だよ。一緒に行こう♪」
と優しく声をかけてくれました。
「別に無理しなくていいよ。大丈夫になったら言ってね。」
と私が言うと、
「いい、ひとりで行ける」
と、私を押し戻してお友達を歩き始めました。
あれ?もしかして大丈夫?
少し明るい兆しが見えた瞬間でした。
ところが、やっぱりまだ不安なのか、少し歩いたところで戻ってきてしまいました。
うん、いいよ。
「ひとりで行ける」って言葉が出ただけでもがんばったよ。
数メートルだったけど、ちゃんと自分の意志で前に進んだよ。
私と娘にとっては大きな一歩でした。
…でも。
一人で行けるお友達からすると母親と一緒に登校するのは変なことなんでしょうね。
「もうここでバイバイしよう」「もうバイバイすれば!」「ここまでだよ!」と、そこから学校につくまでの間ずっと娘に向って私と離れるように言い続けていました。
…これが地味に効きました。
徐々に娘の表情から明るさが消えていき、言葉数も減っていきました。
「大丈夫だよ、別に一緒に行っちゃダメなわけじゃないんだから」
私はあえてお友達の方に向かってそう言いました。
それが精一杯でした。
小学1年生のお友達に、娘の状況をわかってもらうことはできるのかな…。
大人でさえ、親でさえ、娘の気持ちに寄り添った適切な対応ができているのかわからないのに、まだ幼いお友達にそれがわかるのかな…。
お友達が悪いわけじゃありません。
娘のことを想って言ってくれているのだろうと思います。
ただ、その言葉の中に、少しからかうような語気があったのは確かです。
それがちょっとだけ娘の胸にチクリと刺さってしまったのかもしれません。
この一件以降、娘は私と離れて歩くことはなくなりました。
やっと見えた光の先は、また次のトンネルに続いていました。
今の私にできること
なかなか一筋縄では解決しそうにないこの問題。
ついこちらまでモヤモヤとした不安に飲み込まれてしまいそうになります。
でも。
どうしよう?
どうしたらいいんだろう?
毎日そんな風に思いつめていたらこちらの心が持ちません。
悩んだって何したって結局はなるようにしかならないし、あれこれ無駄に考えを巡らせたところで思うような結果がでるとは限らないし。
だったらせめて、毎日楽しく過ごせるようにしよう!
というのが今の私の結論です。
あ~あ…、とため息ついて過ごす1日。
あはは!と笑って過ごす1日。
どちらも同じ1日だったら、笑って過ごした方がいいに決まってる!
だから毎日なるべくおもしろおかしく過ごす。
不安も嫌なことも全部吹き飛ばしちゃうくらい、いっぱい笑って過ごす。
泣きたかったら泣いてもいい。
怒りたかったら怒ってもいい。
でも1日の最後は必ず笑って終わる。
そんな過ごし方を心がけています。
今のところ1日の中で家族で過ごす時間のうち、たぶん7割ぐらいは笑って過ごせてるんじゃないかな~。
いたずら盛りの2歳児に「コラ~!!」ってなったり、グダグダしてる長女に「お~いッ!」ってなったりもするけど、ちょっとでも面白いこと見つけたら何倍にもしてずっと笑ってられるし、ベッドに入ったら絶対くすぐりマンが登場して、みんなで笑い転げて、笑い疲れて「もう寝よ」ってなって寝る。
これが結構いい感じなんです。
とにかく毎日ちゃんとリセット。
楽しいことのみ持ち越し可。
結果が出るか出ないかわからないけど、毎日楽しく終われるならたぶん間違ってない。
「あの時は大変だったよね」って振り返った時に、
「でも楽しかったよね」って付け足せる毎日にしたいと願っています。
相変わらず長々とまとまりのない文章になってしましましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました(=^▽^=)
ではでは。