アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

乳がん検診でマンモグラフィー初体験!めちゃくちゃ痛いって噂は本当?実際に受けてみたらこんな感じでした

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こんにちは、あやぞうです。

 

40歳以上の女性は2年に1度の検診が推奨されている乳がん検診。

次女が産まれたのが40歳の時なので、授乳期間だった私はこれまで乳がん検診を受けたことがありませんでした。

この4月に晴れて次女が卒乳し、ようやく乳がん検診を受けることができるようになったので、今年の会社の健康診断では初めての乳がん検診を受けることに。

乳がん検診といえば、経験者がみな口を揃えて「めちゃくちゃ痛い!」と言う、あの有名なマンモグラフィー検診…(^_^;)

経験したことのない私にとっては未知の世界…。

さて、実際はどうだったでしょう。

 

マンモグラフィー検診とは

マンモグラフィー検診とは、乳がんの早期発見のために乳房のX線撮影を行う検査のことで、まぁ簡単に言うとおっぱいのレントゲン検査です。

乳房を挟みながら圧迫して薄く広げることで、少ないレントゲンの量で乳房の内部をより鮮明に写すことができる検査方法です。

乳がん検診では、主に触診とマンモグラフィーによる検診がセットで行われます。

 

マンモグラフィーの撮影方法

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マンモグラフィーによる撮影は、左右の乳房をそれぞれ上下と斜位からの計4枚撮影する場合と、斜位だけの2枚を撮影する場合があります。

今回私が受けた検査では斜位からの2枚だけでしたので、斜位での撮影の流れをご紹介します。

 

①上半身の衣服を脱ぎ、機械の前に立つ

検査は上半身裸で行います。

検査技師の指示に従って上半身の衣服を脱ぎ、所定の位置に立ちます。

私の時は足元にテープで立ち位置の印が貼ってありました。

 

② 乳房を撮影台に当て、機械の位置調整を行う

検査は撮影台と圧迫板で挟んで行いますので、しっかりと乳房を挟めるように機械を動かして高さや角度など位置の微調整をします。

上のイラストのように機械の上に乳房を乗せて挟むイメージでしたが、今回私が受けたのは斜位での撮影だったので、機械が回転して撮影台と圧迫板が斜めになっていて、そこへ乳房の外側を添わせるようにして位置調整をしました。

この時点ではまだ圧迫はないので痛みはありません。

 

③乳房を正確な撮影位置に合わせる

検査技師により乳房を正確な撮影位置に合わせていきます。

この時、上のイラストのように後ろから乳房をつかんで乳房だけが写るように位置合わせを行っていきますが、これが結構大変な作業でした。

はじめは乳房を軽くつかんで撮影台に押し当て、その状態で腕を撮影台の上に載せて脇の位置を合わせます。

おデブな私は二の腕と脇周りにもたっぷりとお肉がついているので、この脇の位置合わせが地味に大変でしたwww

脇を合わせた後は、背中からグイグイとお肉を集めます。

ブラをフィッティングする時と同じ感じかな?(私は面倒だからやらないけどw)

結構な感じでグイグイするので、お肉があまりついてない痩せ型の人は撮影台が脇に当たって痛いかもしれません。お肉がついてても当たると痛いよ。

この時に撮影台の角度も微調整します。

 

④乳房を圧迫板で挟んで撮影

いよいよ圧迫板の登場です(^_^;)

検査技師さんが乳房をいい位置で支えた状態で、圧迫板をゆっくり近づけます。

乳房が均等に広がるように整えながら徐々に圧迫板で挟んでいき、最終的に厚みが4~5cmぐらいになるまで薄くのばします。“のばします”って表現スゴいよね(^_^;)

ここが検査技師さんの腕の見せドコロ!

足元の圧迫板スイッチを巧みに操作しながら、乳房がきれいに挟まれるように支えた手を少しずつ少しずつ抜いていきます。

検査技師の技量によって痛みを感じさせずに検査できる技師とそうでない技師がいる、なんて言われているので、できれば上手な検査技師さんにお願いしたいですね(^_^;)

私の時は若い女性技師さんで、とても丁寧にしていただけましたが、うまく挟めずに両方とも2回ずつやり直しました(;^ω^)

乳房の形は千差万別ですから、こればっかりは経験を重ねるしかないですよね。

頑張れ!私のこんな乳でよければ練習台になりますよ!

乳房がうまく挟めたら、息を止めて撮影します。

撮影はほんの一瞬で終わるので、挟むまでが検査の9割以上の時間を占めています。

 

めちゃくちゃ痛いって噂は本当!?

マンモグラフィー検査を初めて受ける人にとって一番気になるのはその痛み。

経験者に聞くとほとんどの人が「痛かった!」と答えるほど、マンモグラフィー=痛いというイメージが強いですよね。

今回初めてマンモグラフィーを経験したあやぞう。

本当にそんなに痛いのかな~…とドキドキで臨んだ検査でしたが、実際のところどうだったかというと…

 

思ったよりは痛くなかった!v( ̄Д ̄)v 

 

です。ε-(´∀`*)ホッ

 

「ちぎれるかと思った!」とか、「痛すぎて涙が出た」といった恐ろしい意見も聞いていたので直前までかなりビビってましたが、結果的に私はそこまでの痛みは感じませんでした。

もちろん、まったく痛くなかったわけではないですけどね。

でも「二度と受けたくない!」とまでは思わないかな、ってぐらいです。

痛みの感じ方は個人差による部分が大きいため、あくまでも“私は”痛くなかったという参考程度の意見ですのであしからず。

 

胸の大きさは痛みと関係があるの? 

マンモグラフィー検査で「胸の大きさで痛いか痛くないか変わるの?」という質問をよく見かけますが、基本的に大きさによる痛みの強さに変わりはないんだそう。

 

ただ、胸が大きい人はより多く押しつぶされるので「圧迫による痛み」が強く、胸が小さい人は「引っ張られる痛み」が強いんだとか。

とはいえ、これも個人差があるのでどのくらい痛いと感じるかはその人次第ですね。

 

マンモグラフィーの痛みを少なくするために

マンモグラフィーの痛みを感じるのは、実は胸の大小ではなく乳腺の張りの有無。

生理前などで胸が張っているときはより強く痛みを感じてしまうんだそうです。

確かに胸が張っていると、少し触っただけでも痛みを感じたりしますよね。

アラフォーの今では生理前でも大して張らないけどね!(;'∀')

ということで、マンモグラフィーの痛みを最小限にするためには、月経から1週間から10日ごろの乳腺が張っていない時期がおすすめなんだそうです。

私の場合は検査日がたまたまドンピシャで月経から1週間だったので、そのおかげもあってあまり痛くなかったのかもしれません。ラッキー♪

そもそも、マンモグラフィーは脂肪が多くて柔らかい乳房の方がむいている検査らしいので、若くて張りのいい乳房だと痛いみたいです。

あまりにも痛みが強くて検査が困難な場合は、マンモグラフィーではなくエコー検査という選択肢もあるので、痛くて検査できないという方は一度相談されてみるといいと思います。

 

まとめ

実は今朝、いつも会社に出入りしている取引先の女性の営業担当の方が「乳がんが見つかったのでしばらくお仕事を調整させていただきます」と挨拶に来られました。

改めて、乳がんは遠いどこかの話ではないということを思い知らされたと同時に、「マンモグラフィー検査は痛いからイヤ」で済む問題じゃないんだなと強く実感しました。

今回初めて受けた乳がん検診でしたが、先生の説明の中で「病院での検診は2年ごとが推奨ですが、乳がんは一気に成長することもあるので、1度の検診で問題が見つからなくても、次の検診までの間に乳がんが急成長してしまい、検診で見つかった時にはかなり進んでしまっているという例もあるので月に1度の自己チェックをしてください」と勧められました。

早期に発見して治療すれば、乳がんは決して治らない病気ではありません。

乳がんの6割は自己チェックによって見つかっているとも言われています。

月に1度の自己チェック、そして2年ごとの乳がん検診を習慣にしていきたいですね。