こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。
数ヶ月前、次女のお腹に肌色のぷくっとした小さなブツブツを発見しました。
その時は「なんだろう?湿疹かな?」ぐらいに考えていました。
ところがそれから日に日にブツブツの数が増えていき、あっという間に両脇腹がブツブツだらけに・・・。
色んな情報を見る限り「たぶん水イボだろうな」と予想していましたが、もし何か違う病気だと心配なので念のためかかりつけの皮膚科で診てもらうことに。
診察の結果は予想通り「水イボ」でした。
それまでは水イボに関する知識がほとんどなく、今回の次女の件で初めて子供の水イボというものがあることを知ったあやぞう。
今回調べた水イボについての情報をまとめてみましたので、同じようにお子さんにブツブツができて心配しているお母さんたちに参考にしていただけたらなと思います。
- 水イボってどんなもの?
- 水イボの原因と症状は?
- 水イボはどうやったら治る?
- 水イボの治療法は?
- 保育園や幼稚園は休まないといけない?
- プールは入ってもいい?
- 水イボに感染しないために
- 我が家の水イボ事情
水イボってどんなもの?
水イボとは、正式には「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」といって、ウイルスが皮膚に感染して起こる皮膚疾患の一つです。
一般的なイボにくらべてみずみずしくつるっとした見た目から「水イボ」と呼ばれているそうです。
特に1歳~6歳ぐらいの子供に多く見られ、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の子供のように肌がカサカサしているとかかりやすいそうです。
2歳の次女はアトピーの疑いありと診断されたことがあり、常に保湿剤を塗らないとカサカサしてしまう乾燥肌。
まさしく「水イボにかかりやすいタイプ」そのものでした(^_^;)
水イボの原因と症状は?
水イボは「ポックスウイルス」というウイルスによる感染で起こります。
水イボをつぶすと中にあるウイルスが飛び出し、そのウイルスに接触することで感染が広がっていきます。
感染すると一定の潜伏期間をおいて丸いブツブツができ、特にひじやひざの裏、わき腹~胸、脇の下や股などに多くみられます。
ブツブツは数個~数十個が集中してでき、表面がつるっとしているのが特徴です。
水イボ自体にかゆみはないそうですが、次女の場合は乾燥肌のカサカサが原因でお腹を掻いてしまうので、そのせいで水イボがつぶれてあっという間に周りに広がってしまったようです。
さらに掻いたところがかさぶたになってまたかゆくなって・・・の悪循環でした。
今は皮膚科でかゆみ止めも出して貰って少し落ち着いています。
保湿をいい加減にしていた私のせいです・・・猛省(x_x;)
水イボはどうやったら治る?
水イボはそのままにしておいても徐々にウイルスに対する免疫がついていき、数ヶ月から長くても3年ぐらいのあいだに自然に治まっていきます。
ただ、その間に水イボをつぶしてしまうとどんどん広がっていき、湿疹ができてかゆみが出てしまったり、他の子にうつしてしまう可能性もあるので、早めに病院へ行って治療してもらうことをおすすめします。
水イボの治療法は?
水イボの治療法はいろいろありますが、主に次のような治療が行われています。
ピンセットで摘み取る
水イボの治療法で最も一般的なもので、ピンセットで水イボをひとつひとつつまんで中の内容物を取り出していきます。
効果が高い治療法ではありますが、この治療では痛みが強いので子供にとっては少し負担が強いかもしれません。
痛みを軽減するためにテープタイプの麻酔薬を使って行いますが、完全に痛みをなくすことは出来ないので嫌がる子供もいて、治療の継続が難しいこともあるようです。
漢方薬の内服療法
ヨクイニンというハトムギの皮を取り除いた種子からできた漢方薬を服用します。
ヨクイニンを服用することで免疫力が高まり、水イボが改善するとされています。
漢方薬は効果を実感できるまで一般的に2~3ヶ月かかるといわれているので、しっかり飲み続けることが大事です。
粉と錠剤タイプがあり、錠剤はそのままポリポリと噛んで服用できます。
次女は今このヨクイニンの錠剤を服用していますが、ラムネが大好きな子なので「ラムネのおくすり!」と言って自分から喜んで食べてます(。-∀-)
ラムネが好きなお子さんには錠剤タイプがおすすめですよ。
保育園や幼稚園は休まないといけない?
ウイルス性と聞くと保育園や幼稚園を休まないといけないの?と心配になってしまいますが、 特に出席停止の感染症には指定されていないので登園しても大丈夫です。
ただ、周りの子にうつしてしまわないように先生にあらかじめ相談しておいたり、シャツをきちんと着せておくなどの対処をしておくと良いですね。
次女は水イボと一緒に湿疹も出て掻きむしってしまうので、保育園の先生にも掻かないように見ていてあげてくださいとお願いしています。
プールは入ってもいい?
肌が露出するプールでは水イボの感染率が高まります。
水を介してではなく浮き輪やビート板など直接肌が触れる物を共有することで感染するため、プールを利用する場合は水イボをしっかり覆うようにするなど対策をすれば基本的には問題ありません。
ただし、保育園や幼稚園などは園児同士が接触する機会が多く、感染リスクも高いため園によっては水イボができている子供のプール利用を制限している場合もあります。
水イボができていたら、プールに入れるかどうか事前に先生に確認をしておきましょう。
水イボに感染しないために
水イボは感染しても比較的軽い症状の皮膚疾患とはいえ、やはり感染しないに越したことはありませんよね。
そこで普段からできる予防方法と、感染してしまった時に気を付けることをご紹介します。
肌を保湿して乾燥を防ぐ
肌が乾燥していると皮膚のバリア機能が低下してしまい、水イボにも感染しやすくなってしまいます。
特に乾燥しやすい肌のお子さんは朝晩の保湿ケアを入念に行ったり、夏でもお風呂上りにはしっかり保湿してあげるようにしましょう。
身体をよく洗う
プールなどではタオルや浮き輪はなるべく他の子と共有しないようにし、終わった後はシャワーでしっかり身体を洗いましょう。
接触を避ける
兄弟で水イボに感染している子がいるなど家庭内で感染者がいる場合は特に移りやすいので注意しましょう。
一緒にお風呂に入ったりしてつい身体が直接水イボに触れてしまったり、タオルを共有してしまったりしがちですが、水イボに感染しやすくなってしまうので避けた方が良いです。
我が家の水イボ事情
私が水イボに気づくきっかけとなったのは、実は次女ではなく長女でした。
いつものように長女の髪の毛を結んでいた時のことです。
長女の首筋2~3個の肌色のブツブツを見つけました。
「なんかイボできてない?」と始めのうちは気にしていましたが、しばらくしてほとんど目立たないぐらいに治まってきたのでそのままにしていました。
それから少しして、次女のお腹に複数のブツブツを発見。
次女は乳児湿疹が酷かったので最初のうちは湿疹かな?と思って様子を見ていましたが、冒頭に書いたように日に日に倍増していくので「一回診てもらった方が良くない?」ということになり、2ヶ月ほど経ってようやく皮膚科で診察してもらいました。
結果は「水イボ」ということで、前述の通り漢方薬と保湿剤で気長に治療することになり現在に至ります。
次女の場合は湿疹もあってすぐに水イボを掻きつぶしてしまうのでかゆみ止めも処方してもらいました。
それでも掻くのが癖になっていて、気づくといつもポリポリ掻いてしまっています( -.-)
ちなみに、たぶん次女の感染源は保育園で同じクラスのお友達。
その子は顔にもたくさん水イボらしきブツブツが出ていましたが、当時は私に水イボの知識がなく、何かの湿疹かな?という認識だったのでまさか感染性の水イボとは思いもよらず・・・。
夏場ではないのでプールは無いにしても、毎日お昼寝の時の着替えでシャツまで脱いでいるので、その時に遊んでいて直接触れていた可能性が大きいです。
次女のようにもともと皮膚が弱いタイプだと簡単に感染してしまうので何か予防策が必要かもしれないですね。
たぶん長女の方のイボは次女からうつったんじゃないかな?
首筋という目に入りやすい場所だったこともあって気づくのが早かっただけのようです。
さらに長女は結構肌の質が良くて、保湿剤なしでもツルスベ肌なので(ホント羨ましい!)感染してもすぐに自然治癒できたんだと思います。
つい先日、2度目の皮膚科診察に行ってきましたが「水イボは時間が経てば必ず治るから、気長に治療してね」と言われました。
できることといえば毎日しっかり保湿して乾燥を防いであげることぐらいなので、ズボラな母ですが可愛いわが子のために頑張りたいと思いますp(*^-^*)q