アラフィフママの雑記ブログ(縮)

4歳差姉妹(小6&小2)の子育てに奔走するアラフィフワーママの雑記ブログ。多忙のため縮小してお届け中。

【母子分離不安】甘えを受け止めることで長女の不安が少しずつ解消

 

f:id:xiaocaiaya:20180524163800j:plain

こんにちは。アラフォーママのあやぞうです。

 

長女の登校に付き添うようになって1ヶ月が経ちました。

昨日の雨のしずくが朝日にキラキラと光る中、今朝も娘と二人で朝の散歩を楽しんできました(*^-^*)

 

これまでの経緯をご存知ない方はこちらの記事からご覧ください。

mamazakki.hatenablog.com

mamazakki.hatenablog.com

 

当初は「もっと深刻な状況に陥るかもしれない、そうなったらそうなったでとことん娘と向き合っていこう」と腹をくくっていたのですが、思っていたよりも早く娘の気持ちが落ち着いてきたようで、最近ではもう極端に不安がったり涙を流したりすることはなくなりました。

短期間での劇的な変化に私も驚いています。

 

この1ヶ月で取り組んだこと

娘が登校時に不安を訴えるようになってから『母子分離不安』という言葉を初めて知ったあやぞう。

まずは母子分離不安について“きちんと知る”ことからはじめました。

母子分離不安についてはこちらの記事にまとめてあります。

mamazakki.hatenablog.com

 

この時の記事では書きませんでしたが、母子分離不安の症状の一つに「幼児退行現象」というものがあるそうです。

娘にもこの「幼児退行現象」が見られ、それまで自分で出来ていたことが突然一人で出来なくなりました。

小学校生活が始まる直前までは一人で出来ることがどんどん増えていき、日々の成長ぶりを誇らしげに見せてくれていた長女でしたが、不安症状の発症と同時に2歳の妹とほぼ同じ状態にまで赤ちゃん返りしてしまいました。 

mamazakki.hatenablog.com

 

お風呂で体を洗えない。

トイレでお尻を拭けない。

歯磨きができない。

着替えができない。

ご飯が食べられない・・・。

  

「小学生にもなって、自分でご飯も食べられないの?」

以前の私ならそう言って叱っていたでしょう。

「甘えてないでしっかりしなさい!」

きっとそう突き放してしまっていたでしょう。

 

もちろん今はそんな風に叱ったり突き放したりはしません。

母子分離不安についてきちんと知ることで、それは間違いであることを知りました。

できないのには彼女なりの理由があったのです。

理由を知り、娘の気持ちにしっかりと向き合うことで、私自身にも変化がありました。

良く見ていればわかることだったんです。

甘えの裏には不安がありました。

彼女の表情から不安がにじみ出ていました。

~ママ、私のこと好き?~

~ママ、私のこと見てくれてる?~

はっきりと娘の心の声が聞こえてくるようになったんです。

 

よかった。

この声が聞こえなくなる前に気づくことができて。

娘の声も、私の声も、お互いの心に届くうちに気づくことができて。

 

とにかく今必要なことは、娘の思いをキャッチして、私の思いを届けること。

これを心がけるだけで、随分不安が落ち着いてきたように思います。

 

できること、できないこと

幼児退行現象(赤ちゃん返り)の状態にある娘は、できないことがたくさんあります。

もちろん、能力的にはできます。

でも、できない。

この「できるのにできない」を親や周りの大人がいかに自然に受け入れてあげられるかが重要なポイントだと思います。

嫌々ではなく、仕方なくでもなく、ごく自然に。

 

例えば、朝ごはん。

娘は席についてもなかなかお箸に手が伸のびません。

先日ブログで書いたとおり、娘は私にご飯を食べさせてほしいと思っているから。

そこで私はどうするかというと、それこそ当たり前のように娘の口にご飯を運びます。

2歳の次女にそうするように。

始めこそ心の中では「自分で食べればいいのに」と思っていましたが、毎日続けているうちに徐々にそんな気持ちは無くなっていきました。

仕方がなくしているのではなく、私自身がそうしたいからする。

ふと「あ~、この子が小さい時はよくこうやってご飯を食べさせてあげたな~」なんて懐かしい風景が頭に浮かんだりすることもあり、実はちょっと楽しかったりもしてw

そうこうしているうちに、ある日突然、娘は自分でご飯を食べるようになりました。

不安がひとつ解消された瞬間でした。

 

お風呂では髪も体も全部洗ってあげています。

あがった時に体を拭くのも。

ごくごく当たり前に。

すると、つい数日前から「自分で洗いたい」と言って以前のように体も髪も洗い、あがった後も自分で体を拭くようになりました。

 

きっと本当に些細な事の積み重ねなんです。

愛情を感じられて、不安が払拭されればできるようになる。

だから私はそれを信じて愛情を注ぎ続けることに専念しようと。

親ですから、もともと愛情はあります。

でも『見えない愛情』では伝わらないこともあるんですよね。

娘の場合はたぶん『見える愛情』でないとダメなタイプなんだと思います。

だから。

もっともっと、娘に見えるように愛情をたっぷり注いでいこう(Ο´∇`Ο)

 「ママ、もういいよ~」

って煙たがられるぐらいにね!

 

1ヶ月後の今はこんな感じ 

「朝だよ!起きて~!」

の声で眠たい目をこすりつつもパッと起き上がり、いつものおんぶでリビングへ。

朝ごはんは1/3くらい私が口へ運び、あとは自分でしっかり食べました。

歯磨きも着替えもちゃんと自分でできたし、出掛ける準備もバッチリ☆

「行ってきま~す」

と元気に飛び出して、一緒に学校まで手をつないで行きました。

途中からは学校のお友達も合流して、いろんなことを話しながら。

お友達が「これからも一緒に学校行こうよ」と言ってくれたけど、まだ繋いだ私の手を離すことができないのでもうしばらくは付き添い登校かな。

それでも校門につくと笑顔でハイタッチ&手を振って、そこから先は振り返らず、立ち止まらず、しっかりとした足取りで校舎へと入っていきました。

うんうん、これだけでもすごい進歩!

きっと何かのきっかけで一気に大丈夫になる日が来るんじゃないかなと思っています。

それまでは無理に離れようとする必要はないかな。

私に出来ることは、どっしり構えて動じないことぐらい。

ゆっくり1歩ずつ進んでいけたらいいな(*´∨`*)

 

そういえば昨日、どこからか飛んできたてんとう虫が私の胸元にとまりました。

なんだか二人を応援してくれているみたいで嬉しかったです♪