こんにちは、あやぞうです。
昨日、次女からはじめてお手紙をもらいました。
「ままへ いつもだいすきだよ マカより」
※“マカ”はブログ上での次女の仮名です
最近文字を書くことに興味を持ち始めた次女。
“ま”ってどうやってかくの?
と長女に教えてもらいながら書いてくれた手紙です。
その昔、離れて暮らしていた父の部屋に私が小さい頃にクレヨンで描いた父の似顔絵がずっと飾ってありました。
「なんでこんな下手くそな絵をいつまでも飾ってるんだろう?」と疑問に思っていたんですが、自分が親になって初めて父の気持ちがわかりました。
他人から見たらぐちゃぐちゃな文字や絵でも、親にとっては特別な宝物なんだよね。
長女もよく手紙や絵をくれるけど、何度貰っても嬉しいし、月日を重ねていくうちに成長が見えて感動します。
↓長女が5歳の時に書いてくれた手紙
子供が「大好き」を連呼するのは愛情不足?
長女からの手紙には、必ず「だいすき」という言葉が書かれています。
そして、今回の次女からの手紙にも「だいすき」と書かれていました。
子供から「大好き」と言ってもえるのはもちろん嬉しいことなんですけど、あまりにも大好きアピールが強すぎると、もしかして愛情不足なのかな…?となんだか心配になってしまいますよね。
実際に虐待を受けていた子が「お母さん大好きだよ」と手紙や絵に書いていたというような話も聞いたことがあるし…。
働いていると平日はほとんど流れ作業のようにバタバタと過ごす毎日で、土日の休みも溜まった家事などを片付けるのに忙しくてなかなか子供に向き合ってあげられる時間がないので、子供にとっては愛情不足に感じているのかな…と、こうして手紙をもらうたびに考えさせられてしまいます。
子供が何度も「大好き」と言う理由
大人目線で考えると、子供が何度も「大好き」と言う時は愛情が足りてないサインだと捉えがちですが、実はそうばかりでもないようです。
子供は本当にお母さんのことが大好きだから「大好き」と言うだけであって、あれこれ難しく考えて「大好き」と言っているわけではないケースも多いんだそう。
個人的な意見ですが、現代の子供たちは私達が子供の頃に比べて良くも悪くも感情をストレートに表現するのが上手になっているように感じます。
その背景には、私が子供の頃には今ほど盛んではなかった『絵本の読み聞かせ』があるのではないかと思っています。
「大好き」という言葉で考えると、例えばこの辺の本など。
どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: サムマクブラットニィ,アニタジェラーム,Sam McBratney,Anita Jeram,小川仁央
- 出版社/メーカー: 評論社
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「好き」という気持ちをまっすぐに伝えることの素晴らしさを教えてくれる絵本です。
他にも「すき」「だいすき」という言葉で絵本を検索してみると、本当にたくさんの絵本が出てきます。
こうした『絵本の読み聞かせ』が現代の子供の感情表現に一役買っているのではと。
子供に絵本の読み聞かせをする時には、そういったポジティブな言葉や楽しい雰囲気の絵本を選ぶことが多いため、こうした絵本を読み聞かせしてもらっているうちに、子供は「すき」「だいすき」といった言葉をごく自然に発するようになっていくのかなと、個人的には感じています。もちろんこの限りではありませんが。
ですので、子供に何度も「大好き」と言われたからといって、すぐに愛情不足と感じる必要はないんですね。
不安に感じるママの方が心配という声も
逆に、子供に「大好き」と言われて「もしかして愛情不足なのでは?」と不安に感じてしまうママさんの方が心理的に追い詰められていないか心配という声もあります。
私もそうですが、自分の都合(仕事など)で子供に寂しい思いをさせている、などの後ろめたさから、つい子供の「大好き」という言葉の裏を勘繰ってしまう人も少なからずいると思います。
子供のことを思うからこその心配ではあるのですが、あまりにも心配してばかりでは親の方がストレスになってしまいます。
他に愛情不足のサインと言われるような問題行動(爪噛みや癇癪、いたずらなど)が無いのであれば、子供が発する「大好き」というまっすぐな気持ちを、こちらもまっすぐに受け止めて「大好きだよ」と返せるようになるといいですよね。
感想まとめ
このブログでも何度となく宣言している「超心配性」な私。
子供の「大好き」の裏側を勘繰ってしまうタイプの代表みたいな母ですが、これからはあまり過度な心配をするのはやめにして、もっとまっすぐに子供の「大好き」を受け止められるようになれたらいいなと思います。
よし、今日は帰ったら二人まとめて抱きしめて
大好きだよ!
って伝えることにしよう。うん、そうしよう。
では。