こんにちは、あやぞうです。
昨日は甲状腺エコー検査のために午後から有休を取ってあったので、検査前の時間で念願の2回目の「鬼滅の刃」無限列車編を見てきました!
もちろん一人で(´艸`*)
実は私、一人で映画を見に行くのは今回が初めてでした。
もともと劇場で映画を鑑賞することにそんなにこだわりがなく、見たい作品があったらDVDになってから借りればいいや、というタイプな私。
旦那との映画館デートも片手で数えるほどしか行ったことないですし。
最近は子供の劇場鑑賞特典(プリキュアのミラクルライトとかドラえもんのグッズとか)欲しさに映画館に行く機会が増えたけど、それでも年間2~3本見るかどうか。
そんな私が初めて「一人で劇場で見たい!」と思ったのが今回の無限列車編でした。
ということで、2回目の感想をつらつらと書いてみたいと思います。
※今回は最初からネタバレ含みますので未鑑賞の方はご注意を。
▼初回の感想はコチラ
座席による体感の違いを実感!
みなさんは何を基準に映画館の座席を選んでますか?
私はいつも事前にネットで座席を予約してから映画館に向かいます。
TOHOシネマズだと上映日の2日前から予約できるけど、子供がいると急に体調崩したりすることもあるので当日の朝に行けることが確定してから予約することが多いですね。
で、もし途中で「トイレ~」とか言い出してもサッと出られるように、だいたいいつも後ろの方の通路横の座席を選んでいます。
が。
今回は自分ひとり。
迷わずスクリーンど真ん中をゲットしましたv( ̄Д ̄)v
前後左右、どちらから見てもどセンター。
これが想像以上に良かった!
映像が見やすいのはもちろんですが、それより何より音響が!
前に見た時は向かって右後方で見ていたのでそこまで音の振りを感じなかったけど、今回はバッチリ音が右から左から聞こえてくるのがわかりました。
そして一番耳に残ったのが、耳をつんざくような魘夢の悲鳴。
うわっ、こんなんだったっけ?
と思わず耳を塞ぎたくなりましたね。
端の席ではわからなかった臨場感を感じることができて、なるほどこれは真ん中の席から埋まっていくのも納得だなと思いました。←気付くの遅いw
列車内の背景描写
初回を見た後に何かで見たか聞いたかしたんですが、無限列車の車内の背景はシーンごとに広さを書き分けているそうなんです。
例えば非戦闘シーンでは通路は人がやっとすれ違えるぐらいの広さだけれど、戦闘シーンになると動きの邪魔にならないように通路がグンと広く描かれています。
知らずに見ていた時には全然気づかなかったけど、今回改めて見てみると「あれ?こんなに違ったの!?」ってぐらい全然違ってました。
わかって見ると、確かに3倍以上は広くなっている感じ。
はぁぁぁ、これを違和感なく見せるってスゴイなぁ。
こういう風に色んな情報をもとに答え合わせをしていくみたいな楽しみ方ができるのも2回目ならではですね。例え知ってても初回じゃそこまで見る余裕ないもんね(^_^;)
そう考えると、初めから2回以上見る前提で敢えて初回は純粋にストーリーを楽しむのが正解なのかもしれないですね。
初回でしか味わえない新鮮な感動というものも大事にしたいので。
あれ?でもストーリーは知ってるから完全な初見とはまた違うのかも。
原作未読の人だったり、鬼滅自体初めてという人にはどう映ったんだろうか…?
こればかりはどうやっても私には味わえない感覚ですねぇ…。ちょっと惜しい気も。
より詳細な演出まで楽しめる!
炎のエフェクトをはじめとした圧巻の戦闘シーンの描写は、「見ていて何が何だかわからなくなるぐらいのド迫力(前回のレビュー記事より)」と初めて見た時にはとにかくその迫力に圧倒されっぱなしだったけれど、2回目になると同じ炎のエフェクトでもどこがどうなっているのかより詳細な部分まで注目できるようになりました。
技の名前を叫ぶ時のタイミングもその都度微妙に違っていて、その溜めや勢いがより臨場感を増しているんだという新たな発見もあったり。
あと、前回は子供たちが一緒だったのでちょこちょこ気を取られていた部分があって、「あれ?こんなシーンあったっけ?」っていう場面もいくつかありました。
いえ、ほんとに一瞬なんですけどね。
でも明らかに見憶えない絵だとわかりますよね。
1回目より泣いた!
とにかく「めちゃくちゃ泣ける!」というレビューが多い無限列車編。
私も原作の段階でかなり泣けていたので映画も見る前から「絶対泣く」と覚悟してたけど、実際見てみたら「こんなに泣けるのか!?」というくらい想像以上にボロ泣きでした。
で、2回目を見るにあたって「たぶん今回も泣くとは思うけど、さすがに1回目ほどではないでしょ」と高をくくっていたんですが、2回目もまんまと泣かされました。
しかも、1回目より泣いたよ!
なんだろうな…。
子供たちがいなくて集中できたからかな。
観客もまばらで視界に入らなかったし。
ただ、前回とは微妙に泣けるポイントが違ったりしたのは意外でした。
ということで、前回同様「ここが泣けた!」というポイントをまとめてみました。
初回鑑賞レビューの【泣1~5】は鉄板!
初回鑑賞では5つの“泣きポイント”がありました。
・炭治郎が夢で家族に出会う場面
・炭治郎の無意識領域の場面
・煉獄さんと猗窩座の戦闘
・逃げる猗窩座に炭治郎が叫ぶ場面
・泣きながら炭治郎たちを励ます伊之助
これらのシーンは2回目ももちろん泣きました(´;ω;`)
炭治郎の夢のシーンなんて、もう雪景色が映し出された時点で先が想像できてウルウルしちゃったし(;^ω^)
炭治郎の無意識領域のシーンでは一部原作がカットされてるんですが、今回2回目を見る前に原作をじっくり読み返してきていたので、「あぁ、ここがこういう表現になっていたのか」と勝手に脳内補完されて余計泣けました。原作読んでない人は読んだ方が良いです。
あと、逃げる猗窩座に炭治郎が日輪等を投げる場面で、瞬間的にヒノカミのエフェクトが出たのが印象的でした。
確かこれは原作にはない演出だと思います。
原作だと小さめのコマで割とサラッと描かれているシーンが、演出によってとても強い印象を残すのがこの映画の特徴ですね。
「この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!」という名台詞のあのシーンも、原作だと上下に割られたコマのうち、小さめの下段のコマで発せられた台詞なんですよね。
そんなの、1ページぶち抜きでもいいぐらいなのに。
っと、話が逸れたので戻します。
前回いちばん泣けた最後の伊之助のシーンは、意外にも今回はそこまで号泣という感じではありませんでした。
何でだろ?
理由はハッキリとはわからないけど、そんな風に泣かなそうな伊之助が泣きじゃくりながら発破をかけるという意外性?があったから余計に泣けたのかもしれないです。
まぁ、泣きましたけどね。
で、実は今回は前回とは違う場面で思いがけず涙がこぼれました。
それは、煉獄さんの幼少期の回想シーン。
もう長くは生きられないという母が、弱き人を助けることは強く生まれた者の責務だとまだ幼い煉獄さんに諭した後、強く優しい子の母になれて幸せだったと優しく抱き寄せて涙を流すシーン。
母がのばした手に一瞬戸惑いながら、吸い込まれるように体をあずける煉獄さんの表現が本当に切なくて、まだ幼いうちから兄としていつも気を張って過ごしていたんだなぁと思うと、自然と涙があふれました。
このシーンの“間”も絶妙で、煉獄さんが母の腕の中に寄っていく足のアップが彼の心情をとてもよく表しているなと感じました。※個人的な見解です。
母の布団の足元で弟がうたた寝しているのもポイントでしたね。
それから少し前後しますが、もうひとつ今回泣けたのが魘夢の最後。
頸を切られて徐々に体が消滅していく中、長々と恨み節を語り続けるというシーンですが、前回見た時は「最後までネチネチといやなヤツだなぁ」と思ったけど、今回改めて見ると、なんだかそれがとても憐れに感じてしまい、同情して思わず涙ぐんでしまいました。
まぁ本来彼には同情の余地は無いですけどね。
平川さんのイイ声にちょっとだけ流されましたw
パンフレットも無事購入
前回買いそびれてしまったパンフレットも無事購入できました。
人気だから無くなっちゃってるかな?と思ったけど、あって良かった。
早速パラパラとめくってみたら、最後の方で炎の歌詞が書かれたページが。
こ、これは…
見た瞬間また涙が出そうになりました。
だって、歌詞の後ろに広がる背景が…。
煉獄さんの無意識領域。
しかもあの燃え盛る炎は…。
一瞬ドキッとするビジュアルだけど、それでも炎はまだ完全に消えていない。
これがこの映画の伝えたかったことなんだろうな。
やられたー。
こんな表現あるのか。
いや、これ見れただけでパンフレット買って良かった。
まとめ
以上、2回目の無限列車編の感想(?)でした。
前回の教訓から涙でマスクがびちょびちょにならないように、今回は最初からタオルを挟んでスタンバイ。
おかげでマスクは一切濡らさずに済みましたw
ただ、眼鏡を持っていくのを忘れたので、泣いて真っ赤になった眼はそのまま(^_^;)
夜になっても目が痛かったので、相当泣いたんだろうなぁ。
こんなに思い切り泣ける映画は「もののけ姫」以来だわ。
1回見て感動した人、2回目もぜひ!
また違った感動が見つかるかもしれないですよ。
そして…3回目、アリかもw
では。