こんにちは、あやぞうです。
先日、本読みカードの欄外に書かれていた「詩を書くのが上手ですね」という先生からのコメントを見て、ふと長女の書いた詩のことを思い出しました。
長女が絵を描くのがとても好きなことは、前回のブログでも少し触れました。⇒何もしない週末、子供たちの家遊び事情。
普段は紙とペンを持つとすぐにお絵描きを始める長女ですが、ごく稀に文章を書き綴っていることがあります。
そんな長女が創作した詩について、自分の備忘録がわりに書き留めておこうと思います。
こだまするきみとぼくのおもい
ら、ら、ら、ら、----
きょうもぜんぜん
うまくいかないべんきょう
かわいいきみと
ぼくのこころ
たくさんのきみのおもい
ぼくはみかたにする
きみのことをまねするぼく
まねをしてもけっきょくそん
ぼくはなにをしてもむだと
すぐにおもわない
むだにするより
えがおがたいせつ
ら、ら、ら、ら、----
きみもぼくのこと
しっぱいしても
すぐみるとね
きみがいるの
たくさんのぼくのこころ
きみといっしょにする
なんでもおもいのまま
こだまする
ら、ら、ら、ら
きみのことがすき
ら、ら、……
一昨年(2018年)の4月に書いた詩です。
小学校入学から1週間が経った月曜の朝、突然学校へ行けなくなってしまった娘。
「こだまするきみとぼくのおもい」はその夜に書いた詩です。
なぜ一人称が“ぼく”なのか。
“きみ”は誰なのか。
詳しいことは私にはわかりませんが、初めての学校生活に対する不安と、本当はもっと楽しく学校に通いたいという気持ちが入り混じっているように感じました。
ちなみにこの詩には曲もついていて、歌って聞かせてくれました。
青い空の下で
青い空の下で
白い雲の下で
大きなゆめをえがく
ひとりの小さな男の子
いつも一人であるいた
いつものあの道
でももう一人じゃない
だってきみがいるから
青い青いあの空の下で
きみとすごした
きみとの思い出
大きなゆめをえがく
ひとりの小さな女の子
いつもきみと話した
いつものあの道
いまはもう一人じゃない
こちらは昨年(2019年)の11月に書いた詩です。
たぶん書きかけ(^_^;)
小学校で漢字を習ったので所々漢字になりました。
この詩では“ひとり”と“一人”を意図的に使い分けているように見えます。
たぶん“一人”=“独り”の意味で使っているんだろうと思いますが、小学生にしてはなかなか気が利いたことをするもんだと感心しました。
そして、今回は一人称が登場していません。
“ひとりの男の子”と“ひとりの女の子”が出てくるのでそれぞれの目線で語るために一人称を特定しなかったのかな?とも思えますね。深読みしすぎ?
今後の成長が楽しみです
小さな頃から感受性が強く、独特な感性を持っている長女。
何か琴線に触れるような出来事があるとすぐに絵や言葉で表現したがり、毎日何枚も絵を描いたり突然工作を始めたりと、日々何かを創作し続けています。
出来上がった作品はほどんどの場合誰に見せるでもなく累々とストックされていくか、創り上げたことで満足してそのまま廃棄されていきます。
私からすると「せっかく創ったのにもったいないなぁ」と思うのですが、当の本人は誰かに見せたくて創っているわけではないので特になんとも思わないんだそう。
どうやら「溢れ出る感性をぶつけたい」タイプのようです。芸術はバクハツだー!
そんな創作好きな長女はまだ8歳。
まだまだ伸びしろがい~~~っぱいです。
この先どんな風に成長していくのか。
今後の成長が楽しみです☆
では。