こんにちは、あやぞうです。
先週から市内の保育園や学童でも「可能な限り自宅待機を」との通達が出たため、金曜と月曜に有休を取って子供たちと家ごもりしていました。
ブログもお休みしていたので久しぶりの投稿です。
自宅待機している間はほとんど子供の相手をしているのでなかなか自分の時間は撮れないんですが、その中でもちょっとした空き時間や子供が寝た後の夜の自由時間を使ってマスクの量産を続けています。
無料型紙で出来るマスクを作り比べてみました
マスク不足で手作りマスクの需要が高まり、ネット上にも簡単に出来る型紙付きのマスクのレシピが沢山紹介されていますね。
基本的には平面、プリーツ、立体の3種類なんですが、型紙によって大きさや形が少しずつ違っていて、どれが良いのか迷ってしまう人も多いんじゃないでしょうか。
いつも同じ型紙だけで作っている人も、もしかすると別のタイプの型紙で作った方が実はしっくりくるものが出来る、なんてこともあるかもしれません。
私もこれまでに何種類かの型紙でマスクを作っていますが、次女、長女、私とそれぞれ着け心地の好みもあって、一番気に入っているマスクは全て違う型紙から作ったものです。
こんな風に色々と作り比べることが出来れば一番いいんですが、そんなに時間も無いし材料も限られているので難しいという人もいると思うので、今回は私が作ったマスクのレシピと着け心地などのレビューをまとめてみました。
よろしければ今後のマスク作りの参考にしてみて下さい。
立体マスク その1
最初に手作りマスクを量産した時の型紙&レシピです。※写真は長女用(大人サイズ)。
マスク作りの参考にさせていただいたのは『無料型紙工房ことろ』さんの『作り方☆立体布マスク(ガーゼマスク)』の記事です。
紹介されているのは大人用(女性小さめサイズ)、子供用(2~6歳サイズ)の2種類。
我が家は大人も子供も顔が大き目なので、8歳長女は大人用、4歳次女は子供用の型紙で作りました( ̄m ̄〃)
こちらは次女用の子供サイズ。
大人サイズに比べて少し細長い感じになりました。
私は“女性小さめサイズ”では絶対に小さすぎるのでこの型紙で作るのは断念(-_-;)
使ってみた感想
長女は大人サイズで「ちょっと大きいかな?」ぐらいでほぼピッタリ。
鼻からアゴにかけてのカーブも丁度良く、見た目にも良い感じでした。
ただ、本人の感想としては
フワフワで気持ちいいけど暑い!
だそうで。まぁ、布マスクはみんなそんなもんじゃないかと(^_^;)
はじめのうちは使ってくれていたけど、だんだん暖かくなってきたら使用頻度も下がってきて、今はほぼ使ってもらえず…。
せっかく量産したのに。
まぁこのマスクはもともと給食マスクにも使うだろうと思って作ったものなので、コロナで出番が無くてもいずれ使う時がくると思うのでヨシとします。
一方、次女の方は見た目にも縦幅が足りない感じで、着けていてもだんだんアゴの方に引っ張られてずり落ちてしまい、ハッと気づくとマスクの上部分をしゃぶっているという事態に…(;゚Д゚)なぜマスクをしゃぶる?
すぐにビショビショになってしまうのでこのマスクは短時間限定で使うことにしました。
大人用も子供用も少し小さめな感じなので、大人用は小顔のママさんや中学生ぐらい、もしくは長女みたいにちょっと顔が大き目の小学生wでも可、子供用は2~4歳ぐらいの小さい子向けかな~といった感想です。
立体マスク その2
自分用に大き目の立体マスクが作りたくて、別の型紙で作ったのがこちら。
参考にさせていただいたのは『SMILEWORK25』さんの『【簡単で綺麗に仕上がる】立体マスクの作り方』という記事です。
こちらではメンズサイズ、レディースサイズ、ジュニアサイズ、キッズサイズの4種類の大きさの型紙が無料で公開されているので、コピーして拡大縮小などの微調整無しでもピッタリサイズのマスクが作れるのが嬉しいポイント。
自分用はもちろん最大のメンズサイズwww
※画像上下でサイズが違うのは撮影の角度によるもので、実物は同じです。
表地はハギレが破格で手に入るコットンフレンドさんで購入したもの。
コットンフレンドさんは生地の生産を行う日本形染の直営店で、生産過程で出たハギレが長さに関わらず一律150円で販売されています。
下のシーチング(?)のプリント生地は110cm×100cm弱で150円、上の少し厚手のオックス生地は50cm~70cmのカット売りで170円。
やす~い!Σ(・ω・ノ)ノ!
店頭の商品は常に入れ替えされているので、週1ぐらいで通ってもいつも新しい生地に出会える夢のようなお店です。
裏は楽天のショップ『つくる楽しみ』さんで売り切れ寸前にギリギリ購入できたダブルガーゼ。
次女用はキッズサイズで製作。
表はだいぶ前にコットンフレンドさんで買ってストックしてあったシーチング生地。
まだまだ在庫たっぷりw
広げるとこんな感じ。
最初に作ったものよりも少しサイズに余裕があります。
下のインコ柄の方が横幅が短いのは裁断時に失敗したからです(;'∀')
裏は以前楽天でダブルガーゼ10柄セットを頼んだ時の残り。
長女は立体よりプリーツの方がいいらしいので長女分は無し。
使ってみた感想
ことろさんの型紙と比べるとだいぶ横幅が大きいので顔をすっぽり覆うことができるし、ノーズワイヤーなしでもかなりイイ感じにフィットします。
次女もこれならズレずに使えそう。
ただ、私の顔面造作の問題でしょうが、鼻からアゴにかけてのカーブが少し大きすぎるのか、着けた時に不自然に口元が前に飛び出てしまって横から見ると妙なシルエットになってしまうので、少しカーブを調整して高さを抑えた方が良さそうです。
シーチング生地の方は柔らかいのでまだいいですが、オックス生地の方は張りがある分バーン!と前に突き出してしまう上に、呼吸の度にヘコヘコ窪んだり膨らんだりするのでちょっと微妙な仕上がりでした。要改良です。
でもきっと小顔の方ならちゃんと綺麗にシルエットが出ると思うので、 こちらの型紙はかなりお勧めです!
プリーツマスク その1
続いて、プリーツマスク。
画像は上段が長女用、下段が私用です。
参考にさせていただいたのは立体マスクその2と同じ『SMILEWORK25』さんの『【型紙いらず】綺麗に仕上がるプリーツマスクの作り方』という記事。
サイズ展開は立体マスク同様、メンズサイズ、レディースサイズ、ジュニアサイズ、キッズサイズの4種類です。
こちらは長女用に追加製作したもの。
サイドを別布にするとまた違った印象になります。
自分用はメンズサイズ、長女用はジュニアサイズで作りました。
どちらも表地はシーチング、裏地はダブルガーゼです。
このレシピは何と言っても「型紙いらず」で作れるのがポイント。
指定されたサイズに長方形に布をカットして、プリーツ幅で折りたたんで直線縫いするだけで簡単&綺麗に作ることが出来る魔法のようなレシピです。
使ってみた感想
手で広げた時点ではちょっと硬いかな?と思いましたが、着けてみると意外と自然な感じにフィットしました。
プリーツも綺麗に広がってくれるので息苦しさもありません。
長女はこの形が気に入ったようで、立体マスクよりもこちらを好んで使っています。
プリーツの端をミシン掛けしてあるので洗濯しても型崩れしないのが嬉しいですね!
私の方はメンズサイズだとちょっと大きめかな~と思いましたが、私的には大き目のマスクの方が好みなのでこのくらいでちょうどいいです。
ただし、プリーツが綺麗に出来ている分、洗濯後のシワがちょっと気になるので干すときによくよく伸ばすか、乾いたあとでアイロンがけした方が良いと思います。
せっかく綺麗なマスクなのにシワシワだと残念なので(^_^;)
あんまり小さいサイズは作りにくそうだしプリーツも綺麗に広がらなそうなので次女分は作りませんでした。
プリーツマスク その2
試行錯誤の末に出来上がった最新作です。
こちらは複数のサイトや実物の不織布マスクなどを参考にしながら、最終的に自分好みの幅でタックを寄せたプリーツマスク(タックマスク)です。
表地は立体マスクその2と同じシーチング生地。
画像はありませんが、実は裏地には未使用の布オムツを使っています。
次女が保育園入園してしばらくは園の方針でおしり拭きに布オムツを使っていたんですが、胃腸炎の流行をきっかけに使い捨ておしり拭きに変わったので、未使用のままの布オムツが何枚か残っていたんです。
捨てるのはもったいないので何かに使えないかと取って置いたもので、ここへきて役に立てることが出来てちょうど良かった(^ー^* )フフ♪
※あくまでも家にあった物を利用しています。布マスクに使うために故意にベビー用品を購入する人がいるようですが、ベビー用品は本来赤ちゃんのためのものですので用途外使用のために購入することは絶対にしないでくださいね。
娘たちの分も作りました。
表地はDAISOで購入してあった綿カットクロス、裏はダブルガーゼです。
ちょっと広げてみるとこんな感じ。
柔らかい生地で作ればゴムの部分が絞れるので、よりフィット感が増します。
基本的なところは『ぎんがむちっく』さんの『手作りタック入りマスクの作り方(子どもサイズ)』を参考にしました。
「子どもサイズ」となっていますが、別ページでS(子どもサイズ)、M(子ども低学年サイズ)、L(子ども高学年サイズ)、XL(大人サイズ)の4種類の型紙が紹介されています。
最初はこの通り作ってみたんですが、タックが上手くできなかったので途中で諦めて自己流でアレンジして仕上げました(^_^;)
機会があれば作り方はまたご紹介したいと思います。
使ってみた感想
使ってみた感想と言ってもレシピ通り作っていないのでちょっとアレですが、自分好みの幅でタックを寄せているのでかなりしっくりくるサイズ感に仕上がりました。
プリーツにミシン掛けをしたものと違って全体的にふわっとしているので、着け心地も軽い感じがします。生地のせいもある?
今のところ自作のマスクの中ではナンバーワンの着け心地です。
…が。
いかんせん暑い!
立体マスクよりも肌に触れる面積も多いし、布と布が重なる部分があるせいか布自体が呼気で温まって保温性抜群なんですよね…(;'∀')
冬場はいいけど、これからの時期はちょっと厳しいかな…。
裏地にエアリズムとか接触冷感タイプの生地を使ってみるのもいいかも?
検索したら結構エアリズム使って作ってる人いますね!
まとめ
以上、ネットで紹介されている立体、プリーツ(タック)全4種類の型紙付き無料レシピを試した結果をまとめてみました。最後のは結局別物になったけどw
作るのが簡単なのは圧倒的に立体マスクだと思うけど、形が決まっている分自分の顔に合うかどうかでかなり着け心地が変わってくるので、着け心地重視ならプリーツタイプの方が良いかもしれません。
プリーツタイプは一見難しそうに見えますが、実際に作ってみると直線縫いばかりで実は意外と簡単に出来るので初心者さんもぜひ挑戦してみて下さいヾ(o´∀`o)ノ
一方、立体マスクは既存の型紙を元に微調整していけば自分にピッタリなオリジナルマスクが作れると思うので、こだわり派の方には立体マスクの方がお勧めかも。
私ももっと自分にしっくりくるマスクを作りたいと思うので、次は立体マスクのオリジナルパターンづくりに挑戦してみようと思っています。
上手くできたらまたこちらでご紹介しますね♪
では。