こんにちは、あやぞうです。
昨日、初めての胃カメラ検査を受けてきました。
このところ更新が滞りがちでしたが、これだけはどーしても書き残しておきたいと思い、珍しく早々に筆を執りました。
胃カメラ検査に興味のある方、これから胃カメラ検査を受けるんだけど実際どんなもんなのか知りたいという方、良かったら参考までにどうぞ。
※痛い表現とか出てくるので苦手な方は注意。
胃カメラ検査を受けることになったいきさつ
毎年行っている職場健診で一昨年初めてバリウム検査を受けた時、萎縮性胃炎(慢性胃炎)の所見があり、「要観察」という結果が出ていました。
まぁ「要観察」なのでそんなに大事はないのかなと思い、特に病院にかかることもなくそのまま過ごしていたんですが、昨年度の健診では一歩進んだ「要精密検査」の状態に。
さすがにこれは一度きちんと診てもらわないとマズイかなということで、胃カメラ検査を受けることになりました。
バリウム検査も最初は相当悩んだけど、まさ胃カメラ検査まですることになるとは…。
胃カメラって辛いって言うじゃん…。嫌だなぁ…。
でも何かあってからでは遅いので、意を決して胃カメラ検査を受けることにしました。
はぁ…、ホント嫌だな。
胃カメラ検査前日まで
私が健康診断を受けているのは会社近くにある大きな総合病院。
結果に再検査項目があればそのままそこで情報を引き継いで検査を受けることが出来るのがメリットです。
再検査予約は健診結果表片手に予約受付に電話し、胃カメラ希望の旨と診察券番号を伝えるだけで検査可能日を調べてくれるので都合の良い日時を選択するだけで予約完了。
後日、検査に関する注意事項や当日の持ち物、問診票などが郵送されてくるのでそれに目を通して準備しておけばOK。めちゃ簡単。
前日の夜9時以降は絶飲食(水は可)なことと、当日もしかすると鎮静剤を使う可能性があるため車や自転車での来院はNGということだけで、これといって難しいこともなし。
あとはただ迫りくる恐怖に耐えるのみですw
胃カメラ検査当日
そしていよいよ検査当日。
梅雨の中休みでめちゃくちゃいい天気。
もうどこから見てもお出掛け日和!
…
……
…なんでこんな日に胃カメラせにゃらならんのだっ!!
くそっ。口が悪いですよー。
検査当日は車も自転車もダメとのことなので、朝は旦那に送って貰いました。
はぁ、もういよいよ腹をくくるしかない。
総合病院なのでまずは受付で診察券と事前送付されていた予約票を渡して受診の手続きをしてもらい、診察券と受付票を受け取って検査室に向かいます。
胃カメラ検査直前の準備
検査室の前室(?)で、まずは血圧と体温を測ります。
指示された検査室の前にある椅子に座って待っていると、
「胃の内側を綺麗にするお薬です。全部飲みほして下さい」
と言ってスタッフの方からコップに入った透明の液体を手渡されました。
言われた通りに飲み干しましたが、ものすごく不味くて飲めないわけではないけど、なんか経口補水液の濃いヤツみたいな味がして美味しくなかった。
で、しばらくするとまた別の人がやってきて、
「喉の麻酔をしますのでコレを口に含んで5分経ったら吐き出してください」
と口の中にドロっとした液体を入れていきました。
喉の麻酔のため口の奥の方に溜めているので味はよくわからなかったけど、しばらくするとなんとなく口の中がモワーンと痺れてきました。
ちょうど歯医者さんで麻酔した時みたいな感じ。
5分経ったので麻酔液をぺっと出し(横にボックスティッシュが置いてあるのでそれを使って処理します)、一息ついたところで呼ばれていざ検査室へ。
胃カメラ検査スタート!
検査室に入ると、まずは検査台の上に左側を下にして横向きに寝るように言われます。
検査中に唾液を飲み込むことができないので(むせてしまうため)自然に流れ出るままにするんですが、その際衣服や周りが汚れないように首にケープを巻きます。髪染めのケープを持ち上げて頭の方に敷く感じ。
横になると目の前に黒いホース上のカメラが…。
うわ、これが入るのか。思ったより太いな。
というのが正直な感想。
でもここまで来たらもうまな板の上の鯉。
なるようにしかならん、ということで腹をくくります。
次にカメラの通り道を確保するため、口にマウスピースを咥えて固定します。
コロナ対策のためか、マウスピースとフェイスシールドが合体したようなものになっていて、顔を全体的に覆う形だったのでなんとなく息苦しい感じでした。
な、なんか息苦しいなぁ…。
と思ったのも束の間、
「ではカメラ入りますよ~。ちょっと苦しいけど頑張って下さいね」
と言い終わるかどうかでカメラが口の中に…。
ぅおぇええええええええ~~~~~~っ
だろうね、とは思ったけど、やっぱりオエッてなった…|||l_| ̄|○l|||
喉に麻酔しててもオエッてなるんじゃん。
「ここが一番つらいところですから、頑張りましょうね」
と助手の方に背面から声を掛けられ、そうか、ここさえ乗り切れば良いんだな、と嘔吐くのを必死にこらえながらカメラが喉を通り過ぎるのを耐える私。
ある程度までカメラが進むと、確かに先ほどまでの嘔吐反射はなくなっていく分楽になったような気もしないでもないか。
しばらくすると、胃の中の様子がよくわかるように空気が送り込まれ、胃がパンパンに。
「ゲップはなるべく我慢してくださいね」
とは言われたけど、こんなん我慢ムリじゃん。
喉に管通ってるんだもん、スキマから出ちゃうよ。
バリウム検査の時だって発泡剤のゲップ我慢できなくてやり直しした人なのに。
ゲップしたくなったら唾を飲み込むようにすると我慢できるって言われたけど、はじめに唾飲んじゃダメって言われてたし、そもそもゲップしたい感覚すらわからんうちにげふってなるから防げないんですって。
中盤~後半が地獄だった
ゲップが出すぎたせいか何なのか、かなり長い間同じとこらへんでゴソゴソしてような気がします。ゴメンナサイ、先生(;'∀')
その間も管が動くたびに嘔吐反応に襲われて吐きたいのに吐けない地獄の状態が続き、かなりグロッキーな状態になっていた私。
最初に「ここが一番つらいところ」って言ったの、絶対ウソじゃん。
中入ってからのが確実にツライ。※個人的な意見です。
検査がどのくらい進んでて、あとどのくらいで終わるのかもわからないので、ただひたすら心を無にして耐えるのみでした。
でもねー、無にしようとすればするほど感覚って敏感になるみたいで、余計に嘔吐反射が出ちゃったりしてかえって大変だった気がします。
唯一の救いは助手さんが検査の間中ずっとやさしく背中をさすり続けてくれたこと。これがホント有難かった!
途中先生の指示で器具を取る時にちょこっと離れることもあったけど、背中をさすってもらうだけで全然違うんですよ。
“手当て”とはよく言ったもんだ。
で、目の前に管を持つ先生の手が見えるので抜き差ししている様子である程度動きが予測できるんですが、少しずつ抜いていくのを見て「もう終わりかな?」と思っていたら、そこから再びさらに奥の方へ進んできて胃の一番奥?の方にぐぐっと当たってきた時にはさすがに「うぅっ」と声が漏れました。あれはマジでキツかった。
でも、場所は違うけど中から何かに押される感覚がなんだか妊娠中に赤ちゃんにお腹蹴られた時みたいだなぁなんて思ったりもして。余裕じゃんかw
そんなこんなしているうちに、ギーッ、シュッシュッっと管の中に器具が通っていく音が。
あ、これ何かポリープとか細胞とか取るヤツ?
何かあったん?
もぉ、なんでもいいから早く終わってくれー…。
「もう検査終盤ですからね」
と言われてから(私の感覚的に)かなり時間が経った後、ゆっくりとカメラが抜かれてようやく検査終了。
うお゛お゛お゛お゛お゛お゛~~~~~、お゛わ゛づだぁぁぁぁぁ(´;ω;`)
めちゃ苦しいじゃん。
オエッてなり過ぎじゃん。
めっちゃ奥までグッて来たよね?
何はともあれ終わって良かった。
顔はよだれと鼻水と涙でぐちゃぐちゃw
唾は飲み込めないので仕方ないとしても、涙と鼻水は自分でも知らないうちに出ていたみたいです。
ティッシュをもらって色んなものを綺麗にしてw、落ち着いたらゆっくりと起き上がって検査室のすぐ前にある椅子に座って休憩。
はぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っっ
終わった。
めちゃ大変だった!
もーーーーーーー!
…ふぅ。
胃カメラ検査を終えて
てな感じで、私の胃カメラデビューは終わりました。
ほんっと大変だった。
検査の結果は、健診で指摘されたところは問題なしだったけど胃の出口の方の炎症が強いので、一応念の為細胞取って検査に回したとのこと。
それも含めておそらく問題ないと思いますよ、とのことでした。
あと、ピロリ菌の検査もしました。
結果は次回の診察時にわかるそう。
検査後は胃に送った空気のせいでお腹が張って痛かったのと、無理にカメラが通るからか喉の奥の方が痛くなりました。
喉は2日経った今日もまだ痛い。
すごく痛いわけじゃないけど、なんとなく風邪ひいた時みたいな痛さがじわじわ続いていて、昨日までは声も少しガラガラしてました。声は今は治ってます。
あー、それにしてもホント胃カメラ大変ね。
もう二度と受けたくないです(^_^;)
やっぱり健康第一!
では。
おまけ
検査を頑張った自分にご褒美!